毎度言うが、毎年起こる出来事(自然現象)が大災害になるのは「天災」ではなく「人災」である。もちろん、政治の責任だ。何のために国民は税金を払っているのか。
地震でも台風でも洪水でも、家が倒壊したりしたらほとんど全財産を失い「人生終了」なのである。
(以下引用)
土曜日から日曜日に、非常に強い勢力で直撃か?
台風19号は30℃前後もある非常に暖かな海面上で、急激に発達しており、月曜日午後9時の時点で、中心気圧915hPa、最大風速55メートル、最大瞬間風速75メートルという今年最強の大型で猛烈な台風となりました。
タイトル画像で台風の姿をみると、雲の中心付近に針でつついたような非常に小さな台風の眼があるのが確認できます。
そしてこのあとさらに発達し、火曜日午前9時には、中心気圧900hPa、最大風速60メートル、最大瞬間風速85メートルという驚異的な勢力となり、水曜日にかけて、最盛期の状態となる予想です。
その後は徐々に勢力を弱めながら北上する見込みですが、それでも予報円の真ん中を予想通りの勢力で進むと、土曜日(12日)午後9時には、中心気圧950hPa、最大風速45メートル、最大瞬間風速60メートルの非常に強い勢力を維持した状態で、東海地方に接近してくる見込みです。
またこの時点で、早ければすでに東日本に上陸し、内陸を通過している可能性もあり、西側へ進めば、四国、また東側へ進めば、伊豆諸島を通過している可能性も考えられそうです。
もし、予想される進路の真ん中を進むと、強い勢力で首都圏を直撃するおそれもあり、先日の台風15号で甚大な被害を受けた千葉県などでは極めて憂慮される事態となるかもしれません。
接近場所やタイミングは太平洋高気圧が鍵を握る
台風19号は本州付近に接近し、上陸するおそれが高まっている状態ですが、まだ中心が接近する場所やタイミングはある程度の幅を持って考えることが必要です。
そしてその鍵を握っているのが台風の東側にある太平洋高気圧です。
上図は台風19号が金曜日に日本の南に北上している段階での予想で、台風の東側に壁のように太平洋高気圧が位置しています。この高気圧の勢力により本州付近へ到達するタイミングや場所が変わってくると思われます。
もし高気圧が強ければ、より西側を北上し、西日本に到達してから偏西風に乗り、北東進して、列島を縦断する可能性があり、もし高気圧が弱まれば、早い段階から北東へ転向し、房総半島の南を離れて通過する可能性も考えられます。
いずれにしても、台風中心の右側(東側)に入る地域を中心に、暴風や大雨などに、厳重な警戒、あるいは最大級の警戒が必要となりそうです。
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