(以下引用)
→アフガン→イラク→リビア→シリアの次の標的がエジプト?
アメリカの共和党ブッシュ政権は21世紀が始まって早々の2001年に胡散臭い9・11事件を根拠にしてアフガニスタンのタリバンを攻撃、2年後の2003年にはイラクの大量破壊兵器疑惑をでっち上げて攻め込んでフセイン大統領を殺している。
「チェンジ」を旗印にした民主党オバマ政権は日本の東日本大震災時に東京電力福島第一原発の原子炉4基が同時に暴走する未曾有の核事故が起きた2011年、旧ソ連圏や東欧での強制民主化(カラー革命)に続き「アラブの春」とのフェイスブックなどアメリカ製SNSを駆使することでチェニジアやエジプトなどの世俗政権を次々崩壊させ、リビアのカダフィをNATOの空爆と米軍傭兵組織ISISイスラム国を使って惨殺する。
狙われたのは何れも北アフリカや中東の世俗主義の政権で、その意味では選挙で選ばれたイスラム原理主義政権(ムスリム同胞団)をクーデターで倒して政権を握ったエジプトのシシー大統領は危ないことになるが、やはりイスラエル抜きには米国の中東政策は理解できない。(★注、だから飯山陽はエルサレムの「嘆きの壁のユダヤ人」なのだろう)
シリアのウイグル(IS)掃討で中国が地上軍投入 2019年01月16日 | 政治
中国、シリア投資に積極姿勢 一帯一路拠点 復興利権狙いか
2019年1月13日.毎日新聞
【カイロ篠田航一】アサド政権が優位を確立したシリアに対し、中国が積極投資に動いている。アジアから欧州やアフリカに至る巨大経済圏構想「一帯一路」を掲げる中国にとって、シリアは地中海に面した重要拠点。内戦後を見据え「復興利権」を獲得する狙いがあるようだ。
中国の習近平国家主席は「中国・アラブ諸国協力フォーラム」で、シリアに加え、シリア難民が多いレバノンやヨルダン、内戦で人道危機が深刻化するイエメンも含めて計6億元(約95億6000万円)の人道復興支援。中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は内戦で荒廃したシリアの通信インフラ復興への協力。中国の建設会社がレバノンの港湾都市トリポリからシリア国境まで続く鉄道建設を提案している。アサド政権と対立してきた欧米企業によるシリア投資が困難な中、内戦後を見据えて中国は積極投資に動き始めた。
中国のアサド政権に対する支援は、国内の過激派対策
シリア内戦では、中国新疆ウイグル自治区独立のためシリアで軍事訓練を受ける戦闘員が、反体制派や過激派組織「イスラム国」(IS)に参加しているとされ「IS戦闘員には火器使用の訓練を積んだウイグル人が多い」。
中国当局は実戦経験を積んだ過激派の伸長を警戒。
イランのファルス通信などによると、17年12月にはロシアが基地を置くシリア西部の港湾都市タルトスに中国人特殊部隊が上陸し、ウイグル系過激派の掃討作戦に従事すると伝えらた。
トランプ米政権は昨年12月、「ISを打倒した」として米軍の撤収方針を発表したが、依然としてシリアとイラクには計数千人のIS残党が潜伏しているとみられる。
(抜粋)
1月13日 毎日新聞
中国はトルキスタン・イスラーム党と戦うためシリアへの特殊部隊派遣を決定
2017年11月28日シリア・アラブの春 顛末記:最新シリア情勢
スプートニク・ニュース(11月28日付)は、中国がシリアに特殊部隊を派遣することを決定したと伝えた。
同ニュースによると、中国外務省は、シリア政府高官との協議の末に、「シベリアの虎」、「夜の虎」の名で知られる特殊部隊をシリアに派遣し、トルキスタン・イスラーム党との戦いに参加させる意向を示したという。
これは、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官の中国訪問を受けた。
同ニュースによると、アサド政権はこれまでにも2015年に中国軍部隊5,000人の派遣を許可しており、シャアバーン補佐官は、中国軍高官らとの会談で、トルキスタン・イスラーム党との戦いためにさらなる部隊派遣を要請していたという。
すべてが闇の中(真相が表に出ない諜報機関による機密作戦)
中国新疆ウイグル自治区のイスラム過激派テロリストの掃討作戦でシリアに中国地上部隊(特殊部隊)を派遣するニュースは2017年前末のロシアのスプートニク、2019年初めの毎日新聞以外は報じていない。(シリア東部の油田地帯のデリゾールに展開するアメリカ軍が相当数派遣されているらしいが、対ウイグル人テロリストでシリアに派遣された中国特殊部隊と同じで矢張り具体的な報道が何も無い不思議。たぶん、どちらもベトナム戦争当時のラオスのCIA傭兵組織のバンパオ将軍のメオ族特殊部隊のような機密の破壊工作なのである。(★注、正規の軍事作戦ではなく存在すること自体が機密の諜報機関による極秘作戦なので、すべては闇の中)
ウイグル民主化(アルカイダ)の嘘 2018年11月30日 | 政治
2015年9月のプーチンの決断(ロシア軍のシリア参戦)で世界の情勢が大きく変化
3年4か月ぶりに解放されたフリージャーナリストの安田純平が拉致犯人として唯一名前を出したのが東トルキスタン(いわゆるリベラルメディアが口を揃えていう中国のウイグル族民主化勢力)のテロ組織だった。
同じく(今年のノーベル平和賞受賞者である)イラクのクルド族系の少数宗教のヤジディ教徒でISIS(イスラム国)に捕まり姓奴隷となった女性に関連してTBSが特集番組を組んで大きく報じていた。ところが、この番組でも現地の刑務所で元『イスラム国』兵士として堂々とテレビに顔出して発言していたのはドイツ出身のアルカイダ戦士と中国のウイグル族出身の東トルキスタン極悪テロリスト組織だったのである。
ヤジディ教徒の村を次々と襲撃して男や女を皆殺しにした挙句、若い女性は姓奴隷として市場で売買していた悪魔のようなイスラム原理主義(アルカイダ)の連中が、善良で良識ある欧米や日本のリベラルメディアや知識人が支援していた中国の東トルキスタン(ウイグル民主化勢力)だったとのオチ。
(★注、もちろん先進国から見て『一人っ子政策』やカルト宗教的気功集団(法輪功)の非合法化と弾圧のように人権無視の中国当局の悪は枚挙にいとまがないが、だからと言って反政府組織が善であるとの原理原則は何処にも無い。それどころか悪い中国当局と戦っていたウイグル民主化勢力とは、欧米が密かに支援した極悪の傭兵組織『イスラム国』テロリストだったのである。もし「一人っ子政策」を行わないと今頃は中国人口は20億人以上。法輪功などカルト組織を野放しにすると大勢の被害者が出る)
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