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徽宗皇帝のブログ

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人工呼吸器使用者の生存可能性
まあ、人工呼吸器を付けるというのは、「最後の手段」であり、助かる見込みは最初からほとんど無い(六十五歳以下だと四分の一は助かっているらしいから、体力との兼ね合いか。)患者だろう、と私は推測している。毎度書くが、人工呼吸装置(ECMO含む)自体は治癒能力は無い。人工呼吸で延命しながら他の治療をするのだろうが、現段階ではCOVID19に治癒手段は無い。助かった患者は当人の生命力が強かっただけだろう。
つまり、人工呼吸器の数を増やすより、軽症患者が悪化しない手段を模索するのが正解だ、というのが私の考えだ。限られた医療リソースをどこに振り向けるか、冷静な判断が必要だろう。宗純氏とは反対に、私は医療対象者の優先順位付けと選別は必要だろうと思っている。その排除対象が自分であっても文句は無い。まあ、もともとコロナによる経済的死者数のほうが大問題だという意見だから、その意見に殉じるつもりである。
なお、下の記事はところどころ理解しにくい部分がある(あちこちの数字が何に対するパーセンテージなのか明確でない。)ので、記事自体は備忘的に載せただけである。

(以下引用)



NY州調査、人工呼吸器装着の重症患者「90%近くが死亡」


4/24(金) 15:22配信


ニューズウィーク日本版


<新型コロナウイルスに感染して入院した患者5700人を対象に行われた初の大規模調査の結果が明らかに>

米ニューヨーク州で実施された大規模な調査で、新型コロナウイルスに感染して人工呼吸器を使用した患者の死亡率が90%近くにのぼったことが分かった。同州最大の民間医療機関「ノースウェル・ヘルス」が系列病院に入院した患者を調査し、米医師会報(JAMA)で発表した。報告書によれば、人工呼吸器を使用した患者のうち、18~65歳の患者の死亡率は76.4%で、65歳以上の死亡率は97.2%だった。

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調査はノースウェル・ヘルスとファインスタイン医学研究所が共同で実施。3月1日から4月4日の間に、ノースウェル・ヘルスの12の系列病院に入院した5700人の患者について調べた。

ファインスタイン医学研究所のカリーナ・W・デービッドソン副所長は、「ニューヨークは今や、新型コロナウイルスの感染拡大の中心地だ。臨床医、科学者、統計学者や研究者たちはみんな、ノースウェルの系列病院に入院している大勢の患者に最高の医療を提供するために、休むことなく働いている」と語った。「ノースウェルと共同で実施した調査を通じて、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の患者についての臨床的・科学的な知識を提供していきたい」

<女性より男性の方が高い死亡率>

報告書は今回の調査について、「米国内でCOVID-19で入院した患者についての、初の大規模な症例報告」だとしている。ノースウェル・ヘルスはニューヨーク市、ロングアイランドとウエストチェスター郡に系列病院を持ち、患者数は1100万人近くにのぼる。

「デービッドソン博士とノースウェルの調査チームは、ニューヨークでの感染拡大における最前線の対応を理解する上で不可欠な情報を提供してくれた」と、ファインスタイン医学研究所のケビン・J・トレイシー所長は語る。「これらの観察研究と、当研究所が提供するその他の臨床研究の結果は、今後の看護の改善に役立つだろう」

調査の対象となった患者の半数以上は男性で、全ての対象患者の平均年齢は63歳。死亡率は、女性よりも男性の方が高かった。

全体の3分の1(1734人)に発熱の症状があり、呼吸が荒くなった人は986人、酸素吸入を受けた人は1584人だった。入院から退院までの平均期間は4日前後だった。

調査期間中に退院または死亡した2634人の患者のうち、「14.2%が集中治療室(ICU)で治療を受け、12.2%が人工呼吸器を使用し、3.2%が透析や腎臓移植を受け、21%が死亡」した。人工呼吸器につながれた患者のうち88.1%がその後死亡している。

「人工呼吸器を使わなかった患者の死亡率は、18~65歳で19.8%、65歳以上で26.6%だった。18歳未満の患者の死亡例はなかった」と報告書は説明している。
















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