福島第一原発事故から12年を前に、世界的に原子力村の復権圧力が激化している。これは国連に取って代わろうとしているダボス会議が、「グレートリセット」と称して、世界のエネルギーを電気に一元化し、しかも、それを(低炭素と称する)原発によって担わせる方針を打ち出しているからだろう

 自民党政権も、フクイチ事故によって停止した、すべての原発を完全復活させる方針を明らかにしている。
 しかも、再稼働させる、すべての原発で超危険なプルトニウムMOX燃料を使わせている。

 ほとんどの若者は、テレビや雑誌などを支配している(電通のような)原発推進派に迎合した宣伝に騙されて、原発の持っている本質的な恐ろしさを理解できないまま、復権を肯定的に受け入れているように見える。
 しかし真実は、原発社会に戻すなら、放射能汚染によって子どもたちの未来は存在しない。
 この意味を、具体的に説明したい。