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徽宗皇帝のブログ

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欧州の黄昏は欧州の闇へ続くか
「田中宇の国際ニュース解説」記事の一部で、誰でも漠然とは思っている内容だと思うが短く簡潔に書かれているので貴重である。
ついでに私の予想を言えば、「脱炭素(脱化石エネルギー)」に苦しむ欧州は原発を大量に作るだろうが、それらの中から(冷却用取水源の水不足と無理な稼働により)事故を起こすものが必ず出て来る。第一次産業も第二次産業も軽視され衰退しているので、その時から欧州は日没を迎える。あるいは、起死回生を狙って意図的に第三次世界大戦を起こすかもしれないが、欧州に米国を含めても、軍事力ももはや中国やロシアに及ばないだろう。
トルストイの「イワンの馬鹿」ではないが、「他人に肉体労働をさせ、自分はそれを利用して口先と頭、つまり詐欺で贅沢な生活しようとした悪魔(ユダヤ思想・貴族思想)」の末路である。

(以下引用)

EUは市場統合されて越境自由だから、EU全体が内戦傾向になる。独などEUは、露石油ガスの喪失とインフレで経済も壊滅。左右エリート政党の支配は風前の灯。しかし極右が与党になっても好転は困難だ。欧州の瓦解が続く。
欧米は、露軍に破壊してもらうためにウクライナに兵器弾薬を送り込み、武器庫も国庫も空っぽだ。軍産複合体はフル稼働で大喜びだが、欧米の経済や覇権は瓦解していく。ウクライナ戦争後の欧州はとても弱くなる。ロシアに対する譲歩を迫られる。そのような「戦後」のことはNATOなど欧州の公的な場で全く議論がない。米国は欧州に、状況把握を禁じている。
The elephant in the room at next week’s NATO summit

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