これは、思い切った行動に出たものである。ネット情報に詳しく、信頼性の高い政治サイトを幾つもサーチしていれば、現在のウクライナ情勢がNATO(米国)によるロシア圧迫(攻撃準備)へのロシアの「防衛戦争」の面が大きく、またドンバス地方両国をロシアの「保護国」として、その人民の生命や人権を守る行為であることが分かる。
だが、ほとんどの日本国民はそれを「ロシアによる侵略戦争」「領土拡大戦争」と勘違いしているだろうから、れいわ新選組支持者たちの中にも、新選組批判の声が大きくなる可能性が高い。まあ、自らが正義だと信じることを断行するという勇気を持っている政党はれいわ以外には無い、とも言えるわけだが。
(以下引用)
「反戦な家づくり」から一部転載。
だが、ほとんどの日本国民はそれを「ロシアによる侵略戦争」「領土拡大戦争」と勘違いしているだろうから、れいわ新選組支持者たちの中にも、新選組批判の声が大きくなる可能性が高い。まあ、自らが正義だと信じることを断行するという勇気を持っている政党はれいわ以外には無い、とも言えるわけだが。
(以下引用)
れいわ新選組がロシア非難決議案に反対へ あす衆院本会議で採択予定
(徽宗追記)れいわ新選組のロシア非難決議への反対は、かなり前からのもののようだ。私はテレビも新聞も見ないので、知らなかったwww
「反戦な家づくり」から一部転載。
ところで、先日の衆議院本会議で、こんなあった。
国会でウクライナ決議採択 れいわ反対で全会一致ならず
2/9FNN
ロシアとの緊張が高まるウクライナ情勢をめぐり、国会では、「状況を深く憂慮し、力による現状変更は断じて容認できない」などとする決議を衆参両院で採択した。
自民党・宮沢洋一議員「ウクライナ国境付近の情勢は、国外勢力の動向によって不安定化しており、緊迫した状況が継続している。いかなる国であろうとも、力による現状変更は断じて容認できない」
8日の衆議院に続き、9日の参議院本会議で採択された決議では、ロシアを名指しで非難することは避けつつ、「ウクライナ国民と常にともにあることを表明する」と連帯を示した。
また、日本政府に対しては、国際社会と連携して、緊張の緩和と平和の実現を目指すことを求めている。
一方、れいわ新選組は、「状況の悪化を後押しする決議になりかねない」として反対し、全会一致とはならなかった。
あれ、れいわ新選組は反対?
なんだよ どーなってんだよ と思った人も多いかも知れない。
なんだよ どーなってんだよ と思った人も多いかも知れない。
決議案の全文はこちら
ウクライナを巡る憂慮すべき状況の改善を求める決議案
(第二〇八回国会、決議第二号)
ウクライナは、EUとロシアの間に位置することから、地政学上、地域の安定を実現する上で重要な役割を担っている。我が国は、ウクライナの主権と領土の一体性を一貫して支持している。そして、同国の民主化・自由化を推進し、地域の平和と安定に寄与するために、G7をはじめとする国際社会と協調しつつ、同国に対する支援を行ってきている。
そのような中で、昨年後半以降、ウクライナ国境付近の情勢は国外勢力の動向によって不安定化しており、緊迫した状況が継続している。
本院は、こうした状況を深く憂慮し、自国と地域の安定を望むウクライナ国民と常に共にあることを表明する。いかなる国であろうとも、力による現状変更は断じて容認できない。そのため、関係する国々に対し、外交努力を通じ、地域の安定が早期に回復するよう求める。
政府においては、本院の意を体し、国際社会とも連携し、あらゆる外交資源を駆使して、ウクライナの緊張状態の緩和と速やかな平和の実現に全力を尽くすことを強く要請する。
右決議する。
(引用以上)
私がこの決議文で気になったのは、黄色いマーカーを引いた2箇所だ。
まずG7。これは従来のG8からクリミア問題を理由にロシアを排除したもの。文中ではロシア名指しを避けているが、G7の一言で実質的にロシア非難決議になっている。
それと「自由」だ。自由そのものが悪いのではなく、ウクライナで「自由」というのは特別な意味があるからだ。
スヴォボーダ、全ウクライナ連合「自由」という政党がある。2014年の政変時には平和的なデモを暴動に扇動し、暫定政権では中枢を担ったネオナチである。
どっかの国で、日本の「自由民主」を支持する、なんていう決議があがったら、日本人はどう受け取る?
自民党応援としか思えないはずだ。
決議文の提案者は日本ウクライナ議連なので、そうした事情を知らないわけがない。意図的な暗喩にちがいない。
そんなわけで、れいわ新選組が反対したことにはまったく異論はない。
参考までに、れいわ新選組の声明はこちらのリンクから見ていただきたい。
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