忍者ブログ

徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

TPPについての自民党の精神分裂ぶり
「2ちゃんねるDAYS PLUS」より転載。
自民党のTPP姿勢に対する報道がめちゃくちゃである。
と言うより、自民党自体の内部統一が行われていない、というのが事実だろう。
いや、安倍自身にTPPについての明確なビジョンが無いのではないか、と推測する。
TPPに限らず、安倍という男には確固とした政治観念、経済観念は無いのではないか。あるのは父や祖父への劣等感と、その反動による対抗意識だけだろう。父や祖父にもできなかった事をする、つまり、日本を「戦争のできる強い国」にしてみせる、という固定観念しか彼には無い、と私は見ている。TPPの意味など彼にはほとんど理解できていないのではないか。
ある自民党の政治家が言っていたが、政治家というのは三つほど言葉を知っていれば勤まる商売だ、ということである。安倍なども、麻生同様に自分の得意な話題以外にはほとんど勉強したことは無い政治家の一人だと私は見ている。
昔の自民党にはまだ「人物」がいたが、昔の自民党を見る目で今の自民党を見てはいけない、ということだ。自民党のほとんどの政治家は肥溜めのウジ虫である。いや、そうなると、それ以下の「太陽の党」や「維新の会」を表現する言葉が無くなってしまうのだが。



(以下引用)




【政治】自民・安倍総裁「TPP賛成?ミスリード」「聖域なき関税撤廃交渉の条件とする限り、参加反対の姿勢は全く変わっていない」




res:1 再チャレンジホテルφ ★2012/11/15(木) 21:31:05.44 ID:???0

記者:総裁すいません。朝の日本商工会議所との会合の総裁の発言から波及して、一部報道の中では総裁が
TPP交渉参加に前向きな姿勢を示したという報道がされますけど、(これは)今までの総裁の姿勢とは違うかと
思いますが、この点についてもう一度改めてお伺いしたいのですが

安倍総裁:朝の日本商工会議所との懇談の中の挨拶、まあ(ここに居る記者の)皆さんはTPPについて
私の言いぶりを何回も聞いておられるでしょうから、それと全く変わらなかったと、基本的な姿勢がですね、
ということでおそらく受け止められたんではないのかなぁ、と思いますが、
交渉参加に前向きというのはあくまでミスリードだと思います。あとで伺ったところによりますと、
あそこには経済部の(記者の)方々もおられて、経済部の方々にとっては私のTPPについての発言というのは
あまり今まで聞いてこられなかった。また、バックグラウンド、ブリーフィング的なことも聞いてこられなかったので、
全体のコンテキストではなくて一部の発言に対して、いわばミスリードしたのではないのかなぁ、と思います。
その私の挨拶の中でも述べたように、例外、聖域なき関税撤廃、これを交渉の条件とする限り、交渉参加については
私は反対する姿勢は全く変わってはいません。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=-ONfXcGvU5o#t=205s

安倍晋三総裁 ぶら下がり会見
平成24年11月15日(木)15:05〜15:15
於:党本部4Fエレベーターホール
http://www.jimin.jp/activity/press/president/119200.html





res:23 名無しさん@13周年2012/11/15(木) 21:38:11.90 ID:pr+WlVkn0

■自民のTPP方針

自民党 TPPについての考え方
http://www.jimin.jp/activity/colum/115185.html
http://www.jimin.jp/activity/pdf/pdf_tpp01.pdf

政府が11月と同様に二枚舌を使いながら、国民の知らないところで、
交渉参加の条件に関する安易な妥協を繰り返さぬよう、
わが党として、この段階から以下の判断基準を政府に示すものである。

 (1)政府が「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り交渉参加に反対する。
 (2)自由貿易の理念に反する自動車などの工業製品の数値目標は受け入れない。
 (3)国民皆保険制度を守る。
 (4)食の安全安心の基準を守る。
 (5)国の主権を損なうような投資家・国家訴訟(ISD)条項は合意しない。
 (6)政府調達・金融サービスなどは、わが国の特性を踏まえる。』

「聖域なき関税撤廃」を前提とするTPP交渉参加に反対。数値目標等は拒否。国民皆保険を守る。
SPSやTBTで、妙な妥協をしない(BSE問題や、遺伝子組み換え作物の問題)。ISDはNO! 
政府調達(公共事業)や金融サービス(簡保、共済)は、日本の特性を踏まえて交渉。
数量目標はともかく、残りは全てTPPのP9諸国側(特に、アメリカ)が受け入れられない条件になっています。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11187351102.html

自民党の安倍晋三総裁は4日の党本部での記者会見で、
「聖域なき関税撤廃」など日本の国益に反する形での環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に反対する党の基本方針について
「(新執行部でも)変わらない。これははっきりと申し上げておきたい」と明言した。
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=16987





res:43 名無しさん@13周年sage2012/11/15(木) 21:47:45.54 ID:ys2FiiPz0

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS15008_V11C12A1EB1000/

自民総裁、TPP交渉参加の可能性示唆   日商との政策懇談会で  2012/11/15 11:26   (日経)

自民党の安倍晋三総裁は15日午前、都内のホテルで開いた日本商工会議所との政策懇談会で
環太平洋経済連携協定(TPP)について「すべて関税ゼロを突破していく交渉力があるかないか。
私たちには突破していく力がある」と述べた。次期衆院選で政権を取った場合、交渉に参加する可能性を示唆したものだ。


http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_548419


TPP参加の可能性示唆=日商会頭に―安倍自民総裁  2012年 11月 15日 10:56 JST

日本商工会議所は15日、都内のホテルで自民党の安倍晋三総裁ら執行部と懇談会を開いた。
安倍総裁は冒頭、環太平洋連携協定(TPP)に関して
「『聖域なき関税撤廃』を突破する交渉力が自民党にはある」と述べ、政権を獲得した場合、交渉に参加する可能性を示唆した。

TPPに関して「通常は事前の政策調整がある」と指摘。日米同盟を踏まえ
米国とコメなど重要品目の関税維持といった調整を経た上で交渉入りすることが必要との考えを示した。

岡村会頭は「TPPへの強い意気込みを感じて大変心強い」と語った。 (ユダヤ・ストリート・ジャーナル)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121115/k10013507801000.html
安倍氏“政権奪還すればTPP有利に”  11月15日 13時15分

自民党の安倍総裁は、日本商工会議所の岡村会頭らと会談し
TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉参加に関連して
自民党が政権を奪還してアメリカとの同盟関係を強固にすることで
日本の立場を有利に導くことができるという認識を示しました。 (NHK)



(追記)

「暗黒夜考」の神風カムイさんがこの件について要を得た考察をしているので引用させてもらう。


(以下引用2)



そんな中で、今回、注目すべきは、野田佳彦がオバマに直に「TPP参加を表明する」としているのに対し、これまではTPPに慎重姿勢であった安倍晋三が、半ば”暴走気味”に「TPP参加」を仄めかしている点である。

以下の2つ目の記事にあるように、オバマ大統領が再選後、20もの各国首脳らと電話協議する中で、野田佳彦とは何ら話もしていないという事実からみて、ホワイトハウスはもはや野田など眼中になしということであろう。

で、「これはまずい」ということで、野田サイドが必死の形相で東アジアサミットの合間にてようやくオバマとの会談の約束を取り付け、これに呼応するように、安倍サイドも党内調整もロクにしないままに、”見切り発車”的に「TPP参加」を口にしたというところであろう。

即ち、党の掲げる政策云々という次元以前に、どちらがホワイトハウスの信認を取り付けるかをムキになって競っているということである。

国会での”八百長”党首討論劇ではじまった今回の「解散総選挙」であるが、野田と安倍が裏で結託して暴走していることは、以下の毎日記事中にて、JA会合で自民党の大島理森が「TPPに断固反対」と叫び、民主党の一川保夫も「TPP交渉参加阻止」と語っていることからも明らかであろう。

要は、野田も安倍も”対米従属””官僚隷属”という点で一致する「第1極」であり、暮れの忙しい時期にドタバタ選挙を仕組んで、「第3極」たる小沢新党他の体制が整わない中、ドサクサ紛れで政権を掌握しようとしているということである。






拍手

PR

コメント

コメントを書く