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徽宗皇帝のブログ

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近代世界史の「正体」
「谷間の百合」さんの記事だが、近代の世界史の「正体」を見事に概観して描いている。私は生まれつき記憶力が悪く、ここに書かれた史実をほとんど忘れていた。「谷間の百合」さんのように記憶力が良くて「全体を概観し、総括できる」能力は得難いものだ。もちろん、学校の社会科やマスコミではDSというキーワードが禁句扱いだから、「世界の政治の正体」など一般人に分かるはずがない。

なお、予定していた「悪の論理」の内容紹介だが、最初の部分を読むと、著者がかなり右翼的な人物のようで、「何かを断定するが、根拠は述べない」記述が多くて、うんざりしている。しかし、末尾に近い部分での「未来予測」は、かなり当たっているように思えるので、その部分だけ抜粋するか要約して紹介するかもしれない。また、冒頭に近い部分で、「田中角栄失脚の理由」を書いているが、それがDSによる工作だというのは下の記事で谷間の百合さんが言っているのと同じである。そして、それが事実であることは、その後のいろいろな「民間研究」で定説となっていると思う。

(以下引用)

なんでフセインやカダフィは殺されたのか。

フセインやカダフィはなんで殺されたのか、イラク、シリア、リビアはなぜ攻撃されたのかを、いままで深く考えたことはなかったのですが、カダフイの息子が生きていて釈放されたというニュースを知ってからいろいろ考えていたら、急に答えが分かったような気がしました。
安倍さんは日本は西側諸国と価値観を共有しているが口癖でしたが、東の果ての島国の日本がなんで西側陣営に入っているのかは実は身も蓋もない話なのです。
つまり、価値観が同じだということは、DSの管理下にある仲間だという意味です。
先進国だとか民主主義国とかは上辺のきれいごとで、ほんとうの姿はDSの管理国家、奴隷国家です。
そこに入らない国はいずれ潰される運命にあったということで、それが、イラク、シリア、リビアが攻撃された理由なのだと思います。
日本にもそういうときがありました。
田中角栄がそうです。
かれは西側陣営に入らず独自路線をとりました。
ユダヤ金融資本にとってイスラムの国々は目の前に立ちはだかる障害でした。
イスラムには「金利」という概念がありませんでした。
金を貸し利子で儲けて世界を支配しようとしているユダ金にとってその存在は目の上のたん瘤でした。
かれらは、自分たちの管理下に入らない国を、あの手この手を使って恫喝し、恫喝に屈しないと実力行使で叩き潰してきました。
ロシアもやられました。
リビアもそうしたが、かれらはターゲットにした国に工作員を入れて反政府組織を作ります。
そして、民主化と称して反政府デモをやらせるのです。
その国のリーダーを専横的な独裁者に仕立て上げることなどかれらには朝飯前のことです。
なぜなら、メディアを握っているのがかれらだからです。
かれらは、イラクでもシリアでも子どもを使って悪質な印象操作をして世界を騙しました。
ロシアでも反プーチンのデモが起き、最初はお通夜みたいで明らかにやらされている感がありましたが、だんだんデモが大きくなってきたころに、プーチンは反政府主義者でデモの首謀者のナワリヌイを逮捕投獄しました。
ナワリヌイはDSが送り込んだ人間でした。
プーチン大統領はすべてお見通しです。
DSが国民を焚き付けて反政府の空気を作り自分を追放しようとしていることも分っているのです。
なんでフセインやカダフィは殺されたのか。_c0243877_10405182.jpg
今問題になっているベラルーシですが、ヨーロッパ最後の独裁者の異名をもつルカシェンコ大統領がデモを弾圧したりしたのは事実ですが、やはりベラルーシにも工作員が入り込んで国内を掻きまわしていたのではないでしょうか。
それはプーチン大統領が味方をしていることからも分かるように思います。
ロシアをやっつけるにはその手前の隣国ベラルーシからということです。
プーチンがベラルーシを擁護したのは、もちろんロシアを守るためでもあります。
日本でもウイグルのことに熱心な人がいますが、それほどウイグルの人権が気になるのでしょうか。
ただ、中国を悪く言いたいだけではありませんか。
中國がこの問題に神経を尖らせるのは、ウイグル内での
独立運動が中国全土に飛び火することを警戒しているからではないでしょうか。
カダフイ大佐は嬲り殺しにされ、その映像に世界が震撼しました。
それに指示を出したのはオバマ政権で、実行の実際の指示はCIAだったのだと思います。
ヒラリーや現国務長官ブリンケンの関与も取りざたされていました。
ISISを作ったのはオバマだとトランプは名指しで非難しました。
そんな人間にノーベル賞委員会(DS)は平和賞を与えました。
真の愛国者は汚名を着せられて葬られ、偽者が平和主義者に仕立てられてきたのが歴史の真実です。
政府による援助は充実し行き届いていたということですが、カダフイが一族の人間だけを要職に付けたことに国民が不満を持っていたとされています。
国民が不満を持っていたというのは事実でしょうか。
或いはほんの一部の人間が不満を持っていたことにDSが目を付け、その小さな不満に火を付けて煽ったということも考えられます。
今、リビアの多くの人が感じているのが
「リビアの威厳は失われた。民主化は手に入らず、失ったものの方が大きい。
昔の方がよかったと気づいたが、もうすべてが遅い。」
いうことのようです。
敵は絶えずスキを狙っています。
わたしが小室問題を深刻に受け取るのもそういうことです。

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