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徽宗皇帝のブログ

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加速度化する日本の地獄的状況
「ネットゲリラ」から転載。
リストラされなくて良かった、と胸を撫で下ろしている社員たちは大きな勘違いをしている。たとえば社員の3分の1をリストラした場合、3人でやっていた仕事を2人でやれ、と命令されるわけだ。つまり、仕事は5割増しになる。すでに過重な仕事をしていたら、過労死するしかないわけである。もちろん、重役たちの仕事は増えないwww あくまで平社員の仕事だけが増える。
こういうのを「労働強化」と言う。今の日本は労組が機能しないから、リストラのし放題である。
なお、下の野次馬氏の言葉は鋭い。家族制度の崩壊と日本社会のブラック化は車の両輪である。「家庭内労働の外部化」は、たとえば食事などもそうだ。共稼ぎの家だと、仕事で疲れて帰ってきて炊事などする気力もないからコンビニの出来合いの弁当で済ます。誕生も死も病気療養も病院が現場になるから、これも外部化だ。かつての「家庭風景」はすべて外部化されている。





人手不足なのに、何故か大企業はリストラの嵐。笑っちゃうよねw 電機メーカーが代表的なんだが、日本でも有数の大企業が、軒並み、経営危機なのだ。その分、新しい産業が育っているかというと、全然、そんな事はない。介護なんてのは産業じゃないしw そもそも家庭内でナントカしていたのが、家庭が崩壊して外注に出すようになっただけ。育児を捨てて保育園に子供を任せるというのも同じ。家に専業主婦がいれば、介護も育児も、家庭内で賄える。かつてはそうだった。それが、年功序列、終身雇用が崩壊し、主婦までもが家庭を捨てて働かなきゃならなくなって、世の中、大混乱ですw

深刻な人手不足が叫ばれているのにリストラの嵐だ。
東京商工リサーチによると、2019年に希望・早期退職者を募った上場企業は16社に達し、5カ月余りで早くも前年1年間の12社を上回った。
募集人数は6697人で、3年ぶりに5000人を超えた。
純利益を57%も減らすなど19年3月期決算がボロボロだった日産は、22年度までに世界全体で4800人以上の従業員を削減すると発表した。
早期退職関連で470億円の費用が発生するが、年間300億円のコスト低減につながるという。
今年、希望・早期退職者募集に応募した人数は、富士通2850人、東芝823人、コカ・コーラ ボトラーズジャパンHD950人、アステラス製薬700人、アルペン355人など。
東京商工リサーチは背景をこう分析している。

ここで名前の出ている日産にしても、これまでずいぶん利益をあげて、ルノーとそのバックのフランス政府に貢いできた筈なんだけどねw 外国に利益をチューチュー吸われて、出涸らしw 企業が資本家のためだけに奉仕させられると、ジリ貧で潰れる。最近は「ウチは従業員と、その家族を養うために仕事をしている」と胸を張る会社がなくなったねw


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