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徽宗皇帝のブログ

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蓼が好きな虫、嫌いな虫
「田中宇の国際ニュース解説」の記事紹介部分だが、これだけ読んでも、「なるほど」と思うところはある。カネを出してまで有料記事を読もうとは思わないがwww
というのは、私は田中宇の「隠れ多極主義とアメリカ一極主義の対立」という世界構造の基本思想を信じていないというか、好きではないからである。
「多極主義」だの「一極主義」だのいう部分には何も重要性は無いのであり、要は「何がカネになるか」を考えて行動するのが世界経済の中心勢力(いわゆるユダ金)の基本思想であるにすぎない。(つまり、「主義」などではない、ということだ。主義と言うなら「拝金主義」でしかない。こういう「両賭け」はただの戦略だ。)別陣営の連中のようにそれを殊更「両建て戦法」とか何とか言いたてるのも嫌いである。洋の東西を問わず金融の世界では昔から当然の戦法であり、政治の世界でも、それは同じことだろう。対立する二大勢力のどちらにもいい顔をしておくのは、その他勢力の常套手段だ。
まあ、以上書いたのは言論における個人的な好みの話であるが、好みこそが最終的な意志決定の要素である、というのが実は人生の真実だろうwww それが嘘だと言うなら、誰か、「論理的に考えてこの人を愛することに決めた」という恋愛の例を挙げるがいいww
これは「葉隠」の中で、私が好きな部分だが、「人間、好きなことをして生きるのが一番であり、私は寝るのが好きだから、一生寝て暮らすつもりだ」と葉隠筆者の山本常朝は言っているww
「葉隠」は何もサラリーマン武士(いわゆる社畜ね。)のための教本とは限らないのである。

なお、下の記事の中で「トランプ優勢」云々は希望的観測すぎるのではないか。全米マスコミはユダ金の指示でクリントン支持であり、国民を騙しにかかっているし、いざとなれば不正選挙もある。
もちろん、クリントンよりはトランプのほうがはるかにマシであるのは、ユダ金がクリントンのバックにいることから、当然の話である。クリントンの勝利となれば、おそらく彼女は前言を翻し、TPPを推進するだろう。つまり、これは日本にとっても対岸の火事ではないのである。



(以下引用)






米司法省が起こしたドイツ銀行の危機
 【2016年10月3日】・・・米司法省は、米国内の大手銀行に和解金を払わせた際、静かに事を進め、今回のドイツ銀に対してのような大騒ぎを誘発していない。今回の件は、米国からドイツや欧州勢に対する意地悪に見える。意地悪だとしたら、簡単に交渉が終わって安い和解金で決着せず、最終的な和解金が予測の範囲内だとしても、そこに行きつくまでの交渉が長引く。交渉が難航するほど、金融システム危機への発展やトランプの勝利が現実のものになっていく。


シリアでロシアが猛攻撃
 【2016年9月30日】 ロシアは、今回の米露主導の停戦が、シリアでの最後の米露協調の試みであると考えていた。それが米政権内の好戦派の妨害で失敗し、ロシアは「米国はISカイダを擁護するばかりで戦う気がない。米国と協調しようとする限り、シリア内戦を終わらせられない」と結論づけた。ロシアは米国に気兼ねするのをやめ、シリア政府、イラン系勢力と協力し、本気のテロリスト退治に乗り出した。それが、9月27日からの東アレッポへの猛攻撃の意味だ。ロシアは、オバマの任期末までにシリア全土から反政府武装勢力を一掃する気だ。


優勢になるトランプ
 【2016年9月27日】 9月26日のトランプとクリントンの討論会の勝敗は、私が見るところ、おおむね互角だ。クリントンの場合、互角でしかないのはまずい。クリントンの売りは、知識と経験、政策立案の上質さだ。討論でトランプの無策や無知、粗野、偏見性を十分に引き出せればクリントンの勝ちだった。討論が互角なら、これまで何十年も政策立案の業界にいて今の米国の悪い状況を作ったクリントンより、政界の常識を打ち破って出てきたトランプにやらせた方がいいという話になる。互角の討論は、クリントンの現職性によるマイナスを差し引くと、トランプの優勢につながる。



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