「スプートニク」から転載。
ロシア国内ではなくベラルーシに戦術核を配備することの意味は、おそらく核搭載ミサイルの到達距離の関係かと思うが、軍事には疎いのでよく分からない。まあ、私の推測が正しければ、これによって欧州は窮地に立たされたのではないか。少なくとも、全面核戦争の覚悟無しには欧州対ロシアの戦争に踏み切ることはできなくなったということだ。「劣化ウラン弾の使用」など、欧州によるウクライナでの子供の火遊びがもはや許されない段階だ。
「もうすぐ欧州の人口が半減する」というディーガルの予測は、NATOの暴虐な東方拡大とウクライナのNATO植民地化の結果がロシア対欧州(欧米)の核戦争になるという読みではなかっただろうか。
まあ、欧米対ロシアの核戦争によって世界的なCBDM(中央銀行電子マネー)という全人類奴隷化計画が頓挫するなら、それは「喜ぶべき核戦争」となるかもしれない。もっとも、日本も米国の同盟国なのだから、核の1発か2発は覚悟するべきだろう。問題はどこに落ちるかだ。東京にでも落ちれば日本再生(新生)の最高のきっかけになるだろうが、あいにく東京やその近辺には知人もいる。いざという時は、ぜひ彼らには疎開してほしい。なあに、今の時代、田舎は不便だということもない。人間(じんかん)至るところ青山(死ぬ場所)あり、だ。
(参考)「in deep」より転載。これはウクライナ戦争勃発後すぐの記事である。
この資料を思い出しますと、ディーガルが予測する 2025年の GDP 上位の国の多くが、先ほどの「現在、ロシア制裁を拒否している国」なのです。すべての国家のリストが掲載されていますが、以下は上位10カ国です。
ディーガルによる2025年の人口とGDPの予測値 (上の赤い字が2025年の予測、下の黒い字は2017年の数字)
List of Countries Forecast 2025
このデータでは、2025年の世界の GDP の予測順位は以下のようになっています。
ディーガルによる2025年の世界の GDP の順位
1位 中国
2位 インド
3位 ロシア
4位 日本
5位 ブラジル
6位 アメリカ
7位 インドネシア
8位 メキシコ
9位 イタリア
10位 フランス
List of Countries Forecast 2025
西側諸国のすべてが、現在より大幅に人口が減少し、総生産力が低下することが示されています。日本が4位にあるというのは、人口動態などを考えると、やや疑問に思わないでもないです。
そして、先ほどの制裁拒否国リストと照らし合わせると、これからの現在のこの戦争、そしてそれに続く国際的な動向はどうなるのかなとも思います。
(以下引用)
ロシア、ベラルーシに戦術核兵器を配備へ=プーチン大統領
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアがベラルーシ国内に戦術核兵器を配備することでベラルーシ側と合意したと明らかにした。25日に放映された露国営放送のインタビューのなかで語った。
プーチン大統領は、今回の配備が核不拡散条約(NPT)に違反しない形で実現されると強調。ロシアはベラルーシに核兵器を渡すわけではなく、米国がこれまで他国に自らの核兵器を配備してきたように、ロシアの核兵器をベラルーシに配備するだけだと説明している。
今回の決定の動機は、英国がウクライナに劣化ウラン弾を供与すると発表したことにあるとしている。英国はこのごろ、核芯に劣化ウランを使用した砲弾を戦車「チャレンジャー」とともにウクライナに供与する計画を明らかにした。これを受け、これまでにプーチン大統領は「西側が核物質を含む兵器を適用しつつあることに鑑み、ロシアは相応の反応をせざるを得ない」と
警告していた。
プーチン大統領によると、7月1日にベラルーシ国内の核兵器保存施設の建設が完了する。また、すでに核兵器運搬手段となりうるミサイル複合システム「イスカンデル」をベラルーシに移しているという。また、プーチン大統領はベラルーシが以前からロシアの核兵器の配備を求めていたとも明らかにした。
また、西側諸国によるウクライナへの兵器供与については、「ロシアはとても多くの兵器がウクライナへ供与されることを知っている。だが、ロシアの国防産業はウクライナに供与される弾薬数の3倍以上の量を製造できる」と述べた。戦車についても、西側諸国が400両以上を供与しようと図る一方で、ロシアでは向こう3年で1600両以上の戦車の製造が予定されていると強調。全体ではロシアはウクライナ軍の3倍かそれ以上の数の戦車を保有することになるとしている。
一方、プーチン大統領はノルドストリーム爆破テロにも言及。
「爆破に米国特殊部隊が関与していた」とする調査報道を行ったピューリッツァー賞受賞者の米ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏の結論に「完全に同意する」と述べた。
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