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徽宗皇帝のブログ

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次の原発事故はどこか
東海アマ氏は原発(点検)作業員として働いたこともあったらしく、原発に関する知識は深く広い。学者のように「自分の保身に都合の悪いことには口をつぐむ」こともないから、原発関係の発言では一番信頼できる情報発信者ではないか。
下の記事の赤字部分は私が強調したもので、要は原発は確実に事故を起こすしかない施設である、ということだ。通常の電車の線路ですら経年劣化はあるから常に保守点検をするのに、原発はその保守点検(いわば「調教」)すら完全には不可能な「猛獣・怪物」なのである。

(以下引用)

 私も、長い間、自分の比熱に関する間違った思い込みに気づかず、突然気づかされて恥ずかしい思いをしているのだが、原子力産業が気象への影響を無視している事情は、私のような稚拙な思い込みの間違いでなく、計算尽くで意図して問題をごまかそうとしているのである。

 これは、原子炉の耐久性の問題も同じで、当初、25年→40年で壊れることを前提に設計した原子炉を、現在は、永久に延伸運転可能にしてしまった。
 こんなことをすれば、やがて破局的巨大事故を起こすことは誰にでも予想がつくはずだが、健全な原子炉であっても解体廃炉費用が1兆円を軽く超えることが分かってしまった今、電力首脳は、株価が下がって、自分たちの退職金が失われることを恐れて、「事故が起きるまで運転を続ける」ことに決めてしまった。

 私の脳裏には、2004年、美浜原発で、配管減肉が原因で突然、配管が破損し、数百度の高温スチームが建屋に噴き出し、点検中だった5人が死亡し、6人が一生癒えることのない大火傷を負った事故が見えている。
 ちょうど、このころ、私はプラント検査に携わっていたので、関電に立入禁止にされていなかったなら、私が被害者だったかもしれない。

 配管は、例え20ミリの高張力鋼であっても、高温スチームの前には脆弱で、必ず減肉や電気的腐食が発生し、超音波検査をすれば、完全に無事な管など見たことがない。
 プラント配管には、技術的に取り外し不能だったり、パッチ、肉盛り補修不能なものがたくさんある。だが、そんな部品にも、容赦なく経年劣化が襲ってくる。
 これがあるから「寿命」が設定されているのである。

 ところが、60年どころか、「原子力安全規制委員会」は、点検すれば永久に使用可能と定めてしまった。
 だが、点検ですら困難な部品があるのだ。補修不能の部品もある。こんな馬鹿げた超長期運転を続ければ、100%必ず破局事故がやってくる。
 フクイチでは、ジェット計測ノズルが点検不能のため、地震で折損し、そこから冷却水を外部に排出し、メルトダウンを引き起こした。
  http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828652.html

 経営陣はドバイに逃げれば責任から逃げられる天国であることが、フクイチ事故の始末事例が確立されてしまったが、放射能汚染の被害に遭った50万人の人々は、12年を経た未だに苦しみ続け、数万人の人は、放射能から逃げて放浪を続けている。

 このまま、あまりにも真実を無視した株価最優先の発想で原発の運営が続くなら、間違いなくフクイチ事故が再来することになる。
 それも、一カ所や二カ所ではないだろう。30を超えるPWR原子炉に老朽化による破局事故が時間の問題で迫っているのだ。
 破局事故が起きたなら経営幹部はドバイに逃げればいいわけだ。しかし逃げれない日本国民はどうなる? 何が起きる?

 国は自民党が権力を握り続けている。本当に国民の支持を得ているからではない。CIAが自民党が勝つように工作しているからなのだ。
 我々はジャニー喜多川事件で、その一端を見せつけられているのだが、そのことに気づいている人は、ほとんどいない。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6037945.html

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