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徽宗皇帝のブログ

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自民党(背後の経団連)による「飢餓輸出」構造
国民(労働者)の賃金を低く抑え、国民を飢えさせながら貿易黒字を溜め込み、その黒字はドル建てでアメリカでしか使えないため、アメリカに投資して詐欺師に食われるか、無駄に輸出企業の内部留保になっていく。
それに協力したのが自民党政権であり、黒字企業からの政治献金で政治家たちは毎晩豪遊している。その間、国民は実質賃金は低下し、国内消費は停滞し、中小企業の困窮も進む。まあ、これがデフレ経済の実態であり、デフレは原因ではなく、飢餓輸出構造の結果である。


(以下、竹熊健太郎のツィッターから転載)*容量のため、アイコンなど不要部分はカット。
  1. チャウセスク独裁政権下のルーマニアは、国民を困窮に追いやりながら貿易黒字を目指す「飢餓輸出」をやったことで有名だが、大西氏が述べるバブル崩壊後の日本の政策は「緩やかな飢餓輸出」に近いと思った。因みに独裁者チャウセスクは最後は国民の手で射殺された。
  1. 共産党でも言わないようなラジカルな意見だが、私は理に適っていると思った。元JPモルガンの為替ディーラーを10年続けた金融のプロがこの結論に達したところが面白いよね。
  1. 大西氏の結論は、貿易黒字、GNPの拡大を目指すだけの経済政策は完全に間違っている。さらには折角の貿易黒字もドル建てなので国民には還元されない。日本は追加国債を発行して黒字還付金を全国民に配布しろ。そして大々的な内需拡大政策に舵をとる以外に、国民を救う手段はないと。
  1. ところがバブルは弾けてしまう。困った日本は再び貿易黒字を目指し始め、労働者の賃金を据え置いて商品を安く輸出し始めた。貿易黒字は溜まる一方で、莫大な外貨を稼ぎながらも国内はデフレから脱却できず、貧困は深まって行った。大西氏によると、90年代以降の日本は経済政策の舵取りを完全に誤った。
  1. 例えば200円の商品を100円にして、初めてドル建てではそれ以前の価格で売れるのだ。つまりプラザ合意は、「いつまでも黒字を続けずに少しは赤字にしろ」という米国からのメッセージだったのだ。その後のバブルの3年間だけ日本は輸出型経済から内需拡大策に転じた。
  1. 大西氏の講演によると、そもそも日本が今の状況に陥るキッカケになったのは1985年のプラザ合意からで、ここで米国は自国の莫大な貿易赤字を解消するため、日本円とドルの為替レートを強引に変更した。この結果、1ドル200円が100円前後に落ち、日本はそれまでの価格では外国に商品が売れなくなった。
  1. 国民1人100万円の還付でも、かける1億3000万人で、360兆円もの莫大な黒字は全然減らない。その後はベーシックインカムを導入して日本は赤字を目指して国民に還付し続けるべきと。たぶん政府や財務省が聞いたら卒倒しそうな主張をしている。因みに米国の赤字は1千兆(10兆ドル)を超えている。
  1. れいわ新選組の大西つねき氏の講演で初めて知ったが、360兆円に及ぶ日本の貿易黒字(ダントツで世界一)は殆どがドルなので、米国内で運用するしかない。またこれだけのドル外貨を円に交換する手段がないと。大西氏は「黒字還付金」として国民全員に1人100万円を還付するべきと主張している。
  1. 世界一の貿易黒字国なのに児童の7人に1人が貧困に陥っている国。それが日本。
  1. 共産党やれいわ新選組が躍進する土壌が出来た……。












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