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徽宗皇帝のブログ

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日本政治の背後にあるもの
「阿修羅」掲載の記事の中で、もう一つ、資料的価値があると思われるものを転載する。こうした記事はぜひ多くの人に読んでほしいし、こうしてブログに載せておけば、後あと参考になるだろう。


「「闇の仕事師」:ドラえもん氏のつぶやき」小泉政権の足跡(晴耕雨読、5.4)【小沢つぶしをねらう闇の勢力】
http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/642.html
投稿者 南青山 日時 2010 年 5 月 04 日 06:37:25: ahR4ulk6JJ6HU


http://sun.ap.teacup.com/souun/2714.html

小沢さんを告発したグループとは直接関係ありませんが、どらえもんが数年にわたって追いかけた「闇の仕事師」の話をしておきましょう。同じ手合いでしょうから。

その男は自分を「藤田」と名乗っていました。本名は、許栄中。マークするようになったのは、日本リースの巨額手形乱発事件でした。その後、平和相互銀行の金屏風事件などあらゆるダーティーな金融事件で名前があがるようになりました。

経済部日銀担当、イトマン取材班の一員だった時、許栄中本人から外部には公開していない直通電話に電話が入りました。「わしや。許栄中や。えらい記事書いてくれとるやないか。小孫っちゅうのがおるやろ。出せや」。大阪社会部時代から聞き覚えのあるダミ声でした。

小孫キャップ(現在は編集局長)に「本人のようですが出ますか?」と聞くと、「出る」。日経本紙1面でイトマンの経営が急速に悪化し、メインバンクの住銀が再建に動くというスクープ記事が出た直後。磯田一郎住銀会長解任、イトマン倒産という経済事件の始まりでした。

許栄中は「お前は小孫というらしいが、俺と同じで本名は孫とちゃうんか?」などと居丈高な口調で言ったかと思うと、急に猫撫で声でこんなことを言いだします。「お前ん所は子供が二人おるんやてな。上の子は○○小学校△年、担任の先生は××××。下の子は・・・」

「可愛い盛りやろなあ。今のうちによう顔見ときや。ヨタ記事ばっか買いとると、そのうち見れんようになるさかい。わしからの忠告や」。電話は、一方的に切れました。重い沈黙。家族の情報は正確でした。ジャーナリストは自分を狙われても屈しませんが、家族を狙うとは。

翌日から分室への出入りは、裏口を使うこと、夜回りの時には1時間おきに連絡を入れることなど、とりうる対応策がとられました。インサイドラインの歳川さんが、イトマンの記事を書いたあと、路上で暴漢に襲われたのも同じころでした。

キーマンだった西川善文常務(当時)の建て替え工事中の自宅に夜回りすると、家の前のベンツの前後で強面の黒服の男達が煙草をくゆらせて、明らかに張っている様子。「今日も帰らないか。どこのホテルだろう」。そんな取材が数カ月続きました。

「闇の勢力」は、儲からなければ動かない。えせ右翼や時には市民団体を装うこともある。小沢さんの検察審査会の起訴相当の判断が「全会一致」と聞いた時には、身震いがしました。「闇の仕事師」たちは、個人テロの威嚇で何度でも「市民」に同じ判断をさせるでしょう。

許栄中は、韓国のKCIA人脈をバックに日本の政界にも人脈を築いていました。大阪と釜山を結ぶ国際観光フェリーの就航記念パーティーを中之島のロイヤルホテルで開いた時、壇上には安倍晋太郎、渡辺美智雄の姿も。許と渡辺がハグしたシーンは目に焼き付いています。

イトマン事件後、住銀の実権を握った西川氏は、イトマン処理で生じた約1500億円の損失をゴールドマンサックス系のファンドとの海外取引で飛ばし、頭取就任後、数年かけて目立たないように処理したという内部証言があります。

住銀とゴールドマンサックスが包括提携を結び、資本関係を深めたのも、西川頭取時代。ゴールドマン日本法人の持田昌典社長と西川は、軽井沢の別荘で毎年、行き来する仲になり、日本郵政の社長に西川を推したのも、オリックス宮内会長とゴールドマンの持田社長。

許栄中との戦いでは、西川氏と組みましたが、ゆうちょ銀行をゴールドマンに売ろうという売国奴は許せないと、民営化後は西川氏とも戦ってきました。郷原さんの活躍で、西川社長時代の日本郵政のガバナンスの無法ぶりも明らかになってきました。

統一協会というより勝共連合です。半島ベースで中国を敵視する人々。重なっていますが、微妙に統一協会とも違う。安倍やミッチーは、えせ右翼・勝共連合の秘書を大勢雇っていました。国際的には、台湾の独立派とも繋がっています。

小沢さんの検審の判断の背景は取材中ですが、取り調べ中に石川議員に「必ず検察審査会で起訴してやる」と口走った主任検事・吉田副部長(交通課に更迭済)のバックに、小沢つぶしを仕掛けている財界・官界・既存メディアの裏ネットワークがあるのは確実ですね。

「自民・小沢・オリジナル民主」という3勢力のうち、数年で政界が二大勢力に再編されるという漠然とした前提があって、そのうち「小沢党」を何が何でも潰すんだという反中国勢力があるということ。

彼らは、昨年の天皇陛下の中国副主席との会見の際にも、右翼を煽って小沢つぶしに動きました。宮内庁長官までが、影響を受けていることに慄然とします。

どらえもんは、さきほどの3分類では、まごうことなくオリジナル民主。(笑)民主党設立準備委員会結成の呼びかけ文の下書きから書いてきましたからね。生みの親がよちよち歩きの赤ん坊を見守る感覚で、鳩山政権を見ています。

債務超過状態の自民党が潰れれば、自然と民主党が分かれて、二大政党になります。比例区を削減すれば、中間政党は生き残れません。それを阻止すべく、舛添とかが選挙制度改革を言いだしてますね。まずは、英国の選挙結果に注目です。

舛添新党に行って今回引退する矢野哲朗が安倍内閣で参院側から推されながら大臣になれなかったのは、身体検査にかかったからとされていますが、嘘です。実は、安倍の満州利権に手を出したから、怒った安倍が入閣させなかったというのが真相。

表は宗教団体の統一教会だったり、政治団体の国際勝共連合だったりしますが、裏は「闇の仕事師」を配下に持つ危険な集団。公安調査庁は、オウムや共産党よりこちらを行動監視するべきでしょうが、そもそも公安にも彼らは潜り込んでいます。

安倍の満州利権は、祖父の岸信介らが満州に残してきた731部隊の遺棄化学兵器を処理する事業。安倍が勤めていた神戸製鋼が受注。爺さんの悪事をなかったことにして儲けようという魂胆が、せこい安倍らしい。その入札に外務副大臣でいちゃもんをつけた矢野は大臣になれず。

日本会議は事務局にいるようですね。彼らの手法として「紛れ込んで扇動する」というのがお得意のようでうから。日本会議の議員全体を偏見で見るのはどうかと思います。

(南青山コメント)
冒頭に小沢を告発したグループとは直接関係ないとあるが、おそらく底流ではつながっているのだろう。
また、こうした話が表に出てくる時点で、ドラえもん氏のいう「闇の仕事師」がかつて存在していたとしても、いまはその活動を停止し、実験というか実働部隊は別の連中に移っているのだろう。
それにしても、今回のマスゴミを巻き込んだ小沢と検察の戦い、反小沢、反民主勢力の一糸乱れぬ、統一された高度の背景には、政官財米を巻き込んだよほどの巨大で(残忍で)狡猾な組織が存在することが想像できる。
押され気味とは言え、それに対抗して頑張っている、小沢、鳩山連合もたいしたものだが。
議会制民主主義とは欠点もあるがそれなりに良くできた制度で、こうした狡猾勝つ残忍な勢力にも対抗する手段を私たちに用意している。
それは選挙であり、このつぎの参院選は天下分け目の大きな戦いになることが予想される。
楽観視できる状況とはとても言い難いが、絶望的でもないように思える。
文中にある「小沢つぶしを仕掛けている財界・官界・既存メディアの裏ネットワーク」とは、日本国民が生み出す利益をかすめ取ろうとする連中であり、私たち国民にとっても大敵である。
20世紀少年ではないが、小沢はそうした連中に対抗するための最後の希望でもある。
当面は普天間問題をどう乗り切るか、小沢の手腕に期待したい。  

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