「さてはてメモ帳」から、橋下徹(維新の会)の「維新八策」を検証した「たんぽぽ日記」の文章を孫引き引用する。
私がなぜ橋下徹という人物を嫌悪するのかは、これを読めばよく分かるだろう。ところが、その橋下と志を同じくする地方議会議員が議会の大多数を占めている。つまり、大阪の人間は彼らに票を入れ、当選させたのである。
もちろん、選挙の段階では「維新の会」の政策は不明瞭だったということはあるが、しかし、大多数の投票者が、橋下徹に煽られた公務員憎悪(それ以前から公務員への嫉妬と憎悪は全国民に潜在してはいたが)という感情によって、そして「面白半分」の気持ちで投票したことは確かだろう。
つまり、ボクシングの「亀田親子」のような、ヤクザまがいの愚劣な存在を面白半分で応援する心理と、「維新の会」を応援する心理はほぼ同じなのである。
電通がそうした層をB層として社会操作の主なターゲットとしたのは、まったく正しい。ネット評論家の多くは自分の知性を基準にして考えるから、判断を間違うのである。
もちろん、総理官邸前デモに集まった無数の無名の人々のような善良さをも大衆は持っている。(ただし、そこに集まった人々は確実に「知的階層」であって、B層ではない。つまり、選挙などでの多数派にはならないのである。)
日本を変えるには、そうしたB層が自然に真実に目覚めるような情報拡散活動が大事になってくるだろう。政治家たちも、そのことに是非留意してほしい。
あの総理官邸前デモの意義は、実は「政治に参加することは自分の周囲にいる人間が普通にやっていることなのだ」「政治に参加することはダサイことではないのだ」という認識をB層の間に広げつつあることなのである。
(以下引用)
2012年 07月 09日
国が国民を殺す 国家破壊に反論しないメディア 「維新八策」による国民殺し改革を検証する たんぽぽ日記
国が国民を殺す 国家破壊に反論しないメディア 「維新八策」による国民殺し改革を検証する たんぽぽ日記 戦争のない世界へ 2012年07月08日
http://blogs.dion.ne.jp/tanpopo0817/archives/10827621.html
今朝の朝日新聞に、朝鮮戦争時に韓国軍に殺された韓国民間人の遺骨数十万体が、現在も慰霊されないまま放置されているという記事が出ている。
犠牲者たちは北朝鮮軍が韓国側領土に攻め入ったとき協力したと見られた人々で、今でも韓国の保守勢力は「アカ」と呼んで蔑んでいるという。犠牲者たちは裁判も受けられず、一列に並べられ韓国軍、警察、右翼に銃殺された。
このように、戦争は同国人の命さえ、いとも容易く奪ってしまうものなのだ。
新聞はこうして過去の戦争の悲惨さ伝え、正義と平和を標榜しているように見える。
ところがその一方で、まったく逆の戦争推進者を賛美し、戦争への布石を着々と敷き詰めているのだ。
7月6日 朝日新聞朝刊より
衆院選へ「維新八策」公表
消費税、地方税に
9条、国民投票を
大阪維新の会は5日、次期衆院選に向けの政策集「維新八策」(船中八策)の最終案を公表した。代表の橋下徹大阪市長が最大の争点とする消費税の地方税化と地方交付税の廃止を明記。道州制を中心に国と地方の関係を全体的に改めるなど、統治機構改革を全面に打ち出した。
八策は、行財政、教育、外交、防衛など8分野での改革を柱に掲げた。
維新八策の骨子
●消費税の地方税化と地方交付税の廃止。道州制を目指す。
●首相公選制。現在の参議院廃止を視野に入れた衆議院優位の強化。
●憲法96条が定める憲法改正の国会発議要件を総議員の3分の2から2分の位1に。
憲法9条を変えるかどうかは国民投票
●内閣による国家公務員の人事権、採用の一元化。採用は社会人中途採用を基本
●教育委員会制度の廃止論を含む抜本改革。公立学校教員の非公務員化。
●年金を一元化し、割賦方式から積み立て方式に長期移行
●生活保護者を現物支給中心に見直し、医療費の一部負担も。
一定期間で支給を再調査
●環太平洋経済連携協定(TPP)に参加。
先進国をリードする脱原発依存体制の構築。
●日米同盟を機軸。豪州、韓国との連携強化
などとなっている。
記事の中に橋下批判や、橋下政治の危険性に対する国民への警告などはまったく見られず、橋下の改革?を賛美し、国民に橋下や維新の改革が正義であるかのような印象を与える内容になっている。
つまり、橋下・大阪維新政府樹立のため、各新聞社やテレビ局らの大手マスコミが大キャンペーンを張っている。
だが、この維新八策とやらをほんの少し検証するだけで、橋下徹と大阪維新の会が抱いている真の目的が何であるかがくっきりと浮かび上がる。
①消費税の地方税化・地方交付税の廃止・道州制導入について
橋下徹は消費税を地方税化し、地方交付税を廃止すると言っている。日本は、東京などの首都圏では多額の消費税を徴収することができるが、地方に行けば行くほど、消費税は少なくなる。そのために、政府が地方の国民の生活を守るため、地方交付税によって、地域格差が少なくなるように調整している。
ところが、橋下はその地方財政の核である地方交付税を廃止すると言っている。それは改革ではなく、地方破壊が目的であることは明らかだ。
地方交付税廃止によって、特に福島などの過疎・被災地域の財政が破綻するであろう。また、沖縄や北海道、東北、北陸、中国地方、四国、九州などの人口が少ない自治体の多くが、夕張市のように財政破綻することは必定となる。
この税改悪によって、数多くの自治体が破綻し、同時に大勢の失業者も生まれ、地方は生活困難者で溢れかえることだろう。
それは、橋下徹自身がかつて経験した被差別部落での貧しい生活を日本人に味あわせ、復讐をすることに繋がるであろう。
だが、新聞やテレビ局はその危険性、橋下徹と大阪維新の会による地方財政破壊の危険性を、まったく報じていない。
②首相公選制について
日本には天皇という国家元首が存在し、政治は国民の投票によって選ばれた代議士によって選出される総理大臣が執行している。だが、橋下徹と大阪維新の会は、このシステムを変えようとしている。
橋下の狙いは、公選制による総理大臣の椅子ではなく、大統領の椅子である。現行憲法を攻撃し、天皇家を見下し、「国民に選ばれた首相」を口実として日本の支配者を目指している。
橋下徹は明らかに憲法9条廃止に向けて動き出しているが、橋本はまた「天皇制は憲法9条と同程度の問題」と明言している。つまり、橋下は憲法9条同様、天皇制の廃止を視野に入れているのだ。
橋下の日本国民に対する野望は、必ず天皇家の追い落とし、公選首相から大統領制への転換、独裁者橋下徹誕生へと移行してゆく。その時、日本は戦争と経済破綻によって徹底的に破壊され、橋下徹と大阪維新の会による「日本の改革」の全貌が明らかとなる。
③憲法9条が定める憲法改正の国会発議の要件を3分の2から、2分の1に変える。 憲法9条を国民投票にかける
橋下徹や大阪維新の会の最大の目標は、「消費税の地方税化」などではなく、「戦争国家の樹立」である。
橋下徹は何度も憲法9条改定を口にしてきた。日本人が駄目になったのは「すべて憲法9条が原因」だとまで言って憲法9条を攻撃した。
では、なぜ橋下がそこまで「悪しきもの」呼ばわりする憲法9条が制定されたのであろうか?
以下が憲法9条の条文である。
第二章 戦争の放棄
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
○2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
日本国民は正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、紛争解決手段としての武力の行使を放棄するー
という、最も正しいまっとうな憲法、
戦争によって人間を殺さないと宣言した人間の良心を、橋下徹と大阪維新の会は、なぜ攻撃し、廃止しようとしているのであろうか。
それは、憲法9条の精神である、「戦争の放棄」「武力行使の放棄」を破壊し、国民が最も追い求めているはずの「平和」をぶち壊し、中国や韓国、北朝鮮、台湾、ロシアと再び戦争し、この記事の冒頭に書いたように、他国軍と自国軍によって日本国民を大量に殺し、破壊によって日本国の消滅を目指しているからである。(橋下自身は再生への道のりであるというであろう)
平和の構築、先頭と武力の放棄を謳う、憲法9条を廃止する理由が、「戦争を引き起こす事」以外になにかあるだろうか?
橋下の目的が「戦争」であるということが、くっきりと見えてくるはずだ。
④内閣による国家公務員の人事権、採用の一元化
が行われれば、
日本国を守り支える優秀な人材が国家公務員になるのではなく、橋下徹と維新の会が選ぶ、日本国の破壊を望むものばかりが国家公務員となり、日本人を苦しめ、取締り、地獄へと突き落とすことだろう。
日本人の財産はすべて奪われ、橋下徹と在日朝鮮人や暴力団、右翼のものになってしまうだろう。(橋下は、すでに日本人の財産を一代で奪うという法律の制定を明言している)
⑤教育委員会の廃止、教員の非公務員化
確かにごく一部の教育者の犯罪が伝えられている。だが、日教組は依然として、子供たちを二度と戦場へと送り出さないために、憲法9条の廃止などに抵抗している。
橋下が教育改革を訴え、国家斉唱、国旗掲揚時の起立を義務付けたのは、平和を求める教職員に対する圧力であり、学校教育の中に、哲学的戦争思想を植えつけるのが狙いである。 そのためには、教職員の力を削ぎ、また身分の不安定化によって、橋下政府のいうことを聞かない教員は、いつでも処分できる体制づくりにある。橋下は稀に見る処分が大好きな政治家なのである。
⑥年金の一元化、積み立て方式への移行
この年金制度の移行によって、年金生活者は、今受けている月額10~20万円程度の支給額が、月額2~3万円程度にまで下がることだろう。つまり、年金生活者は暮らしていけず、死ぬしかないであろう。それが橋下徹と大阪維新の会の狙いである。
⑦生活保護者への現物支給
この制度の実施によって、生活保護者は家賃を払えず、医療費を払えず、支給品以外には何も変えなくなる。服や燃料さえも。つまり、生活保護者や働けない弱者、そしてその家族は死ね!ということだ。
⑧TPPへの参加
税制の改悪により経済を破壊。さらに、TPPによって日本の農業や漁業を破壊すれば、日本人が食べてゆくための手段はすべてなくなる。
こうして橋下徹による日本の破壊が完成し、全産業が壊滅し、さらに戦争で地ならしされ、日本から国民がいなくなり、朝鮮民族や中国人によって新たな国土が建設されることだろう。
橋下徹と石原新太郎が目指しているのはそのような世界である。石原は中国と仲が悪いように見せているが、実は石原が嫌いなのは日本であって、その日本を中国に破壊させるために、尖閣問題を煽り続けているーということを日本人は理解できていないのだ。
この石原の方針は、同じく日本が大嫌いで、戦争によって日本を破壊しようとしている橋下徹の思惑と合致するであろう。
私がなぜ橋下徹という人物を嫌悪するのかは、これを読めばよく分かるだろう。ところが、その橋下と志を同じくする地方議会議員が議会の大多数を占めている。つまり、大阪の人間は彼らに票を入れ、当選させたのである。
もちろん、選挙の段階では「維新の会」の政策は不明瞭だったということはあるが、しかし、大多数の投票者が、橋下徹に煽られた公務員憎悪(それ以前から公務員への嫉妬と憎悪は全国民に潜在してはいたが)という感情によって、そして「面白半分」の気持ちで投票したことは確かだろう。
つまり、ボクシングの「亀田親子」のような、ヤクザまがいの愚劣な存在を面白半分で応援する心理と、「維新の会」を応援する心理はほぼ同じなのである。
電通がそうした層をB層として社会操作の主なターゲットとしたのは、まったく正しい。ネット評論家の多くは自分の知性を基準にして考えるから、判断を間違うのである。
もちろん、総理官邸前デモに集まった無数の無名の人々のような善良さをも大衆は持っている。(ただし、そこに集まった人々は確実に「知的階層」であって、B層ではない。つまり、選挙などでの多数派にはならないのである。)
日本を変えるには、そうしたB層が自然に真実に目覚めるような情報拡散活動が大事になってくるだろう。政治家たちも、そのことに是非留意してほしい。
あの総理官邸前デモの意義は、実は「政治に参加することは自分の周囲にいる人間が普通にやっていることなのだ」「政治に参加することはダサイことではないのだ」という認識をB層の間に広げつつあることなのである。
(以下引用)
2012年 07月 09日
国が国民を殺す 国家破壊に反論しないメディア 「維新八策」による国民殺し改革を検証する たんぽぽ日記
国が国民を殺す 国家破壊に反論しないメディア 「維新八策」による国民殺し改革を検証する たんぽぽ日記 戦争のない世界へ 2012年07月08日
http://blogs.dion.ne.jp/tanpopo0817/archives/10827621.html
今朝の朝日新聞に、朝鮮戦争時に韓国軍に殺された韓国民間人の遺骨数十万体が、現在も慰霊されないまま放置されているという記事が出ている。
犠牲者たちは北朝鮮軍が韓国側領土に攻め入ったとき協力したと見られた人々で、今でも韓国の保守勢力は「アカ」と呼んで蔑んでいるという。犠牲者たちは裁判も受けられず、一列に並べられ韓国軍、警察、右翼に銃殺された。
このように、戦争は同国人の命さえ、いとも容易く奪ってしまうものなのだ。
新聞はこうして過去の戦争の悲惨さ伝え、正義と平和を標榜しているように見える。
ところがその一方で、まったく逆の戦争推進者を賛美し、戦争への布石を着々と敷き詰めているのだ。
7月6日 朝日新聞朝刊より
衆院選へ「維新八策」公表
消費税、地方税に
9条、国民投票を
大阪維新の会は5日、次期衆院選に向けの政策集「維新八策」(船中八策)の最終案を公表した。代表の橋下徹大阪市長が最大の争点とする消費税の地方税化と地方交付税の廃止を明記。道州制を中心に国と地方の関係を全体的に改めるなど、統治機構改革を全面に打ち出した。
八策は、行財政、教育、外交、防衛など8分野での改革を柱に掲げた。
維新八策の骨子
●消費税の地方税化と地方交付税の廃止。道州制を目指す。
●首相公選制。現在の参議院廃止を視野に入れた衆議院優位の強化。
●憲法96条が定める憲法改正の国会発議要件を総議員の3分の2から2分の位1に。
憲法9条を変えるかどうかは国民投票
●内閣による国家公務員の人事権、採用の一元化。採用は社会人中途採用を基本
●教育委員会制度の廃止論を含む抜本改革。公立学校教員の非公務員化。
●年金を一元化し、割賦方式から積み立て方式に長期移行
●生活保護者を現物支給中心に見直し、医療費の一部負担も。
一定期間で支給を再調査
●環太平洋経済連携協定(TPP)に参加。
先進国をリードする脱原発依存体制の構築。
●日米同盟を機軸。豪州、韓国との連携強化
などとなっている。
記事の中に橋下批判や、橋下政治の危険性に対する国民への警告などはまったく見られず、橋下の改革?を賛美し、国民に橋下や維新の改革が正義であるかのような印象を与える内容になっている。
つまり、橋下・大阪維新政府樹立のため、各新聞社やテレビ局らの大手マスコミが大キャンペーンを張っている。
だが、この維新八策とやらをほんの少し検証するだけで、橋下徹と大阪維新の会が抱いている真の目的が何であるかがくっきりと浮かび上がる。
①消費税の地方税化・地方交付税の廃止・道州制導入について
橋下徹は消費税を地方税化し、地方交付税を廃止すると言っている。日本は、東京などの首都圏では多額の消費税を徴収することができるが、地方に行けば行くほど、消費税は少なくなる。そのために、政府が地方の国民の生活を守るため、地方交付税によって、地域格差が少なくなるように調整している。
ところが、橋下はその地方財政の核である地方交付税を廃止すると言っている。それは改革ではなく、地方破壊が目的であることは明らかだ。
地方交付税廃止によって、特に福島などの過疎・被災地域の財政が破綻するであろう。また、沖縄や北海道、東北、北陸、中国地方、四国、九州などの人口が少ない自治体の多くが、夕張市のように財政破綻することは必定となる。
この税改悪によって、数多くの自治体が破綻し、同時に大勢の失業者も生まれ、地方は生活困難者で溢れかえることだろう。
それは、橋下徹自身がかつて経験した被差別部落での貧しい生活を日本人に味あわせ、復讐をすることに繋がるであろう。
だが、新聞やテレビ局はその危険性、橋下徹と大阪維新の会による地方財政破壊の危険性を、まったく報じていない。
②首相公選制について
日本には天皇という国家元首が存在し、政治は国民の投票によって選ばれた代議士によって選出される総理大臣が執行している。だが、橋下徹と大阪維新の会は、このシステムを変えようとしている。
橋下の狙いは、公選制による総理大臣の椅子ではなく、大統領の椅子である。現行憲法を攻撃し、天皇家を見下し、「国民に選ばれた首相」を口実として日本の支配者を目指している。
橋下徹は明らかに憲法9条廃止に向けて動き出しているが、橋本はまた「天皇制は憲法9条と同程度の問題」と明言している。つまり、橋下は憲法9条同様、天皇制の廃止を視野に入れているのだ。
橋下の日本国民に対する野望は、必ず天皇家の追い落とし、公選首相から大統領制への転換、独裁者橋下徹誕生へと移行してゆく。その時、日本は戦争と経済破綻によって徹底的に破壊され、橋下徹と大阪維新の会による「日本の改革」の全貌が明らかとなる。
③憲法9条が定める憲法改正の国会発議の要件を3分の2から、2分の1に変える。 憲法9条を国民投票にかける
橋下徹や大阪維新の会の最大の目標は、「消費税の地方税化」などではなく、「戦争国家の樹立」である。
橋下徹は何度も憲法9条改定を口にしてきた。日本人が駄目になったのは「すべて憲法9条が原因」だとまで言って憲法9条を攻撃した。
では、なぜ橋下がそこまで「悪しきもの」呼ばわりする憲法9条が制定されたのであろうか?
以下が憲法9条の条文である。
第二章 戦争の放棄
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
○2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
日本国民は正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、紛争解決手段としての武力の行使を放棄するー
という、最も正しいまっとうな憲法、
戦争によって人間を殺さないと宣言した人間の良心を、橋下徹と大阪維新の会は、なぜ攻撃し、廃止しようとしているのであろうか。
それは、憲法9条の精神である、「戦争の放棄」「武力行使の放棄」を破壊し、国民が最も追い求めているはずの「平和」をぶち壊し、中国や韓国、北朝鮮、台湾、ロシアと再び戦争し、この記事の冒頭に書いたように、他国軍と自国軍によって日本国民を大量に殺し、破壊によって日本国の消滅を目指しているからである。(橋下自身は再生への道のりであるというであろう)
平和の構築、先頭と武力の放棄を謳う、憲法9条を廃止する理由が、「戦争を引き起こす事」以外になにかあるだろうか?
橋下の目的が「戦争」であるということが、くっきりと見えてくるはずだ。
④内閣による国家公務員の人事権、採用の一元化
が行われれば、
日本国を守り支える優秀な人材が国家公務員になるのではなく、橋下徹と維新の会が選ぶ、日本国の破壊を望むものばかりが国家公務員となり、日本人を苦しめ、取締り、地獄へと突き落とすことだろう。
日本人の財産はすべて奪われ、橋下徹と在日朝鮮人や暴力団、右翼のものになってしまうだろう。(橋下は、すでに日本人の財産を一代で奪うという法律の制定を明言している)
⑤教育委員会の廃止、教員の非公務員化
確かにごく一部の教育者の犯罪が伝えられている。だが、日教組は依然として、子供たちを二度と戦場へと送り出さないために、憲法9条の廃止などに抵抗している。
橋下が教育改革を訴え、国家斉唱、国旗掲揚時の起立を義務付けたのは、平和を求める教職員に対する圧力であり、学校教育の中に、哲学的戦争思想を植えつけるのが狙いである。 そのためには、教職員の力を削ぎ、また身分の不安定化によって、橋下政府のいうことを聞かない教員は、いつでも処分できる体制づくりにある。橋下は稀に見る処分が大好きな政治家なのである。
⑥年金の一元化、積み立て方式への移行
この年金制度の移行によって、年金生活者は、今受けている月額10~20万円程度の支給額が、月額2~3万円程度にまで下がることだろう。つまり、年金生活者は暮らしていけず、死ぬしかないであろう。それが橋下徹と大阪維新の会の狙いである。
⑦生活保護者への現物支給
この制度の実施によって、生活保護者は家賃を払えず、医療費を払えず、支給品以外には何も変えなくなる。服や燃料さえも。つまり、生活保護者や働けない弱者、そしてその家族は死ね!ということだ。
⑧TPPへの参加
税制の改悪により経済を破壊。さらに、TPPによって日本の農業や漁業を破壊すれば、日本人が食べてゆくための手段はすべてなくなる。
こうして橋下徹による日本の破壊が完成し、全産業が壊滅し、さらに戦争で地ならしされ、日本から国民がいなくなり、朝鮮民族や中国人によって新たな国土が建設されることだろう。
橋下徹と石原新太郎が目指しているのはそのような世界である。石原は中国と仲が悪いように見せているが、実は石原が嫌いなのは日本であって、その日本を中国に破壊させるために、尖閣問題を煽り続けているーということを日本人は理解できていないのだ。
この石原の方針は、同じく日本が大嫌いで、戦争によって日本を破壊しようとしている橋下徹の思惑と合致するであろう。
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