PCR検査の欺瞞性は措いておいて、政府の論理矛盾は明白である。
まあ、安倍菅と続く自公政権のデタラメさと無責任さと厚顔無恥さは稀に見るもので、それを許容してきたマスコミと国民もお仲間と言っていい。馬鹿を1億人集めても利口になるわけがない、とうのが民主主義の欠陥だが、しかし「不正選挙」の結果、安倍政権が誕生したとすれば、国民の側の責任ではないことになる。
(以下引用)
五輪&Go Toは「OK」で都道府県境をまたぐ旅行や帰省は「NG」の矛盾
Go Toを強行して感染拡大したのに…(C)日刊ゲンダイ
「ハイ分かりました」と黙って従う国民は一体どれくらいいるのだろうか。 全国知事会は1日、夏休み中の都道府県境をまたいだ旅行や帰省を原則中止するか、あるいは延期するよう求める国民向けのメッセージ案を示した。 ルール違反で参加資格はく奪 柔道ジョージア2選手の東京タワー出没の“後始末”【画像あり】 知事会は、やむを得ず移動する場合として、事前のPCR検査を訴えていたのだが、米国のように誰でもいつでもPCR検査が受けられる体制もない。知事会は昨年7月に政府に対して「PCR検査を戦略的に拡大するよう」に緊急提言していたが、安倍・菅政権はそのままスルーしてきたわけで、国民からすれば「メッセージを発する相手が間違っている」と思うだろう。 そもそも、ネット上で<国境をまたぐ運動会は中止されていないが……>と反発する投稿がみられるように、「東京五輪はOK」でも「帰省はNG」という理屈は成り立たない。さらに政府は昨秋に「Go To」を強行し、その後、感染者が急増したことについて、<『Go To』とコロナ感染の拡大は因果関係がない>と繰り返していたではないか。それがなぜ、<都道府県境をまたいだ旅行や帰省は中止>となるのか。都道府県境をまたぐ旅行が「Go To」だったのではないのか。 これまでの政策と矛盾したことを国民に求めるのであれば、まずは菅首相が「『Go To』は政策として失敗でした」と国民に謝罪するのが当たり前。その上で、あらためてPCR検査の体制拡充など、政府として早急にやるべきことを進めるべきだろう。何もしないで、緊急事態宣言を乱発し、国民に「後はよろしく」と丸投げでは道理が通らない。