陸上自衛隊のヘリコプターが今月6日、沖縄県の宮古島の周辺で消息を絶った事故で、複数の防衛省関係者によりますと、現場周辺で捜索にあたっている海上自衛隊の艦艇が海中で要救助者と、機体の一部とみられるものを見つけたという情報があり、確認を進めています。
今月6日、陸上自衛隊のヘリコプターが沖縄県の宮古島を離陸後に消息を絶った事故では、乗っていた隊員10人が行方不明となっています。
レーダーから機影が消えたのは、宮古島に隣接している伊良部島の北東およそ3キロの地点で、これまでの捜索で隊員のヘルメットのほかに、燃料タンクの一部や回転翼のブレードなどが周辺の海域で見つかっていました。
自衛隊は、機体が海底に沈んでいる可能性もあるとみて、音波探知機を備えた掃海艇などで海中の捜索を続けていますが、複数の防衛省関係者によりますと、13日午後、伊良部島の北の海中で要救助者と、機体の一部とみられるものを見つけたという情報があるということです。
自衛隊は水中カメラなどを使って確認を進めています。
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