1962年の日本は、うろ覚えだが「非核3原則」の下にある、と日本政府は言明してたような。(笑)
「非核3原則」は確か「持たず、作らず、持ち込ませず」だったかな。まあ、調べるのも面倒くさいので、気になる人はご自分でどうぞ。
沖縄に米軍基地があることが沖縄県民にとってどういう意味を持つか、よく分かる記事である。言うまでもなく、沖縄からミサイルがソ連に発射されれば、沖縄は即座に報復核攻撃を受けていたわけである。
本土の人にとっては「沖縄だからいいかあ(笑)」で済む話だろうか。沖縄の基地存続支持派にとってはどうだろうか。
(以下引用)
冷戦下、米沖縄部隊に核攻撃命令 元米軍技師ら証言
冷戦下の1962年、米ソが全面戦争の瀬戸際に至ったキューバ危機の際、米軍内でソ連極東地域などを標的とする沖縄のミサイル部隊に核攻撃命令が誤って出され、現場の発射指揮官の判断で発射が回避されていたことが14日、同部隊の元技師らの証言で分かった。
キューバ危機で、核戦争寸前の事態が沖縄でもあったことが明らかになったのは初めて。ミサイルは、核搭載の地対地巡航ミサイル「メースB」で、62年初めに米国施政下の沖縄に配備された。運用した米空軍第873戦術ミサイル中隊の元技師ジョン・ボードン氏(73)=ペンシルベニア州ブレイクスリー=が証言した。(共同)
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