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徽宗皇帝のブログ

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知識の有無と頭の良し悪し
「神戸だいすき」記事の一部で、揚げ足取りになりそうだが、この内容について書いてみる。先に引用からする。

(以下引用)

安倍が、国会でうそをつく癖を披露して、以後、国会すら、まったくしようできなくなった。

すごい「功績」だよね。麻生は、大臣が漢字を読めないことを披露して、国会議員や大臣が馬鹿でもできると見抜かれた。
こっちもすごい功績よ。

日本人が、自分の国の為政者を信用できなくなった。

(引用終わり)

まあ、「しようできなくなった」という誤記はどうでもいいが、引用文の中で麻生が漢字が読めないことについて「馬鹿(頭が悪い)」と書いていることに私は異議があるわけだ。
漢字が読めないのは頭が悪いのだろうか。漢字が読めるか読めないかと知能は関係するのだろうか。そうではなく、単に「学習したかどうか」の問題だろう。子供時代に勉強嫌いだったのだろうし、成長してからもあまり読書の習慣が無かったのだろう。それは「頭が悪い」ことになるのだろうか。
「ネットゲリラ」の野次馬氏なども安倍をバカだチョンだと書くことが多かったが、私は安倍も麻生も頭がいいと思っている。だからこそあれだけの権力と財産を手に入れられたのだ。もちろん、ギャンブル的に言えば、最初から「手持ち資金」が膨大にあるから勝つのも容易だった面はあるだろうが、それでも馬鹿ではあれだけの権力と財産を手に入れることはできないだろう。
問題は、頭の良さではなく、道徳性にあるのである。権力者がモラルを持たない人間だと国民が大きな被害を受ける。それだけのことだ。それは頭の良し悪しとは無関係である。
そして、「国民の敵」を「頭が悪い」と言うことは、国民に敵を軽視させ、その犯罪性の追及を安易にさせるのである。実際、安倍は山上烈士の銃弾でしか退治できなかったし、麻生も同じだろう。マスコミなど、筆でも口でも安倍や麻生を追及できなかった。学者はどうか。最初から悪政批判などしなかった。してもマスコミはほとんど応援しないから無力だった。
さて、そういう状況を作り上げた安倍や麻生を「頭が悪い」と本気で言えるだろうか?




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