私自身は、「政界風見鶏」の一羽である小池百合子は嫌いではあるが、「白い猫でも黒い猫でもネズミを捕るのがいい猫だ」の考え方にしたがって、豊洲移転問題では小池氏を応援しておく。とにかく、都議会に巣食う内田某という大ネズミを早く捕獲して薬殺するか水に沈めて殺してほしいものである。
まあ、国政の話ではなく、単にローカルな問題ではあるが、豊洲移転のすべてに見られる政治的悪習慣は日本の政治現象すべてに通底する問題だから、その象徴としての意味はあると思う。
(コメント5の内容が、かなり私の考えに近い。私も全国の知事たちの無能さや無責任さを「通関」、いや、痛感している。)
(以下引用)
よくもこんな豊洲移転が認められたものだ 天木直人
http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/196.html
築地市場の豊洲移転延期を発表する東京都の小池百合子知事=東京都庁で2016年8月31日午後1時45分、宮間俊樹撮影 :毎日新聞
よくもこんな豊洲移転が認められたものだ
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/09/01/post-5298/
1Sep2016 天木直人のブログ
小池百合子新東京都知事が豊洲移転延期を正式表明した。
小池新知事と敵対する東京都連側も、小池候補に負けた野党共闘側も、小池知事が格好良すぎて素直に喜べないに違いないが、誰が東京都の新知事になっても延期せざるを得なかっただろう。
ここまで豊洲移転の不備が明らかにされたのだ。
移転を延期しなければ、それこそ袋叩きだ。
いま我々が問わなければいけないのは、よくもこのような問題だらけの豊洲移転が決定され、11月移転が当然視されてきたものだ、という事だ。
歴代の都知事の誰一人として本気で移転に待ったをかけなかったということだ。
もしその元凶が、巷間伝えられているように、内田某に牛耳られてきた東京都議会であるとしたら、吊し上げられるべきは彼らだ。
責められるべきは、それに屈した歴代の東京都知事である。
それにしても、よく内田某という一介の都議が、これほどまでに東京都議会を牛耳って来れたものだ。
よくも歴代政権は、民主党政権も含め、そんな都議会を野放しにして来たものだ。
東京都議会改革は、そっくりそのまま、この国の政治改革である。
小池百合子都知事一人の責任ではない。
都民の責任だ。
いや、メディアを含め、国民全体の責任である。
この際、徹底的に叩きのめさなければ、日本の政治は何も変わらない。
長きにわたり禍根を残す事になるだろう(了)
◇
<小池都知事>豊洲市場移転延期を正式発表「三つ疑問ある」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160831-00000052-mai-pol
毎日新聞 8月31日(水)13時58分配信
◇「都民ファーストの感覚で」
東京都の小池百合子知事は31日、緊急記者会見を開き、11月7日に予定されていた都中央卸売市場築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転開業を延期すると正式に発表した。小池氏は延期の理由について「安全性への懸念、巨額で不透明な事業予算、情報公開の不足の三つの疑問がある」と述べた。築地市場跡地には2020年東京五輪・パラリンピックで使用される環状2号線が建設される予定で、延期によって完成が遅れ、大会運営に影響を及ぼす可能性も出てきた。
豊洲市場では土壌や地下水から高濃度のベンゼンが検出され、都が14年11月から独自の地下水モニタリング調査を実施してきた。この結果が年明けに判明するため、小池氏は「結果が出る前に開業することに大いに疑問を持っている」と指摘していた。
延期によって、電気・水道料のコスト増や市場関係者への補償に発展する可能性があるが、小池氏は「移転には賛否両論あるが、都民ファーストの感覚で立ち止まって考えるべきだ」と説明した。【篠原成行】
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