「ギャラリー酔いどれ」から転載。
事実上の世界皇帝であり、悪の限りを尽くしてきたD.ロックフェラーがとうとうくたばってめでたいかぎりだが、その正体を知らない人も多いかと思うので、下の記事は時宜に適(かな)っているだろう。
ただ、最後の一文の訳は少しおかしいのではないか。
「彼の本当の行動は、実態通り正直に、
慈善的ではなく、厭世的と見なすのがふさわしい。」
「厭世的」どころか、彼ほど世俗的で現世的欲望にまみれた俗物はいないだろう。この部分の元の言葉は知らないが「反社会的」くらいの意味の英語だったのではないかと推測する。
(以下引用)
◆http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/d-afd5.html
マスコミに載らない海外記事 2017年3月30日 (木)
◎D. ロックフェラーの陰惨な遺産
☆http://journal-neo.org/2017/03/26/d-rockefeller-s-gruesome-legacy/
F. William Engdahl 2017年3月26日
アメリカ支配体制の事実上の族長、デイヴィッド・ロックフェラーが
101歳で亡くなったのを受けて、支配体制マスコミは、
彼の慈善活動とされるものを称賛している。
私はこの人物の、より正直な姿を描いて貢献したいと思う。
☆ロックフェラーのアメリカの世紀
1939年、彼の四人の兄弟、ネルソン、ジョン D. III、ローレンスと、
ウィンスロップ-デイヴィッド・ロックフェラーと、
連中のロックフェラー財団が、ニューヨークで最も有力な民間の
アメリカ外交政策シンクタンクであり、
ロックフェラーに支配されている外交問題評議会CFRにおける
極秘の戦争と平和研究に資金を提供した。
後に、タイム-ライフのインサイダー、ヘンリー・ルースが、
アメリカの世紀と呼んだ、戦後の世界帝国を計画すべく、
第二次世界大戦勃発前に、一群のアメリカ人学者が集まった。
彼らは破綻したイギリスから世界帝国を引き継ぐための青写真を作成したが、
それを帝国とは呼ばぬよう配慮した。
彼らはそれを“民主主義と自由とアメリカ風私企業の拡散”と呼んだ。
連中のプロジェクトは世界の地政学的地図を見て、アメリカが、
事実上の支配的帝国として、いかにしてイギリス帝国に置き換わるかを計画した。
国連創設は、その重要な一部だ。
ロックフェラー兄弟は、マンハッタンにある所有地を国連本部に寄贈した
(その過程で彼らが所有する隣接する不動産の価格を何十億ドルも押し上げた)。
これがロックフェラー式“慈善活動”だ。
あらゆる寄付は一家の富と権力を増大するよう計算されている。
戦後、デイヴィッド・ロックフェラーは、アメリカ外交政策と
アフリカ、中南米、アジアにおける無数の戦争を支配した。
ロックフェラー一派が、対ソ連冷戦と、回復する西ヨーロッパを
アメリカ属国状態にとどめるためのNATOを作り出した。
連中が、それを一体どのように実行したかについては、私の著書、
The Gods of Money(翻訳書名『ロックフェラーの完全支配
マネートラスト(金融・詐欺)編』で詳細に記述してある。
本記事では、人類に対するデイヴィッド・ロックフェラーによる犯罪
のいくつかの例を検討する。
☆ロックフェラーの生物学研究:‘人を支配する’
慈善活動は、同胞の人間に対する愛情が動機であるべきだというのであれば、
ロックフェラー財団の贈与はそうではない。
医学研究を見てみよう。
1939年と戦争までの時期、ロックフェラー財団は、ベルリン、
カイザー・ウィルヘルム研究所の生物学研究に資金提供した。
それは、優れた人種を、いかにして育成し、
彼らが“劣っている”と見なした人種を、いかにして全滅、あるいは断種するか
というナチス優生学だった。
ロックフェラーは、ナチス優生学に資金提供していたのだ。
ロックフェラーのスタンダード・オイルも、戦時中、
秘密裏にナチス空軍に貴重な燃料を供給して、アメリカの法律に違反していた。
戦後、ロックフェラー兄弟は、残虐な人体実験に関与した主要ナチス科学者を、
優生学研究を継続させるため、別人物にしたてあげ、
アメリカとカナダにつれ出す手配をした。
彼らの多くは、CIA極秘のMK-ウルトラ・プロジェクトで働いた。
1950年代、ロックフェラー兄弟は 優生学を推進するため人口協議会を設立したが、
産児制限に関する人口調査を装っていた。
ロックフェラー兄弟は、ロックフェラーの国家安全保障顧問キッシンジャーが率いた、
“世界的人口増加の、アメリカの安全保障と海外権益に対する潜在的影響”
と題する1970年代のアメリカ政府による極秘プロジェクトNSSM-200の責任を負っている。
石油や鉱物などの戦略的原料を産出する開発途上国における大幅な人口増加は、
より多くの国民が、それらの資源を国内で使用しての(原文通り!)
国の経済成長を要求するので、アメリカ“国家安全保障の脅威”だと主張している。
NSSM-200は、発展途上国世界の人口削減計画を、アメリカによる支援の前提条件にした。
1970年代、デイヴィッド・ロックフェラーのロックフェラー財団は、WHOとともに、
女性の妊娠状態を維持できなくし、
人口を抑制する、文字通り人の生殖プロセスそのものを目指す
特殊な破傷風ワクチン開発にも資金提供していた。
ロックフェラー財団が、モンサント社の所有権と、
“遺伝子砲(パーティクル・ガン)”や、
所定植物の遺伝子発現を人為的に変える他の技術を産み出すため
大学の生物学研究に資金提供をして、遺伝子操作分野まるごとを作り出したのだ。
GMOの狙いは、ロックフェラーが、
悲惨なフィリピンの黄金米プロジェクトを後援して以来、
GMOを、人間と動物の食物連鎖で使用することなのだ。
現在、アメリカで栽培されているあらゆる大豆の90%以上と、
あらゆるトウモロコシと綿の80%以上がGMOだ。
ところが表示はされていない。
☆‘石油支配’
ロックフェラーの富は、エクソン・モービルやシェブロン他の石油に基づいている。
1954年以来のデイヴィッド・ロックフェラーの政治顧問ヘンリー・キッシンジャーは、
ロックフェラーあらゆる主要プロジェクトに関与していた。
1973年、アラブOPECの石油禁輸を引き起こすために、
キッシンジャーは密かに中東外交をあやつった。
1973年-74年のオイル・ショックは、1950年代に
デイヴィッド・ロックフェラーが創設した、ビルダーバーグ会議として知られている
秘密組織が画策したものだ。
1973年5月、デイヴィッド・ロックフェラーと
アメリカとイギリスの主要石油メジャーのトップが、オイル・ショックを仕組むため、
スウェーデンのサルトシェバーデンでの年次ビルダーバーグ会議に集まった。
“強欲なアラブの石油シャイフ(族長)”に罪をなすり付けたのだ。
これは下落する米ドルを救い、デイヴィッド・ロックフェラーの
チェース・マンハッタン銀行を含むウオール街銀行を世界最大の銀行に押し上げた。
価格上昇戦略がアラブ-イスラエル戦争の六カ月前に記述されている
この会議の“秘密”協定を、小生は所有している。
証拠文書については、私の著書、A Century of War『ロックフェラーの完全支配
ジオポリティックス(石油・戦争)編』をご覧願いたい。
1970年代、キッシンジャーは、デイヴィッド・ロックフェラーの世界戦略をこう要約した。
“石油を支配すれば、国家を支配できる。 食料を支配すれば、人々を支配できる。
金を支配すれば全世界を支配できる。”
☆‘金を支配すれば…’
デイヴィッド・ロックフェラーは、一家の銀行、チェース・マンハッタン銀行の会長だった。
再びヴォルカー金利ショックを起こすため、オイル・ショック同様、
世界経済を犠牲にして、下落する米ドルと、チェース・マンハッタン銀行を含む
ウオール街の銀行の利益を救ったチェース副頭取ポール・ヴォルカーを、
カーター大統領の連邦準備金制度理事会議長にした責任は彼にある。
ロックフェラーが支援した1979年10月のヴォルカー金利‘ショック療法’は、
1980年代の“第三世界債務危機”を産み出した。
ロックフェラーとウオール街はこの債務危機を、アルゼンチン、ブラジル、メキシコ
などの国々に国営事業の民営化と劇的な通貨の平価切り下げを強いるのに利用した。
そこでロックフェラーとジョージ・ソロスなどの友人が、
アルゼンチン、ブラジル、メキシコの最も重要な資産を二束三文の価格で奪い取った。
モデルは、オスマン帝国で1881年以降、オスマン債務管理局(OPDA)を通し、
全ての税収を支配して、サルタンの財政を事実上支配するのに利用された
イギリスの銀行と良く似ていた。
ロックフェラー権益集団は、1980年債務危機を、IMFを連中の警官として使って、
中南米やアフリカの多くの債務国を略奪するのに利用したのだ。
デイヴィッド・ロックフェラーは、二人とも
当時の国務長官ヘンリー・キッシンジャーが中南米で画策したCIAクーデターのおかげで
地位を得た、アルゼンチンのホルヘ・ビデラやチリのピノチェトを含む、
中南米のより残虐な軍事独裁者の何人かと個人的な友人だった。
三極委員会のような組織を通して、ロックフェラーは、国家経済破壊と、
いわゆるグローバリゼーション、三極委員会に招かれたとまさに同じ連中、
主にウオール街とロンドンのシティーの超巨大銀行と一部の多国籍企業が
恩恵を受ける政策を推進する主要立案者なのだ。
1974年、ロックフェラーは三極委員会を作り、親しい友人ズビグニュー・ブレジンスキーに、
北アメリカ、日本とヨーロッパのメンバーを選ぶ仕事を与えた。
一部の人々が陰の政府と呼ぶ目に見えない強力なネットワークについて語る場合、
デイヴィッド・ロックフェラーは自身、その陰の政府の族長だと考えていたと言えよう。
彼の本当の行動は、実態通り正直に、
慈善的ではなく、厭世的と見なすのがふさわしい。
事実上の世界皇帝であり、悪の限りを尽くしてきたD.ロックフェラーがとうとうくたばってめでたいかぎりだが、その正体を知らない人も多いかと思うので、下の記事は時宜に適(かな)っているだろう。
ただ、最後の一文の訳は少しおかしいのではないか。
「彼の本当の行動は、実態通り正直に、
慈善的ではなく、厭世的と見なすのがふさわしい。」
「厭世的」どころか、彼ほど世俗的で現世的欲望にまみれた俗物はいないだろう。この部分の元の言葉は知らないが「反社会的」くらいの意味の英語だったのではないかと推測する。
(以下引用)
◆http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/d-afd5.html
マスコミに載らない海外記事 2017年3月30日 (木)
◎D. ロックフェラーの陰惨な遺産
☆http://journal-neo.org/2017/03/26/d-rockefeller-s-gruesome-legacy/
F. William Engdahl 2017年3月26日
アメリカ支配体制の事実上の族長、デイヴィッド・ロックフェラーが
101歳で亡くなったのを受けて、支配体制マスコミは、
彼の慈善活動とされるものを称賛している。
私はこの人物の、より正直な姿を描いて貢献したいと思う。
☆ロックフェラーのアメリカの世紀
1939年、彼の四人の兄弟、ネルソン、ジョン D. III、ローレンスと、
ウィンスロップ-デイヴィッド・ロックフェラーと、
連中のロックフェラー財団が、ニューヨークで最も有力な民間の
アメリカ外交政策シンクタンクであり、
ロックフェラーに支配されている外交問題評議会CFRにおける
極秘の戦争と平和研究に資金を提供した。
後に、タイム-ライフのインサイダー、ヘンリー・ルースが、
アメリカの世紀と呼んだ、戦後の世界帝国を計画すべく、
第二次世界大戦勃発前に、一群のアメリカ人学者が集まった。
彼らは破綻したイギリスから世界帝国を引き継ぐための青写真を作成したが、
それを帝国とは呼ばぬよう配慮した。
彼らはそれを“民主主義と自由とアメリカ風私企業の拡散”と呼んだ。
連中のプロジェクトは世界の地政学的地図を見て、アメリカが、
事実上の支配的帝国として、いかにしてイギリス帝国に置き換わるかを計画した。
国連創設は、その重要な一部だ。
ロックフェラー兄弟は、マンハッタンにある所有地を国連本部に寄贈した
(その過程で彼らが所有する隣接する不動産の価格を何十億ドルも押し上げた)。
これがロックフェラー式“慈善活動”だ。
あらゆる寄付は一家の富と権力を増大するよう計算されている。
戦後、デイヴィッド・ロックフェラーは、アメリカ外交政策と
アフリカ、中南米、アジアにおける無数の戦争を支配した。
ロックフェラー一派が、対ソ連冷戦と、回復する西ヨーロッパを
アメリカ属国状態にとどめるためのNATOを作り出した。
連中が、それを一体どのように実行したかについては、私の著書、
The Gods of Money(翻訳書名『ロックフェラーの完全支配
マネートラスト(金融・詐欺)編』で詳細に記述してある。
本記事では、人類に対するデイヴィッド・ロックフェラーによる犯罪
のいくつかの例を検討する。
☆ロックフェラーの生物学研究:‘人を支配する’
慈善活動は、同胞の人間に対する愛情が動機であるべきだというのであれば、
ロックフェラー財団の贈与はそうではない。
医学研究を見てみよう。
1939年と戦争までの時期、ロックフェラー財団は、ベルリン、
カイザー・ウィルヘルム研究所の生物学研究に資金提供した。
それは、優れた人種を、いかにして育成し、
彼らが“劣っている”と見なした人種を、いかにして全滅、あるいは断種するか
というナチス優生学だった。
ロックフェラーは、ナチス優生学に資金提供していたのだ。
ロックフェラーのスタンダード・オイルも、戦時中、
秘密裏にナチス空軍に貴重な燃料を供給して、アメリカの法律に違反していた。
戦後、ロックフェラー兄弟は、残虐な人体実験に関与した主要ナチス科学者を、
優生学研究を継続させるため、別人物にしたてあげ、
アメリカとカナダにつれ出す手配をした。
彼らの多くは、CIA極秘のMK-ウルトラ・プロジェクトで働いた。
1950年代、ロックフェラー兄弟は 優生学を推進するため人口協議会を設立したが、
産児制限に関する人口調査を装っていた。
ロックフェラー兄弟は、ロックフェラーの国家安全保障顧問キッシンジャーが率いた、
“世界的人口増加の、アメリカの安全保障と海外権益に対する潜在的影響”
と題する1970年代のアメリカ政府による極秘プロジェクトNSSM-200の責任を負っている。
石油や鉱物などの戦略的原料を産出する開発途上国における大幅な人口増加は、
より多くの国民が、それらの資源を国内で使用しての(原文通り!)
国の経済成長を要求するので、アメリカ“国家安全保障の脅威”だと主張している。
NSSM-200は、発展途上国世界の人口削減計画を、アメリカによる支援の前提条件にした。
1970年代、デイヴィッド・ロックフェラーのロックフェラー財団は、WHOとともに、
女性の妊娠状態を維持できなくし、
人口を抑制する、文字通り人の生殖プロセスそのものを目指す
特殊な破傷風ワクチン開発にも資金提供していた。
ロックフェラー財団が、モンサント社の所有権と、
“遺伝子砲(パーティクル・ガン)”や、
所定植物の遺伝子発現を人為的に変える他の技術を産み出すため
大学の生物学研究に資金提供をして、遺伝子操作分野まるごとを作り出したのだ。
GMOの狙いは、ロックフェラーが、
悲惨なフィリピンの黄金米プロジェクトを後援して以来、
GMOを、人間と動物の食物連鎖で使用することなのだ。
現在、アメリカで栽培されているあらゆる大豆の90%以上と、
あらゆるトウモロコシと綿の80%以上がGMOだ。
ところが表示はされていない。
☆‘石油支配’
ロックフェラーの富は、エクソン・モービルやシェブロン他の石油に基づいている。
1954年以来のデイヴィッド・ロックフェラーの政治顧問ヘンリー・キッシンジャーは、
ロックフェラーあらゆる主要プロジェクトに関与していた。
1973年、アラブOPECの石油禁輸を引き起こすために、
キッシンジャーは密かに中東外交をあやつった。
1973年-74年のオイル・ショックは、1950年代に
デイヴィッド・ロックフェラーが創設した、ビルダーバーグ会議として知られている
秘密組織が画策したものだ。
1973年5月、デイヴィッド・ロックフェラーと
アメリカとイギリスの主要石油メジャーのトップが、オイル・ショックを仕組むため、
スウェーデンのサルトシェバーデンでの年次ビルダーバーグ会議に集まった。
“強欲なアラブの石油シャイフ(族長)”に罪をなすり付けたのだ。
これは下落する米ドルを救い、デイヴィッド・ロックフェラーの
チェース・マンハッタン銀行を含むウオール街銀行を世界最大の銀行に押し上げた。
価格上昇戦略がアラブ-イスラエル戦争の六カ月前に記述されている
この会議の“秘密”協定を、小生は所有している。
証拠文書については、私の著書、A Century of War『ロックフェラーの完全支配
ジオポリティックス(石油・戦争)編』をご覧願いたい。
1970年代、キッシンジャーは、デイヴィッド・ロックフェラーの世界戦略をこう要約した。
“石油を支配すれば、国家を支配できる。 食料を支配すれば、人々を支配できる。
金を支配すれば全世界を支配できる。”
☆‘金を支配すれば…’
デイヴィッド・ロックフェラーは、一家の銀行、チェース・マンハッタン銀行の会長だった。
再びヴォルカー金利ショックを起こすため、オイル・ショック同様、
世界経済を犠牲にして、下落する米ドルと、チェース・マンハッタン銀行を含む
ウオール街の銀行の利益を救ったチェース副頭取ポール・ヴォルカーを、
カーター大統領の連邦準備金制度理事会議長にした責任は彼にある。
ロックフェラーが支援した1979年10月のヴォルカー金利‘ショック療法’は、
1980年代の“第三世界債務危機”を産み出した。
ロックフェラーとウオール街はこの債務危機を、アルゼンチン、ブラジル、メキシコ
などの国々に国営事業の民営化と劇的な通貨の平価切り下げを強いるのに利用した。
そこでロックフェラーとジョージ・ソロスなどの友人が、
アルゼンチン、ブラジル、メキシコの最も重要な資産を二束三文の価格で奪い取った。
モデルは、オスマン帝国で1881年以降、オスマン債務管理局(OPDA)を通し、
全ての税収を支配して、サルタンの財政を事実上支配するのに利用された
イギリスの銀行と良く似ていた。
ロックフェラー権益集団は、1980年債務危機を、IMFを連中の警官として使って、
中南米やアフリカの多くの債務国を略奪するのに利用したのだ。
デイヴィッド・ロックフェラーは、二人とも
当時の国務長官ヘンリー・キッシンジャーが中南米で画策したCIAクーデターのおかげで
地位を得た、アルゼンチンのホルヘ・ビデラやチリのピノチェトを含む、
中南米のより残虐な軍事独裁者の何人かと個人的な友人だった。
三極委員会のような組織を通して、ロックフェラーは、国家経済破壊と、
いわゆるグローバリゼーション、三極委員会に招かれたとまさに同じ連中、
主にウオール街とロンドンのシティーの超巨大銀行と一部の多国籍企業が
恩恵を受ける政策を推進する主要立案者なのだ。
1974年、ロックフェラーは三極委員会を作り、親しい友人ズビグニュー・ブレジンスキーに、
北アメリカ、日本とヨーロッパのメンバーを選ぶ仕事を与えた。
一部の人々が陰の政府と呼ぶ目に見えない強力なネットワークについて語る場合、
デイヴィッド・ロックフェラーは自身、その陰の政府の族長だと考えていたと言えよう。
彼の本当の行動は、実態通り正直に、
慈善的ではなく、厭世的と見なすのがふさわしい。
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