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徽宗皇帝のブログ

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アメリカが「暴力国家」であることは、新大陸侵略の最初から決定事項
先ほど、寝床の中で読んでいた小説の中でアメリカの独立戦争に少し触れていたので、そこから思索が飛躍し、「なぜアメリカは独立戦争で勝てたのか」という問題が頭に浮かんだ。
そして、その解答として出て来たのが、「アメリカは最初から暴力社会だったからだ」というもので、良い言い方(?)をしたら、「法による暴力規制が有名無実だった」からである。要するに銃が規制されていなかったわけだ。これは現在でも同じである。

アメリカの人間(すべての家に銃がある)を英国政府が法で規制しようとするなら、アメリカの人間に匹敵するくらいの人数が必要だろう。英国の軍隊の全員を送っても、そこまではいかない。しかも、アメリカ国民(まだ建国されていないから、国民とは言い難いが)は、実は荒野や森林の猛獣やインディアンとの戦いのために、ほとんど「国民皆兵」状態だったのである。つまり、銃装備に関しては、イギリスの軍隊を上回っていたわけだ。となると、後は「組織力」を形成して「組織的戦闘」をやるだけで、アメリカ側がイギリスに勝つことは、実は容易とも言えたわけだ。べつにワシントンが軍事的天才だったわけではない。ワシントンでなく別の人間でも良かったわけだ。
で、独立戦争での「成功体験」が、アメリカをさらなる「暴力信仰」の国にしたわけだ。それを抑制するのがキリスト教だったわけだが、そのキリスト教の根底にはユダヤ教があり、それは「ユダヤ人以外が動物・家畜であるという思想」を内蔵しているから、キリスト教が無力化していくにつれて、ユダヤ教の性格が露出してきた、とそういうことだ。
ついでに言えば、アメリカの「暴力信仰」は「銃信仰」であり、銃を持つ権利は憲法で保障されている。そういう国なのである。これは、インディアンとの闘争や独立戦争での勝利体験がアメリカ人の精神の基盤を形成しているからだろう。
これもついでに言えば、アメリカとイスラエルは「白人(自民族)優越思想」において精神的双子である。だから、親和性が高いのだろう。(イスラエルが本質的には「白人支配国家」であることの認識が、ほとんどの人には欠如している。)


これまたついでに「人数の力関係」面から言えば、なぜ商人は肥大化するかと言えば、たいていは脱税によるものであり、脱税を政府が把握することは役人の数と作業能力から言って原理的に不可能である。これは、国民大多数が本気で政府に反抗したら、その反抗を抑えるには反抗国民と同数の官僚(公務員・政府側人間)が必要だ、という話だ。したがって、納税を管理する場合、「管理できる部分(弱者や正直者)」だけを管理することになる。たとえば、暴力団は税金を納めているとあなたは思うか? www

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