https://news.livedoor.com/article/detail/27204239/
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自民党総裁選(27日投開票)を巡るマスコミ各社の動向調査では小泉進次郎元環境相、高市早苗経済安全保障担当相、石破茂元幹事長が上位を争っている。
共同通信社と読売新聞社の調査によると、小泉、高市、石破の3氏が総合的にリードしているという。国会議員票は小泉氏がトップを走るが、自民党支持者の間では石破氏が人気。さらに高市氏も支持が急上昇しているという。
そんな高市陣営にショックな出来事が続いた。17日、自民党では高市氏が総裁選前に党員らに送っていた政策リーフレットが問題視されていた。党執行部は総裁選管理委員会に追加対応をするよう申し入れたという。
永田町関係者は「すでに高市氏には口頭注意があり、それで話は終わっていました。しかし、党員・党友票で高市氏の支持が伸びているということで他陣営から不満が上がっていることが背景にあります」と指摘。この動きに高市氏支持者たちは「高市潰しだ」と反発している。
リーフレットだけではない。朝日新聞は同日朝刊で安倍晋三元首相が2013年に党本部で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の幹部と党本部で面会していたと写真付きで報じたのだ。
記事に関わった記者が朝日新聞デジタルのユーチューブチャンネルで記事の背景を解説しており、写真の裏取りに半年かけたという。とはいえ、総裁選の真っ最中の報道となったため、「高市潰しか」と騒がれている。安倍氏は前回の総裁選で高市氏をバックアップしていた。
今回の総裁選では旧統一教会の問題はそれほど話題となってこなかった。しかし、朝日報道を受けて、「自民党と統一教会との組織的関係について、自民党総裁選の候補者の皆さんには認識と見解をお示しいただきたいと思います」(枝野幸男前立憲民主党代表のX)と、争点の一つに浮上しつつある。
中盤戦を迎え、激しい駆け引きが起きている。
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