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徽宗皇帝のブログ

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福島決死隊、いよいよ出陣
「福島決死隊」こと「福島原発行動隊」の活動がいよいよ始まるようだ。彼らの行動は明らかに自らの死を覚悟した自己犠牲的行動であり、「決死隊」の名がふさわしいと思うが、おそらく政府あたりから「決死隊」などの呼称にしないようにとの指示があったのではないか。その呼称にすると、「政府が彼らの死を黙認した」ことになるからである。あるいは彼ら自身の意思で、そういう大向こう受けする派手な名称を嫌ったのかもしれない。いずれにしてもその実態は、自分自身の死と引き換えに日本国民全体の命を救おうとする、この上なく崇高なものだ。
日本の庶民の中には、そういう人間はたくさんいる。だが、社会の上に行けばいくほど、私利私欲にまみれた汚らしい人間の割合が増えてくる。
私は、子供のころは、「偉い人」というのは社会の上位にいる人間だと思っていた。と言うより、地位の高い人間は人格的にも優れている人が多いと思っていた。事実はその反対であった。
今は、この「福島決死隊」のような人々、無名でも高潔な志に溢れた人間こそが真に偉い人だと思う。

宮沢賢治に「グスコーブドリの伝記」という童話がある。「福島決死隊」(とあえて言うが)の行動は、まさしく、寒冷による飢饉から人々を救うために自らの死を覚悟して火山を噴火させに行くグスコーブドリと同じである。

(以下「スロウ忍ブログ」より転載)


リタイア技術者の志願者で構成された「福島原発行動隊」が7月中旬を目処に現場の状況を視察し、9月中にも作業を開始する事を目指すとのことである。
福島第一原子力発電所事故の収束作業を志願する元技術者らリタイア組約400人で構成された「福島原発行動隊」が、7月中旬に現場の状況を視察することが決まったとのことである。同隊は、政府と東電と打合せし、1ヶ月程度の訓練を経て、9月中にも作業に就くことを目指している様である。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110630-00000110-jij-soci
「福島原発行動隊」、始動へ=収束作業で現場視察―リタイア組400人志願

時事通信 6月30日(木)18時59分配信
 福島第1原発事故の収束作業を志願している「福島原発行動隊」が7月中旬に現場の状況を視察することが決まった。元技術者らリタイア組約400人が参加を表明しており、政府や東京電力との打ち合わせ、1カ月程度の訓練を経て、「9月中にも作業に就きたい」という。
 同原発では、高い放射線量で被ばくする作業員が相次ぎ、人手不足が深刻化している。元技術者の山田恭暉さん(72)が「若い人よりも被ばくによる影響が小さいわれわれ引退組が作業に当たった方がいい」と呼び掛けたところ、6月末現在で、60歳以上の約400人が参加を表明したほか、約1200人が支援を申し出た。
 山田さんらは5月末、細野豪志首相補佐官(現原発事故担当相)や東電幹部と接触。細野氏らから「行動隊を受け入れたい」との意向が示されたため、志願者の経歴、能力を記載したリストを手渡したという。
 参院議員会館で30日に開かれた行動隊の説明会には、約150人が出席。山田さんは、元放射線管理士、元原子炉設計技術者ら計5人で7月中旬に現地に入り、同原発の吉田昌郎所長とも意見交換する予定であることを報告した。実際にどのような任務に就くかは視察を踏まえて検討するが、当面は原発周辺のがれきを重機で除去する作業などを想定しているという。
 奈良県生駒市から駆け付けたというプラント工事の元技術者(66)は「循環注水冷却の配管の水漏れは、完全な素人仕事。頭数だけそろえて素人ばかり集めたためだ。早く現場に入れるようにしてほしい」と話した。 


プロの登場である。
こういう時に一番頼りになるのは、矢張り現場で手を動かせる人間である。

日がな一日事務所のデスクでふんぞり返って刺身タンポポな仕事をし、いざ放射能漏れが起きたら真っ先に海外へ逃げ、退職後の年金を心配しているカス社員どもに、彼らの爪の垢を煎じて飲ませてやりたいものである。

俺が以前から述べている通り、本当に報われるべきなのは、現場で被曝しながら作業している技術者や作業員たちである。東電の役員や事務職の給料なんぞ、一律生活保護レベルで良いと思うよ(プ

 http://surouninja.seesaa.net/article/211228171.html

いざという時に何の役にも立たないカス役員やゴミ従業員共に払う給与・報酬は全て、現場作業員や「福島原発行動隊」の様な志願者へ割り振るべきだな。

少なくとも、消費税を何%まで上げるかを議論している今の日本に、東電のクズ共の高給を税金で補填してやる余裕など無い筈である。


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