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徽宗皇帝のブログ

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国家を解体するグローバリストと国家前提の保守主義者の戦い
「逝きし世の面影」から転載。
宗純氏は「ル・ペン」と表記しているが、根拠はあるのだろうか。人名に「ル」が付くのは007の「ル・シッフル」以外に聞いたことは無い。アルセーヌ・ルパンは「ル・パン」になるのか? www
まあ、冗談はともかく、宗純氏もルペンを正当に評価しているようで何よりである。彼女を「極右」とするのは西側マスコミの枕詞であり、レッテルにすぎない。彼女の提唱する政策はすべて真っ当そのものである。つまり、トランプと同じく「自国民ファースト」であり、それは必然的に自由貿易を推進することで世界の各国民から搾取して巨大グローバル企業の利益を上げるというグローバリズムの敵になる。で、DSとはグローバリストのことであり、ユダ金なのである。だからトランプは大統領になった後もあれほど徹底的に米マスコミの攻撃を受け続けたのである。(ユダ金とユダヤ人とユダヤ教徒は区別すべきである。そもそも本来のユダヤ人は中東の非白人である。ユダヤ教の選民思想がDSの特徴と重なるとはいえ、彼らがユダヤ教徒だとは言えないだろう。)
ついでに言えば、保守主義というのは「古いものにこだわる馬鹿」と思われがちだが、進歩主義や革新主義は古いものの破壊、つまり今ある「まともなもの」も破壊するのが常なのである。で、新しく作られるものは一部の人間の「新しい利権」にすぎないことがほとんどだ。自分が
進歩や革新の恩恵を受けられるというのは甘すぎる妄想だろう。科学や機械の進歩と「政治的な革新」とはまったく別の話なのである。早い話、マイダン革命という「革新」でウクライナ国民はどのような悲劇の中に投げ込まれたか、真正面から事実を見るがいい。

 
(ルペンの公約)NATO=北大西洋条約機構の軍事部門から脱退しなくとも、フランスだけでなくヨーロッパにも大きな変化を及ぼす

フランスとヨーロッパを揺るがしかねない、フランスの大統領選挙。決選投票は日本時間の24日午後始まり、25日未明には大勢が判明するが前回5年前と同じ顔ぶれ(マクロンVsル・ペン)だが、ダブルスコアでマクロンが楽勝した2017年とは大きく違い韓国大統領選のような歴史上稀に見る僅差の勝敗になると思われる。(★注、あまりにも僅差なので、当選しても弾劾が怖くて最初からレームダック状態。民主派野党に逆らえない)
現職マクロン10ポイントリードの世論調査と選挙結果と同じなら今と変わらないが、2016年11月米大統領選のアッと驚く大番狂わせ。第45代アメリカ大統領ドナルド・トランプ当選のフランス版が起きる可能性も十分にある。
 
2年続いて人々を苦しめた過酷なコロナ規制の怨念とロシア制裁でブーメランの経済危機とダブルの負の影響
 
2016年、アメリカの全ての調査会社とかメディアの世論調査の結果である「大差でトランプ落選」「ヒラリーが初めての女性大統領に」が全部外れた原因とは、知的エリートであるリベラルメディアの「トランプ支持者は低学歴で低所得の白人差別主義者」の不公平なキャンペーンの結果、トランプ支持の有権者が世論調査に協力しなかったから。ル・ペンの「極右」のレッテルは悪意あるキャンペーンで実態は元共同通信の田中宇の指摘するように野放図な移民を規制、国家主権を大事にするトランプと同じ保守的ポピュリズム政治家である。(★注、日本のマスコミは一切報じないので誰も知らないが、対照的にフランス人はドーバー海峡を超えて入ってくる移民をアフリカ大陸内陸部のルアンダに金を渡して強制移住させるとのジョンソン首相の狂気の蛮行に比べてル・ペンの主張は民主主義の王道である。フランス人がイギリスやアメリカのインチキ民主主義の欺瞞に気が付けば変化が起きる)
 
一寸先は闇(有権者の予測が当たらない戦国乱世)
 
ル・ペンの主張と同じような右派ポピュリズム政治のハンガリー総選挙で「強権政治」とリベラルメディアから罵倒されたオルバンは、リベラルメディアや有識者の「僅差」の予測を跳ね返して圧勝しているのですからフランスでも同じことが起きる確率は高い。(★注、主従関係の日米安保条約とは大きく違い、NATOは全会一致が原則なので本来は一カ国でも反対すればアメリカの無法な軍事行動は止められるが、残念ながら小国では経済封鎖が怖くて今までは反対出来ない。しかしフランスなど欧州の大国が主導して数カ国が同調すれば今後はアメリカの無法を止めれる可能性が出てくる)

【解説】 仏大統領選、ル・ペン氏とマクロン氏による「悪評」の闘い

カティヤ・アドラー欧州編集長
A Marine Le Pen poster defaced with the word
画像説明, 候補者のポスターは多くが落書きされている

フランス大統領選の決選投票に残った候補者のポスターで、まだ汚されていないものを見つけるのは、ほとんど宝探しのようだ。



今度の日曜日(24日)の決選投票を前に、至る所にあるマリーヌ・ル・ペン氏とエマニュエル・マクロン氏のポスターには、「ファシスト」、「汚いリベラル」、「人種差別主義者」、「エリート主義者」といった品のない中傷が書き込まれている。



どれが誰に向けられているのかは、すぐに分かる。多くの有権者が候補者のいずれか、または両方に示す激しい嫌悪感は、思わず息をのむほどだ。



ル・ペン氏はこれに慣れている。



父親は、ナチスドイツが作ったガス室やホロコーストを「第2次世界大戦の歴史の細部」だと繰り返し語った、悪名高い反移民の民族主義者の政治家ジャン=マリー・ル・ペン氏だ。その娘として彼女は長年、父親の毒気のある影から逃れようと苦労してきた。



彼女が大統領選に挑むのはこれが3度目だ。今回はこれまでで最もソフトな姿勢を外に見せている。化粧はやわらかい色合いになり、話しぶりは明らかに温かみが増した。法と秩序、移民という極右にとっての典型的な優先課題より、日々のやりくりに苦労しているフランス労働者を重視するようになった。



「マリーヌ」と呼ばれることを望むようになった彼女はいま、愛国的な中道主義者という新たなイメージを固めようと、かなり努力をしている。



ル・ペン氏に批判的な人たちは、彼女をあまりに右翼的で過激だとし、「当選の見込みはない」としている。私はそのことについて、彼女に問いかけてみた。



「申し訳ないけど、私は過激なんかではありません!」と彼女は返した。


現在の政府は、特権的少数者が特権的少数者のために動かしています。それが現実です」。



「私はそれを変えるために大統領選に出ています。人々の、人々のための政府をつくり(中略)人々に力を取り戻すのです


Marine Le Pen speaks to the press after a live televised debate won 20 April


画像提供,GETTY IMAGES 4月20日のテレビ討論後にメディア取材に応じたマリーヌ・ル・ペン氏


(抜粋)
4月23日 BBC


人々の、人々のための政府をつくり 人々に力を取り戻す


ひょとするとフランス(マクロン)が2016年11月8日の米大統領の大本命候補ヒラリー・クリントンの様に負けて大穴のトランプが勝った大どんでん返しが起きるかも知れません。


そもそもフランスで3割の左翼急進派(メランシュ)の主張と極右ル・ペンの主張は「ほぼ同じ」なのですから、フランスの有識者が「主義」ではなく「主張」で選べば知的エリートのエスタブリッシュメントのマクロンに勝ち目がない。


ハンガリー総選挙のオルバン圧勝に続き今回決選投票でマリーヌ・ル・ペンが勝利すれば、今年秋のアメリカ議会選挙でもトランプ派が勝つ流れが出来て、今までの知的エリートのエスタブリッシュメント支配に終止符が打たれ、我々一般市民にも望ましい「グレートリセット」が起きるかも知れない(★注、それにしても道徳的ではあるが科学的には無茶苦茶な人為的CO2地球温暖化説にのめり込んで自滅するカミカゼ左翼には呆れ果てて批判する言葉もない)





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