https://ameblo.jp/namachocoponzu/entry-12822832652.html
日本人は通らない。
<転載開始>
生活保護の申請をしても審査が通らない日本、ベーシックインカムの伏線か
こんにちは!生チョコぽん酢です。
早いものでもう10月ですね。
この前友人が話の流れで「最近ゴミ多いよねぇ」と言ってきて「あー、やっぱり皆感じている事なんだな」と改めて実感しました。
毎日搬送の為に道路を走っていて私も感じるのが、最近やけにゴミのポイ捨てが多い。
特に国道の合流付近がゴミの掃き溜めのようになっています。
日本は昔から奇麗さが魅力だったのに、経済の縮小とともに日本人のモラルも低下してきているのでしょうか。
さて、以前私がとても重要だから注視しなければいけない話題の1つだと述べた生活保護について、今朝こんなニュースをかけました。
なぜか売春の文字がありますが、貧困が売春に結びつくということを伝えたいのでしょうか。
まぁそれは置いておき、以前に生活保護の推移の違和感について、この記事で説明したことがありましたね(まだの方はこちらからお読みください)。
増える申請者に減る受給者の構図を紹介したわけですが、その構図が益々顕著に表れているのでシェアします。
冒頭のニュース記事で
>生活保護の申請件数が今年に入り、前年同月比で6カ月続けて増加している。厚生労働省の集計によると、対前年同月の伸び率も2~5月は10~20%台と高水準だった。
と書いてあります通り、今年は昨年と比べて凄い上昇率だったことがわかります。
しかし紹介した私のブログ記事では、昨年の段階で既に
>生活保護 去年の申請件数 前年比5.1%増 コロナ影響長期化
という、そこそこの増加率を示していました。
つまり、2年前と比べたら、3年前と比べたら、一体どれだけ申請数が増加しているのか?
という視点で見てみると、今がどれだけ差し迫った状況なのかが分かると思います。
次に生活保護受給者の推移を見ていきましょう。
これは厚労省が公開している最新の生活保護受給者の推移となります。
https://www.mhlw.go.jp/content/12002000/000977977.pdf
2ページの図を下に転載させて頂きます。
ここに声高らかに
>生活保護受給者数は約204万人。平成27年3月をピークに減少に転じた。(ドヤ
と書いていますよね。
そう、減少しているのです。
図には令和4年(22年)3月は2,036,045人と書いていますが、内訳は以下の通り厚労省から公開されており、対前年同月0.8%減と書いています。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/hihogosya/m2022/dl/03-01.pdf
次に同年、令和4年(22年)10月は2,024,195人(対前年同月0.7%減)と書いています。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/hihogosya/m2022/dl/10-01.pdf
次に最新の発表では、令和5年(23年)6月は 2,020,563人 (対前年同月0.1%減)と書いています。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/hihogosya/m2023/dl/06-01.pdf
引き算をします。
2022年3月(2,036,045人)ー2022年10月(2,024,195人)=11850人減
('Д')
たった半年たらずで1万2千人も減っている。
2022年10月(2,024,195人)ー2023年6月(2,020,563人)=3632人減
('Д')
たった8ヶ月で3632人減っている。
2022年3月(2,036,045人)ー2023年6月(2,020,563人)=15482人減
('Д')
たったの1年3ヶ月で15482人減っている・・・
流石に冒頭のニュースの時期には減っていないだろう。
そう思った私は令和5年(23年)1月から6月分を引き算しました。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/hihogosya/m2023/dl/01-01.pdf
2022年1月(2,024,421人)ー2023年6月(2,020,563人)=3858人減
('Д')
これらの人が、社会復帰したのなら素晴らしいことですが、私は介護事業を通して、介護サービスごとの色々な角度から生活保護受給者世帯とかかわりを持ってきましたが、そもそも簡単に抜け出せる人は生活保護を受給しません。
これも前回した500万人死亡?の記事と関連した影響なのではないのかと勘ぐりたくなりますが、一旦これも置いておき話を戻しますね。
つまり、
・たったの1年強で1万5千人以上が受給を辞めるのが違和感しかない点、
・増え続ける申請に対して前年同月比減という言葉が並ぶことに違和感しかない点、
・図の通り豊かな時代(受給数のピーク)からの減少率が半端じゃない点、
これらを俯瞰して個人の意見を述べさせて頂くと、
単純に生活保護の申請をしても通らなくなっていて、
政治的な意図で?審査を厳しくされていて、
"生活保護受給者の減少=生活が豊かになっている"という解釈は絶対にしてはいけないということです。
もし「そんなことはない!きちんと申請を通している!」というのなら、増え続ける新規申請を超える勢いで、生活保護受給者世帯が何らかの理由により減っている、ということになりますからもっときな臭いですよね。
そうではないと信じたいので前者で話を進めます(もう一歩だけ踏み込んだことを言いますね)。
先ほど政治的な意図で審査を厳しくされいる可能性について触れましたが、一体なぜそうする必要があるのか?という点です。
それは2つ考えられます。
1)国民の総合的な水準が下がっており、財政的に厳しくなってきている
2)その他、別の意図がある
1)に関しては素直にとらえた場合ですが、(2)について軽く述べさせて頂きますと。
要するにこれ、ベーシックインカムの伏線じゃないですかね・・・
生活保護を必要としている人に生活保護を受けさせなければ、いずれホームレスや治安の問題に直結して社会問題として表に出始めてきます。
その段階ならベーシックインカムを国民側は飲む他ないですよね。
「その段階なら」というのはどういうことかといいますと、ベーシックインカムって聞こえはいいですが、1つとんでもない問題をはらんでいることは分かりますでしょうか。
年金というのは税金ではなく、個人の資産という前提があるからです。
もちろん私達現役世代は将来年金など端から貰えるわけないと分かっていながら税金だと割り切って支払っていますが、一応積み立てているような概念なのです。
それをチャラに出来るわけがないのですね、今の段階では。
でも国民側から「何とかしてくれ!」という状況に持っていけば、政府は「そこまで言うのなら一旦社会保障制度をリセットしてベーシックインカムを導入しましょうか」という流れに持って行けるわけで。
まぁ端から諦めている身としてはどっちでも構いませんが、もしそうだとすると、つくづくやり方がセコイなぁとは思いますね。
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