Gaza Is Not the US/Israeli Target
By Paul Craig Roberts
Consortium News {1, 2}に掲載されたインドのMKバドラクラーム経由のこの記事は、10月7日のハマスの攻撃は、米国のネオコンとイスラエルによる中東戦争の再開であり、その目的は「大イスラエルへ」の障壁としてヒズボラ、シリア、イランを排除することであるという2023年10月30日の私の分析{3}が正しいことを示している。イスラエルの自衛権と呼ばれるものは、イスラエルを拡張するための婉曲表現である。
バドラクマールの記事を読めばわかるので私が説明する必要はない。私の意見では、彼が間違っている唯一の点は彼の記事の最後にある、紛争は中東に限定され世界大戦に発展することはないだろうという点である。米国が関与し、中国海軍とロシアの航空機が出動し、報道によればドイツとフランスの兵士が出動しており、すでに世界戦争になっている。プーチンは多極化を重視し、それにコミットしているため、米国やイスラエルが独立しつつある中東、ましてやイランを破壊することは許されない。イランが破壊されればロシアは不安定化し、中国は石油を奪われることになる。バドラクマールが正確に描写している状況は、彼が思っている以上に危険なのだ。
ロシア、中国、イランは厳しい状況にある。積極的なリーダーシップがあれば、とっくの昔にロシア・中国・イランの相互防衛条約を発表していただろうし、その発表があれば我々が今直面している危険な状況は防げただろう。
Links:
{1} https://billtotten.wpcomstaging.com/2023/11/13/us-israel-poised-to-open-lebanon-front/
{2} https://consortiumnews.com/2023/11/08/us-israel-poised-to-open-lebanon-front/
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