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徽宗皇帝のブログ

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被災者の「他府県臨時移住論」と「避難所固持論」
私の言う「被災者の他府県(臨時)移住」論を「地方切り捨て論」と混同する向きもいると思うが、下のような事実を見れば、被災者を危険な状況の被災地にとどまらせる「避難所」手法がいかに愚劣な処置かが分かるはずだ。避難所はあくまで緊急の逃げ場で、そこで「生活する」ためのものではない。ところが、そういう生活の場としては極限的に劣悪なところにいつまでも置くというのが今の災害対策の常態なのである。その非人道性という根本を考えれば、災害からの他府県(臨時)移住に反対する理由など無いだろう。政府がそれをやらないのは、地震の起こった場所に原発があり、地震国家における原発というものの存在の危険性を、避難者の他府県移住がクローズアップさせるからである。

まさに、輪島市長の言うように地震被災地には「避難する場所ない」はずだ。

もちろん、他府県への短期移住をするかどうかは被災者個々の判断で決めればいい。


(追記)短期移住論(もちろん、希望によって長期移住や永久移住も可)に、そうしたらK国に能登を取られるとか、馬鹿げた意見を書いている馬鹿がいるので、一応、能登半島とはこういう特性のところだ、と、あるスレッドのコメントを載せておく。はっきり言って移住したほうが被災者の安全であり、避難生活もはるかに良くなるし、将来的幸福でもあり、「復興」するより政府の出費も小さいはずだ。軍事的に心配なら、半島全部を自衛隊基地にしたらいい。米軍に提供して、原発と同居してもらってもいいww

20: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2024/01/13(土) 03:56:04.657 ID:UKMiDYE9M
能登半島は断崖絶壁多く遠浅で大きな船は来れず主要道路は土砂崩れや陥没あって
迂回路使うにも幅が狭い半島で選択肢少なく大変みたいだねヘリ降りる平地も限られるらしいし悪条件てんこ盛り



(以下引用)

石川・輪島で地すべりの兆候、雨で「天然ダム」決壊の恐れも…市長「避難する場所ない」

雇用・携帯電話・大学入試・法律相談…被災者の生活再建支援、各省庁が発表
冷たい雨が降る中、燃え尽きた「朝市通り」周辺で行われる警察、消防、自衛隊による一斉捜索(10日午前、石川県輪島市で)=冨田大介撮影
冷たい雨が降る中、燃え尽きた「朝市通り」周辺で行われる警察、消防、自衛隊による一斉捜索(10日午前、石川県輪島市で)=冨田大介撮影

 同市の1日からの降水量は100ミリを超える。平年の1・4倍以上だ。市内では大規模な地すべりの兆候が確認されており、避難中の人を含め、394世帯869人に避難指示が出されている。少なくとも10か所の天然ダムが確認されているが、雨や雪解けで地盤の緩みが進んだ場合、ダムが決壊し、下流域に被害が生じる可能性もある。

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 しかし、市内の避難所はすでにいっぱいで、県内の避難者も2万6000人を超える。「避難していただく場所がない」(坂口茂・輪島市長)状況だ。



 孤立が続く同市 鵠巣こうのす 地区の避難所の市立鵠巣小学校では、周辺の道路で土砂崩れが複数発生している。避難所の担当者は「雨や雪、大きな揺れでさらに崩れる危険もある。いつまでここにいられるか分からない」と心配そうに語る。


石川県珠洲市の山中でも土砂崩れでせき止められて水がたまっている(3日、本社ヘリから)=佐藤俊和撮影
石川県珠洲市の山中でも土砂崩れでせき止められて水がたまっている(3日、本社ヘリから)=佐藤俊和撮影

 土砂崩れで多くの犠牲者が出た穴水町は、役場駐車場近くの崖が崩れ、土砂の流出範囲も広がっており、土のうを積むなどの対策を取っている。天候悪化が予想される場合、町は警報が出る前でも自主避難を防災無線で促すという。


 金沢地方気象台は、12日は雷を伴うほどの雨や雪が予想され、15~16日は降雪が多くなる場所もあるとしている。


 石川県は10日、県内の死者が206人(午後2時現在)になったと発表した。このうち避難生活に伴う体調悪化などで亡くなる「災害関連死」は、新たに能登町で2人確認され、計8人となった。全体の内訳は 珠洲すず 市で91人、輪島市83人、穴水町20人など。行方不明者は珠洲市の1人、連絡が取れない「安否不明者」は52人となっている。


 約200棟が全焼した輪島市の朝市通り周辺の大規模捜索について、馳浩知事は10日の記者会見で、「人骨のようなものが発見されたが、遺体の一部かを含めて調査中」と語った。

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