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徽宗皇帝のブログ

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統一教会についての必読記事(3)
(承前)「名称変更問題」の章は超重要。安倍内閣時www 保守政権の「家庭・家族」の強調。


 

オウム事件で非ミッションスクールにも飛び火

 


プロテスタント牧師達はこういう風に統一教会と戦って大学から排除していたのだが、他の私学、国公立では信教の自由の下で放置されていた。だから統一ミッションスクールから手を引いてやりやす普通の私学国公立オルグをしていた。


ところがオウム事件日本中を震撼させると学内でのオルグ問題になってくる。


そこで多くの大学方針を切り替えた。プロテスタント大学のように戦闘的な脱会運動や退学処分が当然のような方針ではないが、他のカルトと一緒に統一教会原理研勧誘注意喚起が出され、「原理研偽装サークルに注意!」と張り紙が出るようになった。


 


因みに1990年頃の大学改革米国式実学学部が人気になり、旧来の学部でも実学系の講義が増えたのだが、その非常勤講師自己啓発セミナー勧誘を行う事が問題になっていた。それも当時にそういう講師を学期途中でも解雇にするという形になったのだが、、、後にこれら自己啓発系は企業社員研修に食い込むようになってブラック企業隆盛の片棒を担ぐようになったのだな。


 

名称変更問題

統一教会1980年代末にはTVで大々的に批判されたので、こういう状況になると警戒されて学内勧誘が非常に難しくなった。


そこで統一名称の変更を言い出す。世界平和統一家庭連合通称:家庭連合だ。


因みに「家庭」っていうタームは、1990年代の保守陣営流行のようななのだ


共産主義親玉ソ連が無くなって自由主義陣営共産主義陣営の戦いという「歴史が終わっ」って戦う相手がいなくなってしまったせいで、陣営としてバラバラになってしまった。運動の核が無くなっちゃったのだな。それでマルクス主義フェミニズムなんかが家族という制度攻撃している!家族父性大事にしようっていう風に再び集合するためのテーゼを共有したのだ。この時、この家族大家族なのか、戦後核家族なのかは敢えて問わないようにした。


 


この名称変更を文化庁はずっと拒否していた。理由偽装勧誘の為なの明白だから当然な対応である


これを第2次安倍内閣下村大臣時代に通してしまった。


これまでの経緯を見るとかなりヤバい事をしたと言っていいだろう。牧師らの長い戦闘脱会運動オウム事件で流れた血の果てに統一勧誘名指しが無されたのにその効果をパーにしてしまった。


 

日本保守プロテスタントの折の悪さ

保守派の論客自民党議員カソリック信徒の人は多い。日本ではプロテスタントが専ら優勢なのに奇妙だ。


それは、以上の経緯で日本プロテスタントがかなりリベラル寄りになっているって事が原因だ。


そもそも統一信者霊感商法家族崩壊という社会問題化を封じてきたのは反共議員達であって、憤怒の的だ。


反共議員が多いのは自民党だったが、社会党にはもっと濃度の濃い反共議員がいた)


そういう事情が影響していると思われる。


から日本プロテスタントが左寄りだ!っていうはそうだと思う。


だが、ネットで「日本プロテスタント共産主義!」とかいうのを見る事もあって、そういうのを見ると「ああ、やってるなぁ/誰の影響か知らずに居るんだろうなぁ」と思うのである

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