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徽宗皇帝のブログ

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COVID19についての断想
「日経メディカル」記事で、2003年の記事だから、コロナ騒ぎに当て込んでの記事(研究発表)ではなく、信頼性はあるのではないか。
要するに、肺炎の発症を抑える効果があるのだから、肺炎の原因がウィルスだろうが細菌だろうが関係無く使える(信頼性がある)わけである。
ただし、接種したからと言ってCOVID19にまったくかからないとか重症化しないわけではなく、体質や年齢などとの関係もあるだろう。しかし、あらゆる社会生活をストップするという馬鹿げた行動にはどこかで歯止めが必要ではないか。「生活などはロボットに任せておけ」というほど世界はまだ進んでいない。
まあ、症状が出たら即座に出勤も登校も、できれば外出も自粛し、救急車が駆けつけて隔離施設に運び、それでもその後の生活が可能なように政治が経済的にバックアップすれば、社会の経済活動も日常の交遊活動も全面停止にしなくてもいいのである。仮にBCGにCOVID19への効果があるなら、日本は(経済面での)大恐慌にならずに済むのではないか。つまり、重症化するのが毎年のインフルエンザ程度の割合なら、インフルエンザと同じと思って生活していけばいいのである。もっとも、日本においても重症化する場合の速度が異常に速い印象はあるから、これはまあ素人考えである。ある程度の年齢だとただの風邪でも死に至ることはよくあるから、今回のコロナ騒動については、「感染」から「死」までが明瞭に視覚化されたために異常に速く感じるのではないか、とも思うが、これも素人考えである。


(以下引用)



2003.03.20

【日本呼吸器学会速報】 寝たきり高齢者へのBCGワクチンで肺炎発症の予防に効果


 寝たきり高齢者へのBCGワクチン接種により、肺炎発症の予防が可能になりそうだ。3月15日の一般口演「肺感染症12−肺炎球菌/ワクチン」で、東北大学老年呼吸器内科の大類孝氏(写真)が発表した。

 大類氏らは、高齢者介護施設に入所中でADLが低下した高齢者155人を対象とし、まずツベルクリン反応を行い、その結果に基づいて、陽性者(PT群)と陰性群にわけた。さらに、陰性群を無作為にBCG接種群および非接種群(NT群)に振り分けた。BCG接種群については、接種4週間後に再びツベルクリン反応を行い、陽転者を同定(CT群)、その後2年間に渡りそれぞれの群における肺炎およびその合併症の有無、入院率、生命予後などを追跡した。

 その結果、新たな肺炎の発生は、NT群では44例中19例(42%)に確認された。一方、CT群では41例中6例(15%)、PT群では67例中9例(13%)に確認されただけで、特にCT群ではNT群に比べて、肺炎の発症率が有意に抑制された(p=0.03)。

 これらの結果から研究グループは、「BCG接種は寝たきり高齢者において、肺炎予防効果があることが明らかにされた」と結論付けている。


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