忍者ブログ

徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

第一次産業は国の本物の基盤
「詩経」か何かに、「雨が降る前に巣を修理する鳥は賢い」みたいな句があるのだが、為政者というもののあるべき姿として引用されることが多い。つまり、中国の政治の常識・教養であるのだろう。
下の「農業振興」政策は、私は非常に賢明であると思う。海外との貿易の先行きが不透明で、工業化社会の行く末も、アメリカや日本を見ていれば明るくないことは明白なのだから、第一次産業を振興して、「いつ鎖国しても大丈夫」な状態(金融テロや貿易詐欺や偽民主化運動などで揺るがない完全自立国家)を作るのは正しいと思う。
このように、これから先を見すえて政策を決めるというのが、政治家の有るべき姿であり、まったくの無為無策、それどころか有害な政策のみを採用して、世界唯一の「20年間経済成長しなかった国」を作ったどこかの国の政治家たちに爪の垢を煎じて飲ませたいものだ。

(以下「ネットゲリラ」より引用)



上山下郷運動2.0

| コメント(4)

中国から発信されているんだが、「リーズーチー」というYouTuberがおりまして、雲南での農村の、昔ながらの暮らしを淡々と描いているんだが、以前からおいらは、中国共産党のプロパガンダだと言ってきたw 中国が抱えている問題としては、輸出が減速する中で、内需を拡大して、農村部を豊かにする、という課題を抱えているわけです。中国は日本と違って、農村を大事にする。強大な軍事力を誇る日本軍がウロウロしている間は、山の中に籠もって力を蓄えていたのが、毛沢東だw

 中国共産党の青年組織、共産主義青年団(共青団)が、2022年までに1千万人以上の若者を農村に派遣する計画を発表し、議論を呼んでいる。
習近平(シーチンピン)指導部が進める農村の脱貧困や都市部との格差是正に役立てる狙いだが、毛沢東時代の苦難を思い出す人が多いようだ。
 具体的には、農民の思想やマナーの向上を目的とするプログラムに10万人以上▽貧困地区などに文化や科学、衛生などの知識を普及させる夏休みの学生プログラムに1千万人以上▽農村での起業プログラムに10万人▽農村の共青団幹部となる人材に1万人以上――などの目標を立てた。
 だが、中国では1966年から76年の文化大革命で多くの若者が農村に送り込まれ、厳しい労働をさせられた歴史がある。
 その一人だった習氏は当時の経験が政治を志す土台になったと公言しているが、ネット上では「文化大革命の再来だ」との批判や「都市で仕事が見つからない学生の就職対策では」などの声が出ている。

輸出が鈍ったから、内需拡大のために都会の若者を下放させて農村で「起業」させようという目論見だろう。日本で言うところの「六次産業」的な。リーズーチーのプロパガンダ・ビデオをじっくり見ると、そこら辺の未来が見えてくるよw そのうち、一村一品運動とか始めるんだろうw




拍手

PR

コメント

コメントを書く