株が高いというのはどういう意味かというと、生産活動によって生じた付加価値を、みんな企業が吸い上げて資本家に分配してしまうから。労働者が冨の分配に預かれず、結果として消費活動が衰え、社会は萎縮してしまう。ここで貧乏人にまでカネを渡せば市場は復活するんだが、欲の深い資本家は市場が低迷して稼ぎが減れば、底辺からもっともっともっと強奪して帳尻を合わせようとするので、ますます消費は低迷する。内閣府が発表した2019年10~12月期の国内総生産(GDP)の速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比1.6%減り、年率換算では6.3%減少した。昨年10月の消費税率引き上げに加え、天候不順が個人消費や住宅投資を冷やしたためだ。 アベ政権下で、株価は上昇し、賃金は低下した。つまりはそいう事だ、労働者が得るべき所得は、企業の配当となって消えた。カネはどこかに貯め込まれ、使われないまま腐って行く。 |
ネットゲリラ氏による日本経済の現況解説が簡単明瞭である。「株価が高いから経済は好調」という大嘘を馬鹿な連中は信じ込んで、ここまで来た。まあ、そもそも、「政府の自作自演の株価」を信じる時点で馬鹿である。政府自体が株(平均株価を決定する幾つかの大企業の株)を買って株価操作をしていることなど、第二次安倍政権発足当初から知られていたことだ。
(以下引用)
(以下引用)
金の亡者が金に釣られて金の成る木を枯らした
PR
コメント