記事タイトルの中に、まるで「ロシア通貨はジャンク通貨だ」、みたいな洗脳が入っているが、この記事を載せるのは、円安問題を純粋に考察ネタにしてみるつもりでの引用である。
先に、その記事の引用を載せ、後で考察する。
(以下引用)
(引用終わり)(以下考察)
「日銀の政策の影響で、私たちがためてきたお金の対外(的な)価値が落ち、生活コストが上昇してきている」というのが最大の問題だろう。つまり、現在の異常な物価上昇の大きな原因のひとつ、あるいは最大の原因が日銀の円安政策にあるということだ。これは当たり前の話で、円安とは円の価値の低下ということであり、価値の低下した円で海外の原材料や燃料を購入すれば割高になるしかない。当然、企業はそのコスト増を商品価格に転嫁するから物価がどんどん上昇するのである。
円安政策はアベノミクスの中核で、その目的は「輸出企業」優遇であるが、今の日本にまともな輸出企業はほとんど無いだろう。トヨタなどの自動車産業くらいだろうが、それも全世界的な「電気自動車中心の新レジューム」によって危機的状況で、つまり日本という国全体にとって円安のメリットはほとんど無くなり、デメリットだけが大きい。
では、なぜ日銀は金融緩和(低金利)政策を続けるのか。日本が低金利だと投資家は(日本への投資をやめ)、低金利のカネ(円)を借りて高金利のアメリカに投資するのは当たり前で、円安はさらに悪化するわけだ。つまり日銀の目的は、日本人はまったく眼中に無く、最初から「アメリカへの奉仕」だったと推定できる。これがアベノミクスの正体だから、安倍が死んでも「アメリカへの奉仕」はまったく変わらないわけである。アメリカの株高を支えていたのは日本の低金利だったと言えるだろう。
日銀総裁の黒田東彦は、安倍・竹中と並ぶ日本の貧困化の犯人である。三大悪人の中で、一番誰にも気づかれないだけに、一番厄介だろう。今の異常な円安と物価高の状況で岸田も彼に手を付けられないのは、黒田の背後にアメリカ(あるいはDS)がいるからだろう。
先に、その記事の引用を載せ、後で考察する。
(以下引用)
日本円が「ジャンク通貨」に? ロシアや新興国通貨よりも価値下落
[PR]
「行きすぎた円安で円がジャンク(がらくた)通貨化している」。日本銀行の政策を長年分析してきた「日銀ウォッチャー」で知られる、東短リサーチの加藤出(いずる)チーフエコノミストは、ドルに対して24年ぶりの円安水準となる140円台をつけたことを受け、円の現状に警鐘を鳴らした。「日銀の政策の影響で、私たちがためてきたお金の対外(的な)価値が落ち、生活コストが上昇してきている」と述べ、日銀の政策の影響の大きさも指摘している。
歴史的な円安ドル高水準にな…
(引用終わり)(以下考察)
「日銀の政策の影響で、私たちがためてきたお金の対外(的な)価値が落ち、生活コストが上昇してきている」というのが最大の問題だろう。つまり、現在の異常な物価上昇の大きな原因のひとつ、あるいは最大の原因が日銀の円安政策にあるということだ。これは当たり前の話で、円安とは円の価値の低下ということであり、価値の低下した円で海外の原材料や燃料を購入すれば割高になるしかない。当然、企業はそのコスト増を商品価格に転嫁するから物価がどんどん上昇するのである。
円安政策はアベノミクスの中核で、その目的は「輸出企業」優遇であるが、今の日本にまともな輸出企業はほとんど無いだろう。トヨタなどの自動車産業くらいだろうが、それも全世界的な「電気自動車中心の新レジューム」によって危機的状況で、つまり日本という国全体にとって円安のメリットはほとんど無くなり、デメリットだけが大きい。
では、なぜ日銀は金融緩和(低金利)政策を続けるのか。日本が低金利だと投資家は(日本への投資をやめ)、低金利のカネ(円)を借りて高金利のアメリカに投資するのは当たり前で、円安はさらに悪化するわけだ。つまり日銀の目的は、日本人はまったく眼中に無く、最初から「アメリカへの奉仕」だったと推定できる。これがアベノミクスの正体だから、安倍が死んでも「アメリカへの奉仕」はまったく変わらないわけである。アメリカの株高を支えていたのは日本の低金利だったと言えるだろう。
日銀総裁の黒田東彦は、安倍・竹中と並ぶ日本の貧困化の犯人である。三大悪人の中で、一番誰にも気づかれないだけに、一番厄介だろう。今の異常な円安と物価高の状況で岸田も彼に手を付けられないのは、黒田の背後にアメリカ(あるいはDS)がいるからだろう。
PR
コメント