安倍晋三首相(64)は11日、第4次安倍再改造内閣の顔触れを決め、菅義偉官房長官(70)が閣僚名簿を発表した。環境相に小泉進次郎元復興政務官(38)を抜てき。外相に茂木敏充経済再生担当相(63)、防衛相に河野太郎外相(56)が横滑りした。19閣僚のうち17人がポストを交代。初入閣は安倍内閣最多の13人で、女性は高市早苗総務相(58)と橋本聖子五輪相兼女性活躍担当相(54)の2人だった。
留任は麻生太郎副総理兼財務相(78)と拉致問題担当相を兼ねる菅氏のみだ。高市氏と厚生労働相の加藤勝信自民党総務会長(63)は再登板。皇居での認証式を経て、11日夕に正式発足する。
法相に河井克行・党総裁外交特別補佐(56)、文部科学相に萩生田光一党幹事長代行(56)、農相に江藤拓首相補佐官(59)、経済産業相に菅原一秀元財務副大臣(57)、国土交通相には赤羽一嘉公明党政調会長代理(61)が就任する。
復興相は田中和徳元財務副大臣(70)、国家公安委員長兼防災担当相は武田良太元防衛副大臣(51)、沖縄北方・1億総活躍・少子化対策・消費者行政担当相は衛藤晟一首相補佐官(71)、科学技術担当相は竹本直一元財務副大臣(78)が就く。経済再生担当相の西村康稔官房副長官(56)は全世代型社会保障改革も担当。地方創生担当相には北村誠吾元防衛副大臣(72)を充てた。
コメント