神戸市長田区で市立名倉小1年、生田美玲さん(6)の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された無職君野康弘容疑者(47)の自宅の浴槽の下から包丁1本が見つかっていたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。


 浴室からは血液反応や女児の血痕が確認されており、兵庫県警は死亡の経緯を捜査するとともに、包丁が遺体の切断に使われた可能性が高いとみて調べる。


 捜査関係者によると、包丁は9月末に家宅捜索をした際に、浴槽の下の隙間で見つかった。


 3日に接見した弁護士によると、君野容疑者は黙秘を続けている。