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徽宗皇帝のブログ

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拉致被害者の死への言及というタブー
「谷間の百合」さんのブログ記事だが、非常に鋭い指摘をしていると思う。
まあ、北朝鮮と日本の争いは「プロレス」だ、というのはずっと昔に私も何度か書いているが、それは米国の意思でもあるわけで、北朝鮮、あるいは「拉致被害者問題」は、存在すること自体が存在意義(日本と北朝鮮や中国の緊張関係があることで、米軍基地の日本駐留が正当化される。それは米国の軍需産業にも米政府の軍人たちにとっても死活問題だ。日本は米軍の巨大スポンサーなのである。)なのであり、被害者の死亡が確定すると問題自体が消えるので、「被害者はすべて死んでいる」という発言は米国の日本統治を揺るがす大問題だ、となる。つまり、巨大なタブーを犯したことになるわけで、生方議員の発言に枝野が異常なまで怒ったのは、つまり枝野が米国の操り人形のひとりであるからだ。
まあ、要するに、東アジアが平和だと米国の世界戦略の基本が崩れるのである。自衛隊など、米軍の単なるパシリで下請けだ。彼らが死なずに済んでいるのは、憲法がその生命を守ってきたのである。(西洋人は異人種を騙してばかりいるが、「明文化された契約(法律もそのひとつ)」を異常に尊重する風土がある。これは西洋の支配者であり「契約の民」であるユダヤ人の特質だろう。「公文書改竄」を平気でやる日本人など猿の一種だと思っているのではないかww)つまり、憲法改定(本丸はもちろん9条改定)は「自衛隊の兵士は死ね」ということである。あなた(もちろん、日本の大人たち)はそれに賛成するのか?

(以下引用)赤字部分は徽宗による強調。

拉致が解決することはない。

小泉訪朝から来年で20年になります。
ここにきて拉致問題が再燃しているのは、拉致被害者とは関係のない別の力学が働いているのを感じます。
先日、総理が敵基地攻撃能力の保有を検討するように指示したことからも、拉致の本筋はそっちにあることを窺わせます。
敵基地の敵とは北朝鮮であることは明かです。
西岡さんや横田さんの息子たちの言っていることから伝わってくるのも、とにかく北をやっつけたいという一念です。
わたしは、拉致が解決することはないだろうと思っています。
解決が目的ではないからです。
慰安婦がそうであるように拉致も同じ道程を辿るだろうと思っています。
総理は必ず自分の手で解決すると言っていますが、出来っこありません。
本気なら、その前に家族会や救う会と話し合う必要があります。
なぜなら、かれらにとって被害者は「生きている」ことが前提だからです。
それ以外の回答は受け付けないでしょう。
これで交渉ができるでしょうか。
おそらく、「生きている」以外の回答は「嘘」だと言うでしょう。
しかし、たとえ相手が札付きの独裁者だとしても一国の最高権力者の言葉を嘘と決めつけるのは、外交上あまりにも非礼ではないでしょうか。
だったらどうすれば納得するのか、どうなれば解決になるのかを明示すべきなのです。
しかし、かれらには北は嘘つきでなければならないのです。
だから、何を言われても嘘になるのです。
目的は解決ではないからです。
慰安婦が「謝罪」を言い続けるように、日本は北を「嘘つき」と言い続けるのでしょう。
これで解決できると思いますか。
どうしたら解決すると思いますか。
過日は立憲民主党の生方議員が、被害者はみんな死んでいると言って謝罪に追い込まれました。
何を思ったのか、枝野元代表が烈火のごとく激怒しましたが、異様なことでした。
枝野さんの異常さがはからずも拉致の異常さをさらけ出しました。
拉致は言論の自由を保障する憲法を飛び越えてその上に位置する存在になりました。
そういう人が、北朝鮮を自由のない国だと断罪するのです。
民主主義の国における言論弾圧は異常です。
あなたたちは自分たちが日本の言論を封殺していることが分かっているのでしょうか。
拉致被害者をどこまで翻弄し冒涜すれば気が済むのでしょう。

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