太田光の発言にスタジオ静まる「いわゆる『日本会議』っていう政治団体が」
19日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)で、爆笑問題の太田光が、保守団体「日本会議」に言及し、スタジオが静まる一幕があった。
番組では、学校法人「森友学園」の理事長・籠池泰典氏が、安倍晋三首相の昭恵夫人から寄付金100万円を受け取ったと主張した問題などに関連し、籠池氏をインタビューしたノンフィクション作家・菅野完氏に注目した。
スタジオでは、菅野氏について懐疑的な意見も飛び交う中、太田が「この人の目的は政治家の関与とかよりずっと先にある」と発言したのだ。続けて、「いわゆる『日本会議』っていう政治団体が、どういう風に日本の戦後をしようとしているのか」「この人(菅野氏)も別の立場で、日本の戦後をどう捉えるかが最終的な目標としてある」と推測すると、スタジオが一気に静まり返る。
さらに太田は、今回の問題について「政治と金」の問題で終わらせずに、“戦後の日本”について考えるチャンスとして捉えるべきだと主張。そして議論は、論客が激しい討論を繰り広げる「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)のような場所ではなく、ワイドショーレベルで皆で話し合った方がいいのではないかと提言していた。
太田の主張でスタジオが静まる中、デーブ・スペクターは「今までそれ(日本会議)は触れられなかった」「日本会議の議論はさておいて、言葉や表現ですらしなかった。そういう意味では良い進歩だと思う」と話し、一定の理解を示したのだった。
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