ツィッター上では幾つもこの件に関する批判的ツィートが出ているが、新聞記事のほうが説明が詳細なので、(無料記事部分だけだが)下の引用をしておく。
そもそも、進化論自体が真理かどうか疑問を持つ人が多い(私もそのひとりである)し、ましてそれが「社会進化論」として変形すると、「勝った者が正義」という方向にどうしてもなるのである。要するに、自らの地位保全や地位強化や悪質な意図を実現するための拡大解釈であり、虚偽である。
進化論と憲法改正(改悪)とをこじつけるというのは、まあ、またしても電通案件だろう。しかし、小学生レベルの頭脳の国民は案外こういうものに騙されるのである。
(以下引用)
そもそも、進化論自体が真理かどうか疑問を持つ人が多い(私もそのひとりである)し、ましてそれが「社会進化論」として変形すると、「勝った者が正義」という方向にどうしてもなるのである。要するに、自らの地位保全や地位強化や悪質な意図を実現するための拡大解釈であり、虚偽である。
進化論と憲法改正(改悪)とをこじつけるというのは、まあ、またしても電通案件だろう。しかし、小学生レベルの頭脳の国民は案外こういうものに騙されるのである。
(以下引用)
進化論の誤用、憲法改正に引用 自民のツイートに批判
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自民党広報のツイッターアカウントが、ダーウィンの進化論を誤用した言い回しを引用して憲法改正の必要性を訴え、批判のツイートやコメントが相次いでいる。専門家は、進化と関係のない憲法の改正にダーウィンを結びつけるような発信に懸念を示している。
問題となっているのは、憲法改正についての19日の投稿。「もやウィン」という架空のキャラクターが4コママンガで、「ダーウィンの進化論ではこういわれておる」などとして「最も強い者が生き残るのではなく 最も賢い者が生き延びるのでもない。」「唯一生き残ることが出来るのは 変化できる者である。」などと説明。憲法改正の必要性を訴える内容だ。
ダーウィンの進化論で重要な「自然選択」は、生物の集団の中に性質の違う多様な個体がいることで、環境の変化などが起きても、生き残るものがいることを指す。あくまで集団レベルでの現象であり、個体のレベルや憲法改正に適用できるものではない。
英ケンブリッジ大などによるダーウィンの書簡研究チーム「ダーウィン・コレスポンデンス・プロジェクト」によると、もやウィンのこの説明はダーウィンの誤用例の有名な表現として知られ、米ルイジアナ州立大の教授が1963年、ダーウィンの著作「種の起源」から誤って引用したのが始まりという。
「進化論は優生学などに悪用さ…
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