「ギャラリー酔いどれ」から転載。
植草一秀氏の言葉に賛同。特に、次の2点。
「安倍首相は言語道断の国会運営を強行し、政治私物化の不祥事が
次々に明らかになるなかで、最低限果たすべき説明責任さえ果たしていない。
日本国憲法第53条は、
「議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、
内閣は、その召集を決定しなければならない」 と定めている。
すでに議員の4分の1以上が国会招集を要請しており、
内閣は国会を召集しなければならないが、この憲法の規定を無視する行動を示している。
このような安倍首相に、主権者が厳しい声を浴びせることは当然のことである。」
「民進党自体が隠れ与党勢力によって支配されてしまっており、
この民進党の存在自体が、たしかな野党勢力結集の最大の障害になってきた。
この意味で、都議選における民進党惨敗は歓迎するべきものである。」
安倍総理の「臨時国会召集拒否」は明白な憲法違反であるが、それに対する「罰則規定」が法律にあるのか、それをどこが執行するのか、私などには謎である。法律学者は、この問題にどう答えるのだろうか。
(以下引用)
☆曇り。
下痢壺自民に都民の大鉄槌!
公明は投票率が大幅に上がれば(60%以上)埋没する、
都民ファーストは大阪維新と変わらぬ泡沫政党、いづれ粗がボロボロとw
◆https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170703/k00/00m/010/156000c
毎日新聞 2017年7月2日
◎都議選 投票率51.27% 7.77ポイント上昇
2日の東京都議選の投票率は51.27%で、
過去2番目に低かった前回(2013年)の43.50%から
7.77ポイント上昇した。
旧民主党が政権交代前に都議会第1党に躍進した前々回(09年)の
54.49%には及ばなかったが、有権者の関心の高まりを反映した結果になった。
都選挙管理委員会によると、期日前投票者数も135万5163人と
前回(89万7410人)の約1.5倍となった。
確定投票率は男性51.02%、女性51.52%だった。
昨年8月の小池百合子知事就任以降、市場移転や東京五輪・パラリンピックなど
都政を巡る報道が続いたことに加え、
小池氏が地域政党「都民ファーストの会」を設立し、都議会自民党との
対決姿勢を明確にしたことで都政に注目が集まったとみられる。
さらに、学校法人「加計学園」問題や稲田朋美防衛相の問題発言が
無党派層の政治への関心を高めたことも投票率アップの一因になったとみられる。
過去の都議選では、旧民主が大敗し自民に政権が戻った後の13年など、
国政で自民が安定している時は投票率が下がる傾向がある。
一方、旧民主が躍進した09年は無党派層にも投票行動が広がり、
反自民の「風」が吹いた。
◆http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-9745.html
植草一秀の『知られざる真実』
2017年7月 2日 (日)
◎「こんな人たち」に負けた 安倍首相辞任が秒読みへ
山は動いた。
「安倍一強」というフェイクニュースが現実の結果として否定された。
そもそも「安倍一強」という事実は存在しない。
小選挙区制の下での選挙で 対立候補が乱立したこと
選挙に際してマスメディアが安倍政権与党に有利になるような
情報流布を行ったことが、民意とかけ離れた議席配分をもたらしただけである。
また、公明党が自民党に選挙協力してきたことも重要な要因であった。
今回の都議選に向けて、拙ブログ、拙メルマガでは、都議選で
政治私物化安倍政治 はっきりNOと 絶対投票
もりかけの 政治腐敗正すには 都議選自民 大敗北しかなし
都議選で 政治腐敗源泉の 安倍自民に 鉄槌下す
などの訴えを示してきた。
今回の都議選で自民党が大敗し、都民ファーストが大勝した。
共産党の躍進も際立つ。
選挙結果をもたらした最大の要因は、
主権者が安倍腐敗暴政に明確にNO!を突きつけたことだ。
安倍首相は選挙戦最終日の7月1日に、秋葉原駅前で街頭演説を行った。
秋葉原街頭では、多数の主権者が「安倍やめろ」のコールを連呼した。
この主権者に対して安倍首相は、指を指して
「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と絶叫した。
公道は安倍氏のものでない。
主権者の居る公道で、自民党が街頭演説をしているのであって、
その主権者には 思想・信条の自由があり、言論の自由がある。
安倍首相は言語道断の国会運営を強行し、政治私物化の不祥事が
次々に明らかになるなかで、最低限果たすべき説明責任さえ果たしていない。
日本国憲法第53条は、
「議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、
内閣は、その召集を決定しなければならない」 と定めている。
すでに議員の4分の1以上が国会招集を要請しており、
内閣は国会を召集しなければならないが、この憲法の規定を無視する行動を示している。
このような安倍首相に、主権者が厳しい声を浴びせることは当然のことである。
その主権者に対して、指を指して、「あんな人たちに負けるわけにはいかない」
と発言するところに、この人物が
民主主義政治の根本をまったく理解していないことを鮮明に示している。
今回の都議選で、もうひとつ特徴的な結果が表れている。
それは、国政における野党第一党の民進党も惨敗したことである。
安倍自民が大敗したのであるから、
野党第一党の民進党が大躍進する千載一遇のチャンスであった。
しかし、民進党は大惨敗した。
これも必然の結果である。
小池新党は根っこの部分で与党勢力と気脈を通じている。
既得権勢力が目論んでいることは、
与党勢力によって議会を占有してしまうことである。
小池新党が国政にも進出すれば、与党系勢力による
二大政党体制が構築されてしまう危険が高まる。
与党系勢力が推進する政策は 戦争と搾取である。
戦争をする国に転換し、弱肉強食を推進する。
この路線に沿う二つの勢力が議会を占有してしまう。
これが既得権勢力の究極の目標である。
大事なことは、この政策路線とは明確に異なる政策を明示する
政治勢力を結集することである。
本来、民進党がその主軸を担うべきところであるが、
民進党自体が隠れ与党勢力によって支配されてしまっており、
この民進党の存在自体が、たしかな野党勢力結集の最大の障害になってきた。
この意味で、都議選における民進党惨敗は歓迎するべきものである。
民進党を解体して、たしかな野党勢力の結集を図らなければならない。
国政は7月2日を境界に、確実に安倍退陣の流れに移行する。
このなかで、安倍政治を打倒し、主権者のための政治確立を目指す勢力は、
次の衆院総選挙に向けて、政策を基軸にした勢力結集を急がねばならない。
植草一秀氏の言葉に賛同。特に、次の2点。
「安倍首相は言語道断の国会運営を強行し、政治私物化の不祥事が
次々に明らかになるなかで、最低限果たすべき説明責任さえ果たしていない。
日本国憲法第53条は、
「議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、
内閣は、その召集を決定しなければならない」 と定めている。
すでに議員の4分の1以上が国会招集を要請しており、
内閣は国会を召集しなければならないが、この憲法の規定を無視する行動を示している。
このような安倍首相に、主権者が厳しい声を浴びせることは当然のことである。」
「民進党自体が隠れ与党勢力によって支配されてしまっており、
この民進党の存在自体が、たしかな野党勢力結集の最大の障害になってきた。
この意味で、都議選における民進党惨敗は歓迎するべきものである。」
安倍総理の「臨時国会召集拒否」は明白な憲法違反であるが、それに対する「罰則規定」が法律にあるのか、それをどこが執行するのか、私などには謎である。法律学者は、この問題にどう答えるのだろうか。
(以下引用)
☆曇り。
下痢壺自民に都民の大鉄槌!
公明は投票率が大幅に上がれば(60%以上)埋没する、
都民ファーストは大阪維新と変わらぬ泡沫政党、いづれ粗がボロボロとw
◆https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170703/k00/00m/010/156000c
毎日新聞 2017年7月2日
◎都議選 投票率51.27% 7.77ポイント上昇
2日の東京都議選の投票率は51.27%で、
過去2番目に低かった前回(2013年)の43.50%から
7.77ポイント上昇した。
旧民主党が政権交代前に都議会第1党に躍進した前々回(09年)の
54.49%には及ばなかったが、有権者の関心の高まりを反映した結果になった。
都選挙管理委員会によると、期日前投票者数も135万5163人と
前回(89万7410人)の約1.5倍となった。
確定投票率は男性51.02%、女性51.52%だった。
昨年8月の小池百合子知事就任以降、市場移転や東京五輪・パラリンピックなど
都政を巡る報道が続いたことに加え、
小池氏が地域政党「都民ファーストの会」を設立し、都議会自民党との
対決姿勢を明確にしたことで都政に注目が集まったとみられる。
さらに、学校法人「加計学園」問題や稲田朋美防衛相の問題発言が
無党派層の政治への関心を高めたことも投票率アップの一因になったとみられる。
過去の都議選では、旧民主が大敗し自民に政権が戻った後の13年など、
国政で自民が安定している時は投票率が下がる傾向がある。
一方、旧民主が躍進した09年は無党派層にも投票行動が広がり、
反自民の「風」が吹いた。
◆http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-9745.html
植草一秀の『知られざる真実』
2017年7月 2日 (日)
◎「こんな人たち」に負けた 安倍首相辞任が秒読みへ
山は動いた。
「安倍一強」というフェイクニュースが現実の結果として否定された。
そもそも「安倍一強」という事実は存在しない。
小選挙区制の下での選挙で 対立候補が乱立したこと
選挙に際してマスメディアが安倍政権与党に有利になるような
情報流布を行ったことが、民意とかけ離れた議席配分をもたらしただけである。
また、公明党が自民党に選挙協力してきたことも重要な要因であった。
今回の都議選に向けて、拙ブログ、拙メルマガでは、都議選で
政治私物化安倍政治 はっきりNOと 絶対投票
もりかけの 政治腐敗正すには 都議選自民 大敗北しかなし
都議選で 政治腐敗源泉の 安倍自民に 鉄槌下す
などの訴えを示してきた。
今回の都議選で自民党が大敗し、都民ファーストが大勝した。
共産党の躍進も際立つ。
選挙結果をもたらした最大の要因は、
主権者が安倍腐敗暴政に明確にNO!を突きつけたことだ。
安倍首相は選挙戦最終日の7月1日に、秋葉原駅前で街頭演説を行った。
秋葉原街頭では、多数の主権者が「安倍やめろ」のコールを連呼した。
この主権者に対して安倍首相は、指を指して
「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と絶叫した。
公道は安倍氏のものでない。
主権者の居る公道で、自民党が街頭演説をしているのであって、
その主権者には 思想・信条の自由があり、言論の自由がある。
安倍首相は言語道断の国会運営を強行し、政治私物化の不祥事が
次々に明らかになるなかで、最低限果たすべき説明責任さえ果たしていない。
日本国憲法第53条は、
「議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、
内閣は、その召集を決定しなければならない」 と定めている。
すでに議員の4分の1以上が国会招集を要請しており、
内閣は国会を召集しなければならないが、この憲法の規定を無視する行動を示している。
このような安倍首相に、主権者が厳しい声を浴びせることは当然のことである。
その主権者に対して、指を指して、「あんな人たちに負けるわけにはいかない」
と発言するところに、この人物が
民主主義政治の根本をまったく理解していないことを鮮明に示している。
今回の都議選で、もうひとつ特徴的な結果が表れている。
それは、国政における野党第一党の民進党も惨敗したことである。
安倍自民が大敗したのであるから、
野党第一党の民進党が大躍進する千載一遇のチャンスであった。
しかし、民進党は大惨敗した。
これも必然の結果である。
小池新党は根っこの部分で与党勢力と気脈を通じている。
既得権勢力が目論んでいることは、
与党勢力によって議会を占有してしまうことである。
小池新党が国政にも進出すれば、与党系勢力による
二大政党体制が構築されてしまう危険が高まる。
与党系勢力が推進する政策は 戦争と搾取である。
戦争をする国に転換し、弱肉強食を推進する。
この路線に沿う二つの勢力が議会を占有してしまう。
これが既得権勢力の究極の目標である。
大事なことは、この政策路線とは明確に異なる政策を明示する
政治勢力を結集することである。
本来、民進党がその主軸を担うべきところであるが、
民進党自体が隠れ与党勢力によって支配されてしまっており、
この民進党の存在自体が、たしかな野党勢力結集の最大の障害になってきた。
この意味で、都議選における民進党惨敗は歓迎するべきものである。
民進党を解体して、たしかな野党勢力の結集を図らなければならない。
国政は7月2日を境界に、確実に安倍退陣の流れに移行する。
このなかで、安倍政治を打倒し、主権者のための政治確立を目指す勢力は、
次の衆院総選挙に向けて、政策を基軸にした勢力結集を急がねばならない。
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