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徽宗皇帝のブログ

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自宅学習が教える学校の存在意義(無意義)
私は「遊び場」としての学校や「同年代の異性を身近に眺めて品定めできる貴重な場」としての学校は、勉学やスポーツを強制する場としての学校より重要だ、と冗談抜きに思っている。特に後者は、その後一生異性と縁の無い人生を送る可能性の高い非モテ男女にとっては生涯の思い出になるだろう。そういうのは馬鹿にすべきではない。若いころは、異性を遠くから眺めるだけでも宝石のような体験なのだ。
中学での勉学が高校入試のためでしかなく、高校での勉学は大学入試のためでしかなく、大学での勉強は、中味はどうでもよくてただ大学に入ること自体が学歴のためだけなら、学校の教育的意義はゼロに近い。
しかし、最初に書いた意味での学校には存在意義がある。中学入試も高校入試も、頭脳が近いレベルの男女を集めるシステムとしてなら意味はある。小学校より中学校、中学校より高校と進むにつれていじめが減るのは、同レベルの人間が集まるからだ、と言えるのではないか。
まあ、私の御託はともかく、このコロナ騒ぎは学校というものの存在意義を考えるいい機会でもあるのではないだろうか。あるいは、企業(様々な職業)や役所の社会的意義に関しても同様だ。
なお、下のツィートは、学校の有害無益な物事を見事にまとめた貴重な文章でもある。
ちなみに、私は学校での勉強内容が無意義だとは思わない。その中には一生の知的財産になる知識もたくさんある。だが、それを「授業」という形で教授する意義はほとんど無いと思っている。教師は生徒の質問に答えるだけでいい。教科書に書かれた内容をオウムのように教壇で喋り、教師用虎の巻の内容を板書するだけの授業に何か意味があると世間の皆さんは本気で思っているのだろうか。あるいは、下品な冗談で生徒受けを狙うタレント教師の授業に何か価値があると本気で思っているのだろうか。

(徽宗追記)偶然に今読んだ「反戦な家づくり」記事である。私より格調高くと言うか、真面目に同じようなことを言っている。

小中学校の超長期休校は、パンドラの箱を開けてしまうかもしれない

学校の超長期休暇は、パンドラの箱を開けてしまうかもしれない。

ルーチンで学校があるときは、学校の効能は客観的に評価しにくい。比較対象があまりないからだ。

しかし、あるとき~ と ないとき~ の対比が見えてしまうとそうはいかない。

私の勝手な予測だが、むしろ子どもの学力は上がるのではないだろうか。

学校があっても、やる子はやるし やらない子はやらないという二分化されてしまった子どもたちの学習環境を、変えることができていない。

つまり、やらない子をやる気にさせることができているのは例外的な成功例であり、やる子にとっては学校の授業は退屈な時間に過ぎない。

どっっちの役にもたたない、決められたカリキュラムをこなす授業。その正体が、超長期休暇によって暴かれてしまうかも知れない。

もっとも。授業以外の何でも屋を押しつけられ、ブラック企業並みのサービスス残業が続く教師も、犠牲者と言える。

子どもたちの本音に迫る教育を学ぶ機会も時間も与えられていない。

そんな退屈な授業よりは、今どきは優れた参考書や動画授業があふれている。

そうしたコンテンツを活用して学習する子たちは、授業で時間を潰されないだけ、力をつけていくだろう。

一方で、勉強をやりたくない子たちは、ゲームや趣味に、いつもよりは罪の意識無く没頭することができる。

あれ、学校なんていらないんじゃないの? と気がついてしまう、そんな瞬間が増えていく。



もちろん、コロナで強制的に休校の現状は、、誰にとっても幸せではない。

友達とも遊べないし、運動不足も甚だしい。

低学年の学童保育はもう限界だ。

休みに無理な価値を与えんがために、ゆがんだ内申点評価が横行するのではないかという心配もある。

ただ、日本の義務教育史上、はじめて、 あるときとないときの比較が、全国的な規模で目に見えることになるのは間違いない。

見えてきた事態を謙虚に受け止め、教師叩きに血道を上げたり、逆に教師の保身で子どもを犠牲にしたりせず、よりマシな学校にするためのきっかけになればいいなあ と切に願う。

義務教育の「義務」は、児童労働をさせずに教育を受けさせる親の義務と、社会格差に左右されない教育機会を保証する国の義務なのであって、子どもにとってはあくまでも「権利」なのだから。

大人が「子どもを支配する権利」を行使して、「子どもが大人の言うことをきく義務」にしばられる、きわめて異常な社会=学校は解体されるべきだ。

授業、スポーツ、文化、社会生活、それらを伝えるプロが集い、子どもたちがその成果を享受できる高度な専門機関に、小中学校がなっていってもらいたい。


(以下引用)
Hyang
@baglekang
韓国、オンライン授業が始まって1週間。中3の娘は勉強にかなり集中できると満足。騒ぐクラスメイト、イジメ、無駄な待ち時間、集団行動、早起きして身支度…が必要なく効率的だと。コロナ後も音楽、体育、グループワーク等、週2程度の登校でいいじゃん!と。登校するメリットは給食と友だち、らしい。






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