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徽宗皇帝のブログ

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「金融資本主義」が詐欺制度であることの簡単な証明
前回の「あっしら」記事との関連で、数日前の私の記事の小論部分を自己引用しておく。
つまり、近現代の「金融資本主義」は詐欺制度だということである。

(以下自己引用)

金融業(金貸し)というのは洋の東西を問わず昔から嫌われていた。それが現代では一番人気の職業になっていたわけだ。では、昔と今とどちらが正しいのか。
これを「極限思考」「モデル思考」で考えてみる。

1:社会の貨幣量が不変だとする。そこに金融業が存在する場合、長期的に考えると、利子の存在によって貨幣は常に金融業者にのみ流れる(金融業者の「資本」は減少せず、利子所得が増えていく)ことになる。つまり、社会は金融業者のみが豊かになり、その他の人々(現実労働を行う人々)はすべて貧困化していくのである。
2:貨幣量が変化する場合を考えてみる。上記の事情により貨幣が金融業者にのみ集まると社会全体にとって不便なので、政府が新たに貨幣を発行(増量)したとすると、社会全体は貨幣価値が低減し、インフレ状態(物価高)になり、人々は窮迫生活になる。
3:つまり、貨幣量が不変でも変化しても、利子(金融業者の武器)の存在によって、金融業者のみが豊かになり社会全体は貧困化するという「法則性」があることになる。

上記の理屈を言語化しなくても、直観的にこの「法則性」を感じ取って、イスラム教のような「利子禁止」社会が生まれたのだろう。これが、十字軍の昔から現代までDSがイスラム社会を敵視した根本原因だと考えることもできるのではないか。
ユダヤ人マルクスの「資本論」の欠陥は、金融業者(ユダ金)という存在の悪質性・社会的病菌性を無視・隠蔽していたところにあるとも言える。
では、社会からこの「病菌」を無くすことは可能か。簡単である。政府が庶民に無利子でカネを融通すればいいのである。借りたカネを返さないものは罰すればいい。それだけだ。たとえば「公民権の停止」などの処罰である。

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