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徽宗皇帝のブログ

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日本は水資源・植物資源の「地上の天国」
長いが有益な内容の記事なので、全文を転載する。不可能なら一部省略する。
日本のように山地が多く、しかも海岸線も長い国は、実は様々な自然エネルギーの可能性に満ちているわけだが、原発村のために、その開発が阻害されているようだ。
なお、植物の「エネルギー源としての利用」は、私も何度か書いている。廃材のバイオマス利用だけでなく、雑草もエネルギー源にできるのではないか。火薬に用いられる硝酸セルロースに加工すれば、高い火力が得られそうだが、それを持続的な出力にする方法を研究するのもいいと思う。


(以下「東海アマ」ブログより引用)

エネルギー価格高騰 探せば安価なエネルギー源は無数にある

カテゴリ : 未分類
 数日前、近所の中津川バローHCに灯油を買いにいったらリットルあたり102円だった。これまでの価格推移で一番高くなってる。ここが地域で一番安い販売所だから、高いところでは120円くらいしてると思う。
 ガソリン価格も、過去最悪水準のリットル180円台が現れはじめている。たぶん、このままでは軽く200円を超えそうだ。
 車がなければ食品を買い出せない地方では、本当に生活コストが上昇している。

 電気代は、自民党政権が福島第一原発事故の尻拭いを電気料金に転嫁し、国民の税金から30兆円近いカネをこっそりと東電につぎ込んでいる。どうしても原発を存続したいからだ。
 https://www.jcer.or.jp/policy-proposals/2019037.html

 https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20201023-00204261

 何のため? もちろん核兵器を持ちたいからだ。東電に「貸与」の名目であっても、もちろん東電はびた一文返すつもりはない。経営陣たちは、最後は退職金をぼったくって会社を倒産させ、勝俣や清水のようにドバイに逃げる腹づもりであることは実によく見えている。
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/93538

 話が逸れてしまったが、電気代は、基本的には火力発電所の燃料代が根幹にあって、現在では石油・石炭・LNGが主流である。この発電コストが劇的に上昇しているのだから、電気代も上がらないわけがない。フクイチ事故の後始末代も大きく乗っている。
 だから、石油が上がったからエアコン暖房に切り替えるという対策が通用しないのだ。

 どれくらい上がったかは、以下のリンク先にあるが、欧州では昨年の数倍になっている。
 https://pps-net.org/statistics/gas

このもの凄いエネルギー価格の高騰は、最初は、ロシアと欧州の天然ガス輸送システム問題から始まっているが、今では、ほぼすべてのエネルギー源の高騰を引き起こしている。ガス・石油・石炭に加えて再生エネルギーまで上昇している。
 だが、先物価格が暴騰する本当の理由は、先物(投機)市場を支配しているユダヤ金融資本の意図的な価格操作なのだ。つまり、世界の流動資産の9割を支配しているといわれるユダ金こと、ゴールドマンサックスやモルガンなどウオール街の投機筋が、先物価格を定めているといっていい。

 ユダヤ金融資本が、なぜ、これほどエネルギー価格を上げなければならないかというと、それは彼らの世界政府=ダボス陰謀団(世界経済フォーラム)の大戦略である「グレートリセット」にあると断言してよいだろう。
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8d10c49b5bac4875dea0c68faef0d2fa5ac675a7

 上のリンク先の説明では、オブラートに包んだ曖昧なものいいだが、本当の意味は、① 世界を、ビルゲイツの開発した小型原子炉(TWR)が作った電気に切り替え、船や車など、あらゆる化石燃料エネルギー機関を電気駆動に変える。

② 人類のすべてに刻印ナンバーをつけ、コンピュータで管理する。出産直後の乳児段階で量子刻印を強要し、一生涯、買うものも、売るものも、食べるものも、刻印がなければできないようにする。これは人口を意図的にコントロールすることが含まれている。

③ 人類を一部の特権階級支配者と、家畜階級に明確に分離し、食事、生殖、ライフスタイルをコントロールし、自由な生き方ができないようにする。昔からの自給自足農産など、絶対に認めず、支配者の定めたものしか食べさせない。
 人々から自由な創意工夫の人生を奪い、24時間、人生のすべてを、支配者の定めたマニュアルに押し込める。これはユダヤ教・タルムードの世界観である。

 まさにオーウェル1984の世界を40年遅れで実現しようとしているのだ。これがグレートリセットの正体である。リニア中央新幹線が、現在の新幹線と比べてメリットなどゼロなのに強行される理由は、その消費電力が、原発を建設しなければ対応できないほど巨大であり、原発の必要性をアピールできるからだ。
 リニアの行き先は、大阪になっているが、本当は竹中平蔵の本拠地、淡路島なのだ。途中駅も、竹中兄弟の買い占めた首都圏移転候補地ばかりに駅が作られ通過するように仕組まれている。

 結論からいえば、エネルギー価格の異様な高騰、理由不明の上昇は、世界金融資本の操作によるものであり、その目的は、原発の復権にあると断じてよいだろう。
 原発を認めないと、ひどい目に遭わせてやるぞ!というのが、彼らの意思であり目的である。

 その理由付けとして、「原発は温暖化の原因となっている二酸化炭素を出さない」という屁理屈なのだが、あのグレタ・トゥンベリも、アルゴアら原発推進派の力によって国連にまで登場し、予想通り「原発が必要だ」と言い出している。

 【個人的には、私は原子力には反対だ。だがIPCCによると、とくに再生可能エネルギー供給を大きく展開できないような国や地域においては、脱炭素エネルギーの大きな解決策の一部となりうる。たとえ、原子力が非常に危険で、高価かつ時間がかかるものであってもだ。=グレタのツイート】

 原発など持ち出さなくとも太陽光・風力など再生可能エネルギーがあるはずなのだが、原発推進派は、再生可能エネルギーは信頼に足らないと必ず強調する。
 そりゃ、原発推進にとって自然エネルギーは最大の脅威であり、至る所で潰しにかかるわけだ。しかし、結局、原発は合理性によって負ける宿命にある。
 https://www.fepc.or.jp/nuclear/state/riyuu/co2/index.html

 詳しく調べていくと、地球温暖化による気象暴走の本当の原因は、原発温排水による海水温上昇である可能性が極めて高いのだが、そうした事実を指摘しようとすると、たちまち言論封鎖にあってしまう。
 グーグルやヤフーの検索は、そうした自然エネルギー推進、原発温排水問題を検索させないように封鎖してしまうのだ。もちろん私のブログも封鎖されている。

 だが、今回の化石エネルギー価格暴騰は、自然再生エネルギーの飛躍に大きな力となるだろう。原発推進を目的にした先物価格操作だが、結果は逆効果になりそうだ。
 自然エネルギー(再生可能エネルギー)として挙げられているのは、太陽光を筆頭に、風力・波浪・地熱などだが、これを日本のような原発推進国は、原発の邪魔になるとして意図的に排除し、援助もせず、自滅するように仕向けてきた。

 だが、フクイチ事故を契機にして、それらは、雨後のタケノコのように成長し始めた。
 原発推進側は、太陽光がトータルエネルギーの観点から、生産プロセス、廃棄プロセスなどで、コストが高いと屁理屈を弄して難癖をつけまくっているが、それらがすべて真実であるとしても、フクイチ事故のような原発事故の処理コストである数百兆円からみれば、比較にならないほど小さい。

 今年の冬は、2030年小氷期突入への入口として極寒が予想されている。温暖化と寒冷化が鬩ぎ合っているが、冬は寒冷化の勝利となる。世界的に異様な寒さがやってくるだろう。
 だが、底辺の庶民にとっては、燃料代が生活を圧迫し、暖房を止めて防寒衣で過ごさなければならない人たちが大量に出てくるだろう。防寒衣だって、本当は決して暖いわけではない。辛うじて死なないですむだけだ。
 羽毛服のない人にとっては、凍死の恐怖と戦う夜になるはずだ。何枚着重ねても寒いものは寒い。

 こうなると、底辺の人たちは、狭い小さな部屋で肩を寄せ合って、みんなで眠るしか生き延びる方法がなくなってくる。これによって、なぜ、こんなめに遭っているのか、考える契機を与えてくれると予想する。

 実は、暖房と炊事をメインにした生活燃料というものは、人類誕生以来、99%以上が薪だったはずだ。薪が石油コンロやガスに変わり、電気を利用するようになってから、まだ半世紀くらいしか経っていない。
 今でも田舎に行けば、燃料代が上がれば薪に戻せる家がたくさん残っている。竈があればばっちりで、私も二つ作ってある。DIYで作るのは、耐熱セメントを使って、一日あれば可能だ。

 ただし、薪を利用できるのは、よほどの田舎で、雑木林のなかに家が散在する、我が家のような環境でないと困難だ。ちなみに、中津川の我が家では、熊の出る裏山に行けば枯枝が無尽蔵に手に入り、生活燃料には困らない。
 薪ストーブも15年ほど前に買ったが、こちらは薪を自由自在に用意できるかといえばそうでもない。雑木林の所有者の許可を得て、軽トラを使って確保しなければならない。薪の乾燥には2年以上かかる。

 私は、数十年前から、このような社会が来ることを予感していたから、創意工夫のある生き方のできる過疎の田舎に移住した。まさか行った先に泥棒が住んでいるとは予想してなかったが……。
 しかし、過疎の田舎では、比較的自由に薪のような自然エネルギーが手に入る。土地が安い(うちは坪五千円)ので畑を入手するのも容易だ。
 薪ストーブも煙汚染の苦情の心配もなく、自由に使える。灯油が高騰したときはありがたいものだ。田舎には、見かけでは分からないメリットがあるものだ。

 自然エネルギー=再生可能エネルギーには、まだまだ無限大の未来がある。
 今日見つけた記事を紹介しておこう。

 地熱発電所、原発事故前の4倍に 豊富な資源、「再エネ」で注目 2021年11月6日 https://www.chunichi.co.jp/article/360899

 全国の地熱発電所の数が、11年の福島第1原発事故後のおよそ10年間で、4倍に増えたことが6日、火力原子力発電技術協会の統計から分かった。豊富な地下資源を抱えながら開発が停滞していたが、再生可能エネルギーとして再び注目され、建設が進んだ。ただ小規模発電所が多く、全体の発電量は伸び悩んでいる。

 英国でCOP26が開かれ、脱炭素社会実現を迫られる中、日本も再エネ導入の加速化が急務だ。火力や原発に比べ総発電量に占める地熱の割合は極めて小さく、30年までに発電所数を倍増する目標を掲げた。
 統計によると、10年度は20基だった発電所は、19年度に92基に急増した。
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引用以上

 地熱発電も、太陽光や風力と同じように、原発推進の日本政府による嫌がらせに遭って、伸び悩んできたが、他の電気代コストが原発事故や先物操作によって、どんどん上昇してゆくため、競争力が強まってきたのだ。
 この10年で10倍に増えているのは、火力電気代が上昇したことによる事情だ。

 まだまだ未開発で、政府が援助しないため潰されてきた発電様式としては、波力発電が有力だ。あとは、田舎で小さな水利があれば、極小規模水力発電が可能であり、家一軒分なら容易に作り出せる。
 https://enechange.jp/articles/wave-energy-power-station
 
 家庭用の小さな波力発電システムが開発されたなら、海辺の家は、どこでも海に小さな筏を浮かべて電気を得ることが可能になる。たぶん数十万円の発電機が開発されれば、日本中の沿岸で利用されることになるだろう。

 山上では、太陽光発電、山の中腹では、小規模水力発電、沿岸では波力発電、風の通る谷では風力発電、都会では燃料電池発電と多様な発電システムが小規模に展開するのが理想型だろう。
 中央集権的な原発や火力など、巨大な電線インフラの必要なシステムは駆逐される必然性がある。もう電線を使って電気を引っ張る時代ではない。

 中央集権型発電は、給電用電線によって1~3割の電力喪失が起きていて、合理性がない。むしろ、「現場発電」の方が、トータルコストでは有利なはずだ。とりわけ、電力の不要な時間帯でも発電を続けなければならない原子力発電は、もっとも融通のきかない重荷ということになる。
 これからは、巨大なインフラの不要な現場発電に大きなメリットが生まれてゆく。

 「ダボス陰謀団」によるグレートリセットは、原発の電気で、中央集権的に車や鉄道を動かす計画なのだが、その車も、現在のレベルを数桁も超えた優秀な蓄電池の開発がなければ前に進まない。
 ガソリン車は、燃料満タンで500Km走り、そこら中で、わずか数分で補給できるが、ダボス陰謀団によるEV車は、一回の充電に3時間、それも300Km走れれば上等で、現在まで140年の歴史があるにもかかわらず、蓄電池の性能がガソリン車を凌駕できる見通しは全く存在しない。

 つまり、EV車は、蓄電池の制約によって、事実上「使い物にならない」のである。これをグレートリセットしてみたって、化石燃料車に匹敵する性能を得るのは絶望的である。だから、EV化、中央集権化社会には、ほとんど未来が存在しないといってもよい。

 むしろ我々の未来の再生可能な本当のエネルギーとして、森林枯枝、薪の再利用を考える必要があると思う。そこには「薪拾い」という古くて新しいビジネスが成立するし、燃焼灰の農業利用というビジネスも誕生してくる。
 そうした森林利用は、森林全体を活性化し、健全化するのに大きく役立つだろう。
 探してゆけば、安価で有用な、人類の未来に貢献できるエネルギー源は、まだまだたくさんあるのではないか?

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