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徽宗皇帝のブログ

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ユダ金的グローバリズムの終焉とともにEUも終わりか
まあ、「苦しい時の友こそ真の友」というのは洋の東西を問わない。中国の行動を偽善だと言うなら、「やらない善よりやる偽善」である。口先だけの連帯で他国の困難を見捨てるEUという組織に意義があったのは、欧州同士の戦争が無くなったことだけだろう。後は、EU内部での経済的不平等が拡大しただけである。しかも、EUという組織そのものが著しく不透明だ。私はフォンデアライエンという女が欧州委員長だと初めて知った。誰がどうしてEU大統領やらEU委員を選んでいるのか、さっぱり選考過程が見えない。

(以下引用)

EU、マスク不足で亀裂 中国、影響力拡大―医療崩壊恐れる


2020年03月23日07時21分



フォンデアライエン欧州委員長=16日、ブリュッセル(EPA時事)

フォンデアライエン欧州委員長=16日、ブリュッセル(EPA時事)



 【ブリュッセル時事】新型コロナウイルスの感染が急拡大する欧州で、医療機関で使うマスクや人工呼吸器の不足が深刻化している。欧州各国は事態打開へ連帯できず亀裂が発生。間隙(かんげき)を縫うように中国が物資の支援を活発化させ、影響力を拡大させている。


「偽マスク」出回る EU、取り締まりへ―新型コロナ


 ◇伊支援に応ぜず
 「誰が生き残るかを決める恐ろしい選択をしなければならない」。米誌タイム(電子版)は10日、人工呼吸器などが足りない窮状を訴えるイタリア北部の医療関係者の言葉を伝えた。その後も状況悪化に歯止めはかからずイタリアの死者は5000人に迫る。スペインでも1000人を超え、各国が医療崩壊を恐れている。


欧州各国でマスクや医療機器が足りなくなる中、新型コロナウイルス感染が疑われる人に対応するイタリアの医療現場=17日、北部ロンバルディア州ブレシア(AFP時事)

欧州各国でマスクや医療機器が足りなくなる中、新型コロナウイルス感染が疑われる人に対応するイタリアの医療現場=17日、北部ロンバルディア州ブレシア(AFP時事)



 伊政府は2月から欧州連合(EU)に医療物資支援を求めてきたが「EUのどの国も応じなかった」(マッサーリEU大使)。逆にドイツは4日、マスクなどの輸出禁止を表明。フランスも3日にマスクの国家管理を打ち出すなど囲い込みの動きが出た。
 欧州委員会は「一方的な行動は良くない」(フォンデアライエン委員長)と独政府に禁輸を撤回させ、19日にはマスクや呼吸器などの共同備蓄制度も発表したが、対応は後手に回っている。
 ◇東方拡大に影


イタリアに到着した中国の医療支援団=18日、北部ミラノ(EPA時事)

イタリアに到着した中国の医療支援団=18日、北部ミラノ(EPA時事)



 イタリアを最初に助けたのは中国だ。12日には約30トンの医療物資と医療チームが到着。ディマイオ伊外相は「これが連帯というものだ」と中国を称賛した。
 中国は、先進7カ国(G7)で初めてシルクロード経済圏構想「一帯一路」推進の覚書を締結したイタリアとの一段の関係深化をうかがう。さらに感染拡大に苦しむ他の欧州各国にも次々と支援を展開。「マスク外交」を強めている。
 対照的にEUには批判が強い。医療物資を確保するため15日に導入した域外への輸出制限は、周辺の加盟交渉国も切り捨てている。
 EUと加盟交渉中のセルビアのブチッチ大統領は「欧州の連帯など存在しない。おとぎ話だった」とEUの利己的な姿勢を非難。「われわれを助けられるのは中国だけだ」とも言い切った。欧州の足並みの乱れは、中国やロシアに対抗するEUの東方拡大戦略にも影を落とし始めた。



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