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徽宗皇帝のブログ

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本土対沖縄?
昨日の雁屋哲氏の記事に対するコメントの数々は、予想通りの反応だったが、ネット右翼諸氏の鬼の首でも取ったかのようなコメントは、さすがに読んでいて不愉快だった。インターネット工作員の書き込みなのかどうかは知らないが、「沖縄は日本から出て行け」「沖縄は独立すればいい」「沖縄に血税を注ぎ込むな」「沖縄の人間は本当は辺野古移設を望んでいるのだ」「基地移設を騒いでいるのは本土から来た人間だけだ」などなど、大喜びの浮かれたコメントだらけである。
確かに、地元業者の中には基地に依存して生活している人間も多いし、基地の存在によって甘い汁を吸っている連中もいる。しかし、県民全体としては基地の存在によって大きな不利益を蒙っているというのが事実である。沖縄県への税金の投入など、いったい誰が手にしているやら。道が無意味に作られ、不要な公共施設が造られるのを沖縄への恩恵というなら、今すぐにでもそれはすべて本土にお返しするから、ぜひ基地を本土各府県に移転してほしいものだ。
だが、しかし、こうしてネット工作員を利用して「本土対沖縄」の対立を煽って、問題の解決を不可能にするのも「分割して統治せよ」という欧米流の政治手法であり、それに乗せられないようにする必要はある。

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