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徽宗皇帝のブログ

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これからの日本のグランドデザイン 本論(1)産業と経済
今回の記事タイトルでは「産業と経済」としたが、論じるのはグランドデザインの7)である。



7)産業構造を変える。具体的には第一次産業を振興し、所得構造を変える。さらに具体的には、労働分配率を大きく上げ、国民平均所得を5割アップ、最低所得を倍増させる。


さて、これは「易しい問題だ」などと見得を切ったが、「いかにしてカネを得るか」が日本の上級官僚たちの頭を悩ます最大の問題であることは言うまでもない。
ただし彼らが考えているのはあくまで「政府財政」の問題、つまり、いかにして政府の赤字を減らし、黒字にもっていくか、だけである。その答えが「増税に継ぐ増税」「福祉予算その他の弱者援助カット」であることも誰でも知っているだろう。つまり、「国民を犠牲にすることで政府および上級国民の財布を救う」という答えだ。www
まあ、だから上級国民は国民の敵だ、となる。では、本当にこれしか解決策は無いのか。そんなはずは無いだろう。簡単な話、第二次大戦の敗戦後、日本は「何も無い」ところから立ち上がり、見事に復興したではないか。それを考えると今の「政府赤字」など、バクチ狂いの旦那が大邸宅に住みながら「金が無い、金が無い」と騒ぐようなものだ。
とは言っても、「これから必ず儲かる新産業」のアイデアが私にあるわけではない。
経済の原則は国家財政も家計も同じことで、「入るを図り、出づるを制す」であるのは永遠の真理だ。日本政府が赤字になっているとすれば、それは「膨大な無駄遣い」の結果であるのは自明だろう。そして、その無駄遣いは「福祉予算」などではなく、海外援助、公務員給与、医療費などであるわけだ。福祉予算などは、「国民の生命を守る」という、政府の最大の役目のための予算なのだから、現在でも少なすぎるほどである。では、医療費も同じか、というと、ここには膨大な無駄があることは誰でも分かるだろう。つまり「不要医療」の問題だ。だが、ここでは詳述しない。教育でも国政選挙でも膨大な無駄があるが、それも詳述しない。とりあえず、そうした「財布の破れ目」を直しておかないと、いくら収入があっても赤字になる、とここでは言っておくにとどめる。
ここで論じたいのは、「いかにして入るを図るか」である。国全体として、収入を上げる方法はいったいあるのかどうか。難問だが、考える意義は大いにあるだろう。

(パソコンの操作ミスで、書いたものが一瞬で全部消える、という事故をたびたび経験しているので、書いた小部分ごとに記事を上げ、逐次追加していくことにする。間違い箇所の訂正も逐次行うことにする。なお、記事はネットに上げたものしか「保存」されていない。ネットに上げれば、どこかには残るだろう、という考えだ。)




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