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徽宗皇帝のブログ

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NHKの朝鮮(韓国)ヘイト番組の背景
例のNHK広島のネトウヨ発想の番組で、資料とされた新井氏のインタビューである。

(以下引用)


新井俊一郎さんの一問一答

 75年前の実在の人物の日記をもとにツイッターに投稿するNHK広島放送局の企画「1945ひろしまタイムライン」が、「朝鮮人」についてのツイートをめぐり「差別を助長している」などと批判を浴びた。モデルとなる日記を書いた被爆者の新井俊一郎さん(88)=広島市南区=が朝日新聞の取材に応じ、NHKとの間で企画内容についての認識に食い違いがあったことがわかった。若い世代に戦争体験を届けようという試みだが、難しさも浮き彫りになった。詳しいやりとりは次の通り。

 ――「大阪駅で戦勝国となった朝鮮人の群衆が列車に乗り込んでくる」という8月20日のツイートが問題になりました。「こういうツイートをします」という事前確認は。

 全くありません。第一、この言葉は、私の日記のどこにもありません。私の手記やNHKによるインタビューでは、似たような表現をしています。75年前の私のこととして。

 ――「朝鮮人の奴(やつ)らは『この戦争はすぐに終わるヨ』『日本は負けるヨ』と平気で言い放つ」という6月16日のツイートも問題となっています。

 朝鮮人の「奴ら」とかは一切話をしておりません。「軍国少年」シュンちゃんの日記だから、子どもたち(投稿を担当した高校生たち)がそういう表現で書いたのでしょうが、朝鮮人と論争になったとか、侮蔑的な思いで眺めたとか、そういう話も一切していません。いわんや、この言葉をネットに載せるなんていうことは、事前の承諾がないんですから。

 私の友人が「ネットが炎上しているらしいぞ」と連絡してきたんです。私からNHK側に「なんか大変なことになっているが、どうなってるんだ」と問い合わせて、初めて反応がありました。

 ――投稿を担当する高校生たちと新井さんが日記について話し合う「ワークショップ」は、何回くらいありましたか。

 2月に初めて彼らと対面し、直接対面は2、3回。それからコロナが問題になってきたので、画面を通じての(オンラインでの)ミーティングになった。画面を通じての話し合いは2、3回はあったでしょう。

 ――基本的に1945年の日記と同じ流れで、2020年の同じ日に毎日つぶやく。一つ一つのツイートの、新井さんによるチェック作業は。

 そんなことしていたら私、(自分の)仕事ができません。初めから「そんなことはできない。NHKが責任持ってやって」と言っているわけです。4月に最初の番組を放送した途端、内容に疑問を持ったので、「新井の日記をシュン日記として出すのは、私の日記の偽造では」と言った。すると担当者が、「新井さんの日記を原作として、子どもたちと一緒に創作をしている」と言った。私はそんなことを許した覚えは一切ないと激怒しました。すると担当者は、「創作」という言葉は使いませんでしたが、「つぶやきという形で、子どもたちの思いを書き加えたものを投稿させてもらいたい」と言い、私は認めたんです。歩み寄ろうと。「75年前の軍国少年の日記だと子どもたちにしっかり認識させた上で、子どもたちの言葉で書くのならば認めます。NHKの責任でやってください」と。これは私の責任だと思っています。あそこで歩み寄っていなければこんな事態は招いていません。

 ――「シュン」のアカウントの紹介文には、「75年前の中学1年生、新井俊一郎さんの日記などをもとに、今の広島の10代が想像をふくらませ、シュンとして伝えます」とあります。新井俊一郎の名前がある。

 そうなんですよ。だから私の同級生はみんな「お前あんな日記書いてたんか」って。

 ――75年前は軍国少年だった。それを2020年にありのまま伝えるのはなかなか難しい。

 はい。私は、私の日記についての子どもたちの感想とか、評価とかいうことをやっていく番組だと思っていた。

 ――ツイッターについてきちんと理解する必要がある。これまでのワークショップで、ツイッターなどSNSの専門家の方が介在したことはあったか。

 聞いていません。SNS関係、私も素人で分かりにくいから、説明を聞いたこともなければ、SNSの専門家を見たことももちろんありません。

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