"メモ日記トゥディ"カテゴリーの記事一覧
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私は一般のアメリカ人は嫌いではないが、アメリカという国は現代の最悪の「ならず者国家」だと思っている。政治的・経済的に他国を侵略し、恐喝し、恫喝することで利益を得ているだけでなく、その利益が米国民のわずかな上位層しか潤していない。
そのアメリカとの同盟関係によって日本が経済的に繁栄したのは遠い昔の話であり、バブル崩壊の頃、いや、それ以前のプラザ合意の頃からアメリカは戦後日本への投資の「回収」にかかっているのである。おそらく、日本が稼いだ金の半分くらいは、アメリカに吸い上げられているのではないか。
そうした関係を改善しようにも、日本の中に米軍基地がでんと存在している状態ではアメリカに対して言いたいことも言えないのは当然である。それに、官僚の中には、対米従属以外の選択肢は日本にはありえない、それが日本にとっての利益でもあるという思い込みに凝り固まった人間も多いし、プライベートなスキャンダルをCIAに握られている官僚や政治家も多いだろう。
しかし、民主主義の良い点は、選挙で国民の意思表明ができるところである。衆愚政治とか何とか悪口を言っても、実際に去年の衆議院選挙で政治の大地殻変動、イギリスの名誉革命にも等しい無血革命が起こったのである。このことの意義を、日本人自身がまだよく理解していない。自民党政治を捨てることで、日本は初めて米国から独立する機会を得たのである。これは日本独立革命なのである。
後世の歴史では、2009年の衆議院選挙は、あるいは日本の政治のターニングポイントとして位置付けられるかもしれない。しかし、フランス革命が中盤から貴族やブルジョワなどの政治的既得権益者のためになし崩しに革命性を失ったように、今、日本ではマスコミを使った革命の切り崩しが行われているのである。PR -
亀井静香と小沢一郎は、どちらも、失礼ながら美男子ではない。見る人が見れば可愛い顔なのだが、女子供受けのする顔ではない。そのために大分損をしていて、マスコミが悪役として立てる、恰好の存在になっている。この二人に鈴木宗雄(字はこうだったか?)も加えてもいいが、実はこの顔の悪い三人は現代日本における数少ない本物の政治家ではないかと私は思っている。もちろん、政治の世界には常に裏の事情があるから、この三人がいつでも正しい事をするとは限らないが、アメリカの支配に敢然と立ち向かっているのがこの三人のように思える。
民主党内でもアメリカの紐付き政治家は沢山おり、前原、生方、それに名前も忘れたが、水戸黄門気取りの爺いなど、すべて民主党の足を引っ張り、日本の政治改革を頓挫させるためにアメリカからの指示で働いている売国奴たちである。
アメリカのやり方は昔から決まっており、日本と近隣諸国を仲たがいさせ、それによって日本がアメリカに擦り寄ってくるように仕向けるのである。そのために官僚・マスコミ・ネット右翼などが動員されるわけである。これらはすべてアメリカのマリオネットにすぎない。
大分前の話になるが、鈴木宗雄が「ムネオハウス」の件でマスコミに叩かれたのも、あれは日本とロシアの接近を邪魔するためのアメリカの策謀に決まっているし、社民党の女性代議士が秘書給与問題で叩かれたのも、日本と北朝鮮の和解を恐れたアメリカの策謀によるものだろう。当然、今回の検察による小沢潰しもアメリカの一部勢力の意図によるものだ。
その一部勢力とは、日米同盟から利益を得てきた既得権益層であり、ジャパンハンドラーズと言われる連中である。彼らとてもアメリカ政界の一部でしかないのだが、話を簡単にするために、ここではアメリカの全体としての対日政策が彼らによって決定されているから、それを「アメリカ」と呼んでいる。
要するに、マスコミの暴走的報道があれば、その裏にはアメリカの意志があると見れば、すべては簡単に理解できるのである。ところが、世の中には政治思想的に硬直した人間が多く、頑として理解を拒否することも多い。
しかし、昨年の日本の政治革命は、日本の庶民の政治理解が飛躍的に進化しつつあることを示している。(それはインターネットの普及のためだろう)今では、マスコミ報道や政治的アンケートの数字などを信じている人間、いわゆるB層はかなり減ってきているのではないかと思う。その判断の実否は今年の夏の参議院選挙で分かるだろう。
ただし、私としては、「裏切り者」や「売国奴」を沢山抱えた民主党が単独過半数を取ることは望まない。国民新党や社民党、あるいは共産党がマルキシズムの夢を捨て、市民や貧しい者のための政党として再出発するなら、共産党でもいいが、それらの弱小政党が議員数を伸ばすほうが望ましいと思う。もちろん、「みんなの党」などという第二自民党など、カスの中のカスであり、そんなのに騙される人間はそれこそB層と言われても仕方がないだろう。 -
選抜甲子園で、沖縄の興南高校が2回戦を勝ち上がった。最初はもたもたした攻撃だったが、相手守備の乱れなどから勝ち越すと、次第に攻守に伸び伸びとし始め、最後は4番打者のホームランなどで快勝した。エースの島袋は10安打を打たれたが、三振も二桁を奪い、2試合で25個くらいの奪三振数である。
チームの試合運びが下手なのと、打線にパワーが無いことから、この後、どこまで行くかはわからないが、他のチームにも有力な所が無いので、案外と決勝まで行くかもしれない。ただし、島袋の調子がもう一つであるから、そこまで行くには第二投手の踏ん張りが必要だろう。
島袋の良さは外角低目へのコントロールである。球威や球速自体はそれほどあるわけではないから、外角低目を審判が辛く判定すると、非常に苦しくなる。今日の打たれたパターンも、外角低目をボールと判定された後、それより甘く入れた球を痛打されたのが多かった。
捕手の山川は、去年の夏より打撃が悪くなった感じである。昨年は中軸を打った選手たちよりいい打撃をしていたのだが。その代わりに、今日は三番四番を打った選手の打撃が目を引いた。今日5打数5安打の三番打者の打撃のシュアさと勝負強さは賞賛に値するし、四番打者の打球の鋭さも見事だった。最初の2打席とも外野手の正面を突いたが、どちらも少し左右に飛べば、二塁打、三塁打確実な当りだった。それがどちらもヒットにならなかったのに腐ることなく、5打席目でセンターオーバーの豪快なホームランを放ったのは、いい根性である。いつでも打ち気満満の顔もいい。これまでの成績がどうかは知らないが、鍛えれば案外とプロでもやれる選手ではないだろうか。もちろん、三番の選手も、主将を務めながらの活躍であるから精神力は素晴らしいはずで、大学、ノンプロで鍛えて体力をつければプロも射程に入ってくるだろう。 -
今日は月曜日。新しい週の始まりだが、3月という月もあと三日で終わりだ。昔、「雨の日と月曜日の朝は」という歌があったが、確か、「雨の日と月曜日の朝はいつも私を落ち込ませる」とかいう歌詞であったと思う。まあ、世の中には、仕事や学校が楽しくて仕方が無いという人間もいるだろうが、「これから長い一週間が始まるのか!」とうんざりしている人も多いだろう。私自身もかつてはそうだったのだが、その原因は、自分で自分の気分や主観を過大視していたからである。自分が今、こういう気分であるというのは確かだが、それを必要以上に大きく見る必要は無い、ということである。自分の感情や気分を心の中でこねまわしているうちに、それを増幅させてしまっているということが多いのだ。
ある意味では、恋愛もそうであり、「その人を愛する根拠」など、実はほとんどない。他の人と「その人」との間には、実はそれほど大きな違いは無いのである。だのに、「その人」が絶対的な存在に思えてくるのは、それはあなたがその幻想を育てたからである。これがスタンダールの言う「結晶作用」である。
世の中には「趣味で恋愛をしている」人間も多いし、それが楽しいなら、それでいいだろうが、恋愛で悩み、苦しむというのは、実は自分で育てた幻想で悩み苦しむということなのである。つまりは、子供の「ごっこ遊び」と違いは無い。しかし、恋愛が脳内のシュミレーションの境を越えて、現実の人間との交渉になってくると、失恋も「よつばと!」のよつばの言う「あの、死んだり、殺したりするやつな?」ということになるのである。 -
昨日もなかなか来訪者が多く、おそらくその読者のほとんどは政治的な情報に興味があるのだろうと思うので、今日はテリー伊藤の「お笑い外務省機密情報」から少し紹介する。他人の書いた文章でブログを埋めるのも何だが、自分の書いた記事よりは興味を持たれているようだし、こうした情報が一般に広まるのは大いに意義があることだから、社会の向上のために縁の下の力持ちになろうというわけである。それほどたいした仕事ではないが。
*次に挙げる部分は、大使の生活の金銭面の話だが、その前の部分に、外交官という連中が、仕事らしい仕事をまったくせず、いかに遊んでくらしているかという話が延々と書いてある。あまりにも長いので、その部分は省略するが、そういう前提で次の部分を読むとよい。
われわれはまず、「大使は2~3年間で1億円が貯まる」というショッキングな証言を、ある民間企業関係者から聞いていた。
そして、関係者が全員「間違いない」と断言することがある。
それは、大使がその任期中、給料をほとんど使うことがなく、まるまる日本の個人口座に置きっぱなしにしていることだ。
大使は、「住」が公邸、「食」は公費でお抱えのコックか公費のパーティー、「衣」はタキシードさえあれば充分。人によっては、その「衣」も工夫して公費で落とす方もいるという。交際費は、もちろん公費。交通費は、運転手付きのベンツが自在に使えるから、必要ない。
生活費の一切が、実質的に税金で賄われるのだ。
だから、「特命全権大使」という高い地位に対して支払われる高給は、使う必要がない!
この給料は年齢などによって、もちろんまちまちだから、貯まる金額は一概には言えないわけだが、海外に何年かいるうちに1億円前後が貯まるケースは、やはり多いと思われる。
これに「海外赴任は大変なはずだ」という時代錯誤の前提に基づく、いろいろな手当、さらに現地や一時帰国した東京での講演会など副収入を重ねていくと、「人によっては2年弱で1億円を貯める大使も全然珍しくありません」(企業現地法人の元トップ)ということになる。(中略)それに海外にいる外交官は免税特権まで手に入る。
*こうした羨ましい生活のできる外交官になるには、残念ながら「外交官試験」に通らないといけない。これは外務省が独自に行う試験で、当然ながら身内の者を優先的に合格させるはずである。だから、外交官には二代三代にわたる外交官一族が多いのである。そうした連中は現代の貴族であり、仕事は現地採用の人間にすべてさせて、「良きにはからえ」とやって、自分たちは時々、外国に遊びに来る政治家や皇族のお世話をすればいいだけである。それ以外の日々は、遊んでいるだけである。海外に出た日本人がトラブルに遭った時、日本大使館にだけは頼らない(頼れない)というのは常識である。もしもそれが常識でない人がいたら、そうした事例を自分で調べてみることだ。 -
昨日は休日だったので、レンタルショップで借りてきたDVDなどを見たが、その二つとも古い時代劇で、一つは稲垣浩の「士魂魔道・大龍巻」、もう一つは小林正樹の「拝領妻始末・上意討ち」という、それぞれサブタイトル付きのいかにも二流作品っぽい物だ。もちろん、この両監督とも一流監督だが、これらの作品はあまり有名ではない。見て、なるほど、あまり評価されないわけだ、という気がした。「大龍巻」は、「隠密剣士」とか「仮面の忍者赤影」とかいったテレビ時代劇のように安っぽい感じが漂っているし、「上意討ち」は、「切腹」のように堂々とした始まり方だが、中盤は単調で、最後の10分は三船敏郎の臭い芝居が長々と続いて腰砕けで終わっている。
私は三船敏郎は大好きなのだが、彼を使いこなせるのは黒澤明だけだったのではないかと思っている。というのは、彼の演技には非常に頑固なところがあって、いかにも芝居くさいのである。特に、彼の剣戟は「真の剣豪とはかくあるべし」という思い込みでできていて、見ている方は、「またこれかよ」と言いたくなる。ところが、言うまでもないが、「椿三十郎」や「用心棒」における三船のアクションは、空前にして絶後のものであり、これは黒澤の的確な指示によるものだろうと思われる。なぜなら、ここに述べた4作品とも、殺陣は久世竜によるものだからである。 -
『大蔵省極秘情報』の続き。
大蔵「アメリカとの話が出てきたでしょう。そこは非常にダーティな部分であって、最近陸上自衛隊は多連装ロケットというのを装備した。それはさっきいわれた90式戦車よりずっと高いわけです。多連装ロケットというのは何かというと、パトリオットって話題になったでしょう、全然当らないやつ。あれ実は湾岸戦争で1発も当らなかったんだよね。最近明らかになったんだけど、1発もイラクのミサイルを落としていないんです。それでいてむちゃくちゃ高いわけです。当らないのはアメリカ陸軍もよくわかってるわけ。当らない、高いとわかってて、大蔵省は予算をつけて買った。なぜか。日米の黒い関係なんです、政治レベルの。要するに『アメリカだから黙って買いましょう。こんなものは駄目なんだけど買いましょう』ということがあるわけ。だから国民がアホな点はここにもあって、日米安保条約があるから日本は軍備しないで済んでいるんだ、とね。アホいうな。どこが安上がりなのか。1発も当らないものを値段の根拠もわからずに、大蔵省はおかしいといっても政治の圧力で買わなきゃいけない。本当に日本が国産で開発したらいくらかかるか計算したこともないんだから。すべては国民の無関心から出ているんです。」 (*下線部は徽宗皇帝による。)
*例の検察対民主党の問題で官僚が批判されることが多いが、大蔵省(今は名前が変わったが)の役人も、なかなか大変な立場のようである。「すべては国民の無関心から出ているんです」というのは、まったくその通りであるが、しかし、その無関心な国民を教育とマスコミによる洗脳で作ってきたのもアメリカと、その手下の日本の官僚ではないか、という気もする。 -
政治に興味のある読者へのサービスとして、テリー伊藤の『大蔵省極秘情報』からの抜書き。
*テリー伊藤は、最近はあまり評判が良くないが、かつては『お笑い大蔵省極秘情報』や『お笑い外務省機密情報』などで、官僚の実態を赤裸々に炙り出した功績のある人間である。それらは官僚の実態や政治の実態を教える貴重な資料として、故宮本政於の幾つかの本とともに、日本人全体の必読書と言うべきだろう。そして、こうした本は時々目を通して、記憶を新たにするのが良い。というのは、我々は日々の情報の洪水のために、真に有益な情報を忘れてしまうからである。ついでながら、日本の政治的実体を暴露する仕事をした人間は不審な死に方をすることが多いようだが、彼がいまだに無事にテレビに出ていられるのはめでたいことである。
*引用文中の「大蔵」とは匿名の大蔵官僚のことである。
大蔵「これははっきり言わせてもらうけれども、大蔵官僚ほど裏金を作らない人間はいないんですよ。残業代をまともにもらえない官僚はめちゃくちゃ裏金を作る。外務省も防衛庁も全部そうです。大蔵省の役人はほとんど作らない。作り方を知らない。(中略)ところが防衛庁プロパーの幹部というものは豪邸が建つ、裏金づくりを知ってるから。」
テリー「防衛庁は何か裏金作れそうだね。」
大蔵「もちろん作れますよ。防衛産業、つまり軍需産業がバックにいるんだから。(中略)今の防衛産業は、例えば三菱重工というのはどれくらい利益を得ているか。(中略)FSXというのは日本がこのあいだ作った新しい支援戦闘機、正式名称はF2になりましたけど、1機140億円で三菱重工製。ところが、あれに似たような性能の米軍機F16は1機20億円。7倍ですよ。三菱重工はボロもうけ。だから防衛産業は防衛庁に裏金をいくら渡したって全然屁でもないわけ。1機140億円ですよ。10機で1400億円。」
テリー「……。」
大蔵「1機140億円というのはどういうお金かというと、例えば老人ホームでいったら、高級なのが50ぐらいは軽くできる。幼稚園だって100以上できる。それが1機売るだけで入ってくるんだから、むちゃくちゃうまみがあるわけです。だから防衛官僚というのはいくらでも金がもらえるわけ。しかも国民が一切知らない。なぜ知らないか。はっきりいわせてもらうけど、国民がアホだからです。」
*途中を省略しても長くなってしまうのでこれくらいにするが、日本の政治がアメリカからの指示で動いていることを匂わせる発言など、ここよりも面白い部分は沢山ある。まだ本屋に出ているなら、買っておくべき本である。
*普天間の米軍基地移設問題が迷走しているのも、早い段階で一部の人間がすでに名護の移設予定地を購入してしまったからだろう、というのは誰でも想像できることである。政治の中心は常に金の取り合いの問題だ、というのはすべての人が常識とするべきことだろう。最初から国民の洗脳が目的の新聞やテレビなどから事実をつかもうとするのは馬鹿げた行為である。もっとも、そういう批判の目で見れば、報道の裏の真実が浮かび上がってくることもあるが。 -
私がよく見るホームページに「迷スカウトニュース」というものがある。これは、全国のアマチュア野球選手を観察して、そのプロ野球選手としての可能性を考えるというサイトである。いわば、知的なお遊びなのだが、実は、このホームページは本物のプロ野球のスカウトも参考にしているらしい。岡目(傍目)八目と言うが、業界の内部にいる人間よりも外部の人間が、専門の人間よりも素人の目の方が物事の真実を見抜けることも多いのである。
もちろん、実際にその仕事をやることと、その仕事について論じることは別の技能であり、株式投資アドバイザーが自分で巨万の富を得たという話はほとんど無いし、ビジネスアドバイザーが自分の企画した仕事で大成功したという話もほとんど無い。あるのは、偶然的に成功した人間が、その経験をもとにしてアドバイザーに転身したという例くらいのものだ。
「いい仕事がありますよ」「いい投資がありますよ」という誘いへの一番有効な拒絶は、「そんなにいい話なら、自分でやれば?」である。
「迷スカウトニュース」に話を戻すが、そのサイトの管理人、つまり主な記事の書き手である「蔵建て男」氏の眼力の素晴らしさを証明する事実がある。彼は、自分が見たアマチュア選手のプロ選手としての可能性をミシュラン風に星の数で表しているのだが、彼が星をつけなかった選手でプロ入りした選手も沢山いる。そして、それらの選手の中で成功した選手はほとんどいないのである。プロのスカウトたちは、この事実の前に恥じるべきだろう。もちろん、プロ入団前の評価と、その選手が大成するかどうかには多くの要素、たとえば球団としての育成体制の良否などもあるが、結果だけを見れば、蔵建て男氏とプロスカウトの眼力勝負は、おそらく7対3以上で蔵建て男氏の勝ちなのである。
で、この話の結論は何か。長い間、その業界で飯を食っているからといって、その業界のすべてについての能力があるわけではない。選手としての能力は監督やスカウトとしての能力とは別である、ということだ。これは野球界だけのことではなく、すべての業界に言えることである。
たとえば、辻正信は、下士官的能力はあったようだし、議論にも強く、度胸もあった。しかし、作戦参謀としての能力はゼロであった。そういう人間が日本軍全体の戦争作戦を支配していたというのが、前の戦争の敗北の一大要因であった。ああいう人間は軍曹程度でいればよかったのである。 -
昨日の来訪者は、このような無名ブログの平日の数としては多かったのだが、それは検察対民主党という時事的問題に関わる記事があったせいだろうか。
昨日紹介した森田実氏の本は、細川内閣誕生とその崩壊の頃に出されたものだから、ジャーナリスティックな意味では古い本のはずだが、そういう本を今読み返すと、新しい発見もあるし、当時は分からなかったことが、今になって意味を持つということもある。
官僚が新しい法律を作る時には、その中に、何食わぬ顔で官僚の利益になる要素が入っているというのは多くの人が知っているが、政党助成法という、まったく政党のためのように、あるいは政治浄化のためのように見える法律でさえ、実は官僚による議員支配のためのものでもあったというのは、驚きである。
事のついでに、現在の世界情勢と今後の進展についての私の基本的な考えを書いておく。
私は、アメリカの覇権は近いうちに終わると見ている。その理由は、アメリカが完全に石油に依存した社会であることだ。そしてアメリカの軍事力も石油に支えられている。軍艦にせよ飛行機にせよ戦車にせよ、石油を燃料としているのである。原子力空母のようなものもあるが、それは少数だ。となれば、石油が枯渇すれば、アメリカの軍事力は機能しなくなるということである。
だからこそ、アメリカは9.11事件を起こし、それをきっかけとして一気に世界を支配しようとしたのだろう。もちろん、イラクの石油を奪えば、しばらくはアメリカの石油事情を好転させることができる。
アメリカが世界の覇権を失ったときに、日本はどうなるのか。それについては、ここで言う必要も無いだろう。
では、中国が次の覇権国家になるのか? そうとも限らない。中国はこれから繁栄していくだろうという予想はできるし、中国との関係は日本にとって重要なものになるとは思う。だが、石油の枯渇で軍事力が意味を失うのは他の国にとっても同じなのである。つまり、軍事力による世界支配という事態はもはや起こらないというのが私の見通しだ。たとえば、大陸弾道弾で相手国に原爆を打ち込んで、相手国を消滅させることは石油無しでもできるだろう。だが、そうした行為に何の意味があるのか。放射能に汚染された利用不可能な土地を手に入れて、どうしようというのか。
だが、金による支配、情報による支配はこれからいっそう大きくなっていくだろう。中国がグーグルを拒絶したのは、グーグルの背後にある存在を見抜いていたからだろう。ある意味では、非常に賢明な行為である。(私自身、グーグルを利用することは多いのだが、それを通じて自分の情報がどんどん流出しているのは、よくわかっている。インターネットは支配者にとっても支配される側にとっても両刃の剣なのである。)
