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徽宗皇帝のブログ

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日本は「二重国籍」を認めるべきか
「東洋経済オンライン」から記事の一部を転載。
ただし、記事の主張に賛成しての転載ではない。(記事のこのページしか読んでもいない。)
私は「二重国籍は認めるべきではない」という意見である。もっとも、深く考えたわけではないのでいずれ考えが変わる可能性もあるが、今はそういう意見である。
というのは、何よりも、「納税」の問題があるからだ。カルロス・ゴーンのように三重国籍を持って、自分の都合のよい部分でだけある国を利用し、都合の悪い時はそこから逃げる、という方法が高額納税者の間で一般化するだろう。いや、それでいいではないか、何で国家財政のことなど個人が気にする必要があるか、という意見もあるとは思うし、べつに私は自分のこの意見に固執はしない。
ただ、グローバリズム(ユダ金)の世界侵略にとって「二重国籍」の容認は大きな足掛かりになると思う。
そして、下の記事で言われているのは、大坂なおみがオリンピックの日本代表になるかどうかという「扇情的」な(人々の下種な種類の「愛国心」を煽る)言説であり、パックンという人間をかなり高く評価している私としては非常に残念である。

大坂なおみが日本人だろうが米国人だろうが、彼女の価値とはまったく無関係のことであり、彼女がオリンピックに出ようが出まいが彼女の価値を落とすものではない。そして、彼女が「日本人として」オリンピックに出ることは嬉しくて、彼女が「米国人として」出ることは口惜しいとか不快だと思う人間は、私は最低だと思う。そもそも、国籍など、スポーツマンにとっては無意味である。
たとえば、私はイチロー選手の大ファンだが、彼を応援はしても彼を「日本人だから応援する」わけではない。米国が主な活躍の場なら、もはや米国人である。ただ、大リーグの歴史に、「日本人」が大きな足跡を残したことはやはり「心の底の愛国心」を喜ばせはするが、それは別に私自身の誇りにはならないのは当たり前である。
大坂なおみ当人がオリンピックに出たいかどうかも分からないのだが、彼女を1スポーツ選手として応援するのではなく「日本代表だから」応援する、というのを私は「下種な愛国心」と言っているのである。これが国際スポーツにおいて様々な不祥事の原因になってきたのは言うまでもない。



(以下引用)


日本は大坂なおみの二重国籍を認めるべきだ

パックン「さもないと米国籍を選択するはず」

日本とアメリカ、二重国籍の大坂なおみは、22歳までにどちらかの国籍を選ばなければならない(写真:Toru Hanai/REUTERS)
日本国籍は本当に魅力的。でも、テニスの大坂なおみ選手は日本ではなくアメリカ国籍を選択するだろう。その理由と、日本にできることを考えてみると……。

選択を迫られる大坂なおみ選手

残念なお知らせです。大坂なおみ選手は日本代表でオリンピックに出ません。

当記事は「ニューズウィーク日本版」(CCCメディアハウス)からの転載記事です。元記事はこちら

すみません。少し言い過ぎました。お知らせではなく予想、残念な予想なだけです。


ちょっと変な予想だけど、この読みには自信がある。残念な自信はある。


理由は簡単。IOC(国際オリンピック委員会)のルールとして、アスリートは国籍のない国の代表選手になれない。そして、日本のルールとして、外国籍を有するものは日本の国籍を有せない。法律上、アメリカ人の父と日本人の母に生まれ日米二重国籍の大坂選手は、22歳になるまでに1つの国籍を選び、もう1つから離脱しないといけない。来年10月16日の誕生日を迎える前に選択を迫られるのだ。国籍というバースデープレゼントが選べると思えばいいかもしれない。


そこで大坂選手は、残念ながら、アメリカを選んでしまう。


すみません。また言い切っちゃったが、予想です。悲しい予想なだけです。


国際結婚で生まれた一般の人ならば、黙っておけば両方の国籍を持ち続けることが可能だといわれる。原則として禁止でも、取り締まりも、法的な罰則もない。蓮舫さんのように話題に上がらなければ、外国の国籍を放棄することは「努力義務」で終わり、強制されないものだ。実際問題、そんな「隠れ二重国籍保有者」は多いようだ。知り合いのハーフの人でも、僕を信用して、その状態であると教えてくれた人が数人いる。その状態であっても、僕を信用しないで教えてくれない人はもっといるだろう。


でも大坂選手は有名人だし、日本代表候補。全国民が彼女の選択に注目していて、黙ってスルーすることはできなさそう。違法状態はスポンサーも許すまい。ましてや、なおみちゃんは純粋でちゃんとやりたいタイプ。ズルなんかしない!


これもまた勝手なイメージにすぎないけど、きっとそうだ。


じゃ、アメリカ国籍なんか捨てて日本を取ればいいだろう!


そう思う。僕もそうしてくれることを願っている。でも、大坂選手が純粋な性格であっても損得計算をするはずだ。ここで僕らもしてみよう。


(以下略)



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