メディアによるGaslightingから目覚めるには
グローバル経済が行き詰まりを見せるにつれて、世界の体制がゆっくりと大きく変革しつつあります。貨幣・紙幣は人類の(欲しい商品と同様に価値があると思い込んでいる)共通幻想でしかありませんが、形ある商品を作り出さず、信用経済というこれも共通幻想によって「好きなだけ貨幣・紙幣は作り出せる」という前提で米ドルを中心としたグローバリズムが成り立って来ました。
しかし、食料やエネルギーという「実体のある商品を作り出す国々、人々」を「信用経済を作る国や人が支配」する事が限界に達して実体ある商品を作る国々が結束を始めたのが「多極主義」「グローバルサウス」の台頭と言えるでしょう。ところが、グローバリズムから金をもらう大手メディアはグローバリズムの終焉を客観的に報道、解説する事を嫌い、「分断」「ナショナリズムの台頭」などと表現し、グローバリズムを支配する1%の富者達が仕掛ける「戦争」や「感染症」、「環境保護をダシに使った経済破壊」を断片的な情報、もっともらしい「物語(ナラティブ)」を押し付ける事で、その全体像を理解できなくさせている様に見えます。
嘘の情報、現実離れした情報を与え続ける事で、事実認識ができなくなる手法を1940年代の映画ガス燈にちなんでGaslightingと表現しますが、テレビを始めとした大手メディアの断片的で表面的な情報だけに接していると、現実を正しく認識することが不可能になって「世の中は良く分からない」という感慨しか持てなくなります。
WHOのご託宣は全て正しい。NHKテレビで繰り返し放送される内容は正しい。ロシアは悪である。テロを起こす可能性がある人々は根絶しなければならない。台湾は日本の生命線である。油断すると日本は中国に侵略される。そう本気で思っている日本人が意外に多い事に驚かされます。(抜粋)
ガスライティング
ガスライティング( gaslighting)は心理的虐待の一種であり、被害者に些細な嫌がらせ行為をしたり、故意に誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気、もしくは自身の認識を疑うよう仕向ける手法。例としては、嫌がらせの事実を加害者側が否定してみせるという単純なものから、被害者を当惑させるために奇妙なハプニングを起こして見せるといったものまである。
「ガスライティング」という名は、『ガス燈』という演劇(およびそれを映画化したもの)にちなんでいる。現在この用語は、臨床および学術研究論文でも使われている。
ウィキペディア(Wikipedia)から抜粋
ディスインフォメーション(disinformation)とは、特定の国家や組織、個人の信用を失わせるために意図的に流される虚偽情報のこと。「偽情報」。マスコミやインターネットメディアを通じて敵対する相手に関する悪意あるデマや誤認を広め、信用の失墜や情報騒乱を目的に用いられる。
2010年代半ば頃から、TwitterやFacebookといったソーシャルメディア(SNS)を介して情報操作による政治的な干渉や攻撃が行われるなど、注目を集めるようになった。
類似するものに、誤解や勘違い、確認不足による誤認情報を「ミスインフォメーション (misinformation)」という。誰かを貶める意図なく流布される点がディスインフォメーションと異なる。日本ではディスインフォメーションとミスインフォメーションをあまり区別せず、「フェイクニュース」と扱われることが多い。
「情報宣伝・心理的虐待」としての「ガスライティング」gaslighting
世界帝国アメリカが堂々と行った、何とも意味不明。この馬鹿馬鹿しい子供だましのディスインフォメーションの目的は「大勢の観客の視点を逸らす」だけで、何か全く別の「目くらまし」の腹立たしい不真面目手品だった。
この場合、メディアが大騒ぎしているモノは何の意味も無い「猫だまし」の赤いニシン(★注、ただし、ジャーナリストは基本的に高学歴の「知的エリート」(エスタブリッシュメント)なので、さすがに恥ずかしがってNASA火星ドローンは小さくしか報じなかったが、)
ところが、二年前からのロシア軍ウクライナ侵攻の不思議な騒動も、3年前からの新コロ(SARS-CoV-2)騒動や、もっと不思議な遺伝子操作mRNAワクチン接種強制も、別々に見えるが中身が同じだ(猫だましの赤いニシン)と気が付いたので、同一のカテゴリー「存在脅威管理理論」として逝きし世の面影ブログでは分類を「一つ」に統一したのです。
ところが、
1カ月半前からのガザ大虐殺も同じなら、2011年3月11日のフクシマも核事故も同じ範疇。「消えた弾丸」安倍殺しも「統一協会」でも同じで、30年前からの地球温暖化も同じで、客観的な科学的事実とは明らかに矛盾するダブルバインド(二重拘束)なのです。ところが、困ったことに高偏差値の「知的エリート」(エスタブリッシュメント)が次々繰り出す真っ赤な噓の「大本営発表」を、多くの人々は、これ等の全てが「ダブルバインド」だと、まったく気が付いていない。
ダブルバインド(Double bind )とは、(政府やマスコミ有識者など権威や信用力が高いと思われる)メインのメッセージと階層が違うメタメッセージが矛盾する、精神病の統合失調症患者のようなコミュニケーション状況におかれること。
そもそも手品のネタを見破れる人は常に少数で、リベラルメディアや左翼が今の世界では一番悪質な戦争屋である事実など、悲しいかな誰も気が付いていない(逆にトランプなど右翼の方が「悪質なデマだ」と気が付いている人が出てきた)
ただし、普通の常識ある善良な大人は右翼を信用しないので、だから今も易々と騙され続けている。
それなら「一定の閉鎖空間」での上下関係にある「被害者自身が加害者の悪意あるデマに気が付かない」で、じわじわと追い詰められる「メディアによるGaslighting」がピッタリと当て嵌まる。
コンピューター決済だから何か「新しい」システムと錯覚するが、
50年前に構築して今も運用している日本全体の金融機関ネットワークが2日間も止まった、資本主義の根本を揺るがす前代未聞空前絶後の大珍事だが、何故かテレビも新聞も有識者も肝心の「原因」について一切沈黙しているが、1959年に開発されたプログラム言語「COBOL」について高偏差値の「知的エリート」(エスタブリッシュメント?)は喋りたくない。出来れば「世間に隠したい」と願っているのである。
東京池袋で突然プリウスが暴走して母と子供の2名が死亡、多数が大怪我をしたが『ブレーキを踏んだが止まらなかった』と運転責任を否定する元高級官僚を警察が逮捕しないことから、にわかに『上級市民』騒動が勃発する。
『上級市民だから、警察は逮捕しなかった。』と思われる摩訶不思議な事件だが、目からウロコ的なEDRを自動車専門家が指摘する。
ところが何故か、EDRは挙国一致で見ざる言わざる聞かざるでマスコミの全員が無視した。
★注、
EDR(イベント・データ・レコーダー)は、車載型の事故記録装置でエアバッグ等が作動するような交通事故において、事故前後の車両の情報を記録するために、エアバッグの電子制御ユニット(ECU)に内蔵されている。
悪質極まる「人でなし」か、救いようがない「愚か者」の何れか一方。あるいは両方
ところが、たぶん、最悪なのは10年前から延々と続いているメルトダウンして空っぽになった東京電力福島第一原発圧力容器への冷却水の大量注入と、その結果としての100万トンを超える膨大な汚染水であろう。これは一人の例外もなく日本人全員が沈黙しているが、マスコミ知識人(ジャーナリスト)として知っていて黙っているとすれば悪質すぎる。知らないなら愚かすぎるが、必ずどちらか一方か、あるいは「悪質」で「愚か」の両方である。
フクシマの原子炉冷却水=100万トン超の汚染水
マスコミが報じないので一般市民が知らないが、逆に関係者は全員知っている「みずほ銀行」システム障害(COBOL)や悪徳三百代言でヤクザの橋下徹、自動車メーカーが自分の利益を守るために設置したEDRは「情報の非対称性」の問題だった。
しかしCOBOLやEDR、不真面目維新の政治ごっことは違い、フクシマの汚染水=原子炉冷却水は政府自民党だけではなく野党もマスコミも有識者も一人の例外も無なく挙国一致の大本営発表「知らぬ存ぜぬ」「見ざる言わざる聞かざる」で胡麻化している。
アメリカのアポロ計画の「月の石」が地球の石だと馬鹿正直に指摘して袋叩きにあった大槻義彦を含め一人の例外もなく「フクシマの再臨界」を考えたくないが、それなら逆に、これこそが今の日本で一番の問題点であると思われるのですから恐ろしい。(★注、フクシマの再臨界については「ほのめかす」程度で終わっていて、この「逝きし世の面影」以外では明確に指摘することを躊躇している)2023年10月13日 | 社会 「隠蔽」するは我にあり
「今までが間違っていた」(お前たちは間違っている)とのオルタナティブな左翼護憲派「逝きし世の面影」ブログの数々の記事の大部分の内容ですが、ほぼ今回の、政府やマスコミ有識者など権威や信用力が高い情報宣伝・心理的虐待「ガスライティング」gaslightingの定義に全部が分類できるのである。ダメだこりゃ\(^o^)/
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