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徽宗皇帝のブログ

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ゴルバチョフ、安倍、エリザベス
「Deeply Japan」の8月末の記事で、少し古いが、ゴルバチョフ死去に関して冷静な見方をするのではないかと期待して読んだら、まさにその通りであったww ゴルバチョフ信者の「世に倦む日々」氏に読ませたい記事である。
私は国家とは国民のことだ、という思想であり、国民のためになる政治家だけが立派な政治家だ、と思っている。その点で、ゴルバチョフは国家を破産させた最悪の政治家であり、スターリンのほうがはるかにマシである。ヒトラーでさえ、あれほどの戦争狂でなければ、国を破滅させはしなかっただろう。つまり、ゴルバチョフはヒトラー以下である。なぜなら、ヒトラーが政治実権を握った時点でドイツは既に破産状態であり、ヒトラーはそれをプラスに戻した後、最後はゼロにしたわけだが、ゴルバチョフはプラス状態から一気にマイナス状態にしたわけだからだ。オバマと同様に、言っていることとやったことが完全に食い違う、口先男である。

この数ヶ月で、安倍、ゴルバチョフ、エリザベス女王と立て続けに死に、時代の終わりを感じさせる。安倍は個人として一時代を作った政治家ではないが、戦後日本の政治の正体が彼の死であからさまになったという点で時代の終わりを画したわけだ。
なお、私はエリザベス女王もスキャンダルまみれの英王室を作った責任者として、まったく評価していないし、何も業績は無いと思っている。しかし、英国の看板として、あるいは英連邦の象徴としての意味はあっただろう。チャールズ皇太子(新国王)の代で英王室は終わるような気がする。まあ、その後に来るのは混乱と無秩序だろう。下手をしたら暴力革命もあるかもしれない。で、革命で英国が良くなる可能性はあまりなさそうだ、と私は見ている。革命のほとんどは、革命指導層の新たな権力維持装置としての政府を生じるだけだからだ。

(以下引用)

ゴルビー死去、ショルツEU拡大万歳、自民ムーニーとの関係断絶を言い出す

2022-08-31 16:48:31 | WW1&2
この一週間も国際情勢はいろんなことがあって大忙し。8月の夏休みを過ぎて9月の激動を迎える時期だからなんでしょう。
例年注目が集まるが今年は特に注目が集まった、中央銀行総裁らによるジャクソンホール会合で決まった方向性が、大忙しの政策変更の呼び水になっているところも大有りだと思う。
ジャクソンホールの米欧中銀当局者、痛み覚悟しつつ利上げ推進で一致
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は26日の講演で、今後の金融政策の道筋はインフレ抑制に伴うコストとして残念ながら消費者と企業に痛みをもたらすだろうと述べた。 
つまり、だらだらやってきた異常な金融緩和路線は終わりになるということ。この路線が利益になった人たちにとっては大わらわ。
したがって、ダボスな奴らは大変な事態になっているだろう、と私は思う。
上のブルームバーグの記事についていた写真。左がパウエル議長、真ん中が
ブレイナード副議長。
実に意味深な写真をさりげなく付けたんじゃないのか、など思った。つまり、この議長と副議長がそれぞれ別の方向性(あるいは利害)を持っていた、のではないのか、ということ。
それはともかく、ここ1週間ぐらいの出来事をメモしておく。

一昨日は、ゼレンスキー率いるウクライナ軍がヘルソン・ニコライエフあたりで攻撃をしかけたが失敗。大きな犠牲者が出た。多分、この半年で単日の犠牲者数では最大ではないのかしら。


ザポロージャの原発にIAEAが査察に行くことになった。ロシアが原発を攻撃していると3月から西側で報道されているわけだが、なんでそんなことしないとならないの?なわけで、この原発については、何があるんだろう・・・でしょう。

IAEAの調査チームには英米の専門家が入っていないというのも意味深。入れてもらえなかったんじゃないのか。
グレートゲーム率いるイギリスの代表紙「The Economist」が、
Are sanctions on Russia working? 
(対露制裁は機能しているか?)
という記事を出したというのがちょっとした話題になった。ロシアにじゃなくて、西側、殊にヨーロッパの方に「効いて」るぜ、と半年前から知ってる人が多数いる中、対ロシア強硬派の一角も嘘に限界があると見えて、一応、今気づいたみたいなことを書き出した。
しかし、世界一の大馬鹿、不実のアルビオンことイギリスのことだから、油断すべではない。屍にしゃぶりつくような奴らだ。

30日、ゴルバチョフ死亡。ゴルビーはもう長いこと病気だった。
現在のロシアは、プーチンが過去20年かけて話の整理をしていっているので、ゴルビーはもうすっかり過去の人で、殆どの人にとっては悪人、愚人、名前も見たくない、って感じじゃないのかしら。
現在のロシアの基調の1つはここらへんではなかろうか。2018年あたりにこんなことをプーチンが言った。
ロシアの最大の誤りは、アメリカを信じすぎたことだ、と。
Putin Slams US: "The Biggest Mistake Russia Ever Made Was To Trust You"
http://www.zerohedge.com/news/2017-10-20/putin-slams-us-biggest-mistake-russia-ever-made-was-trust-you
参考:
ロシア分割・弱体化を望んだ西側の賭け


ドイツのショルツ首相。チャーチルばりのことを言って発奮しているらしい。ウクライナ、モルドバ、グルジアをEUに入れるプランをまだ高らかに語ってる模様。
https://vz.ru/world/2022/8/31/1174941.html


自分ちの国民の生活を多少でも心配したらどうなんだ、と他国民さえ思う状況だが、ドイツ首相たるもの、国民の生活が第一などという政治は政治ではない、なのかもしれない。稲田の友なのかも。
国内では、岸ポンが、
自民党、旧統一教会との関係断絶 岸田首相が陳謝
とか言い出してる。自民党は党として関係ないとか抜かしていた茂木はどう言うんだい?
統一協会の問題は、霊感商法、個人の自由意思を無視した集団人身売買みたいな合同結婚といった、まったき人権侵害の問題だけでも十分にこの集団を解散させる価値はある。
だがしかし、政治となった時には、勝共連合としてのダークな部分が非常に重要で、だからこそ自民党はここを重宝した。創価学会、勝共連合は自民党のパートナー。
ということなので、創価学会も落ち着いてはいられないだろうし、そうであれば、大阪は大揺れ必定。
■ オマケ
だいたいにおいて、まずはここらへんから見ていくことが求められるんだろうなぁという感じを持つ。
ベルリンの壁の崩壊:ナチ・リベ勃興の日 
右も左もなく、へんちくりんな歴史修正主義者の楽園になってる西側は、目覚めることすら覚束ない。
でもって、西側の凋落は、(類型として)ウィロビーみたいな奴らに政治を預けたらcivilizationが破壊されるだろう、とは考えもつかなかった奴らが主導権を握ったところから始まった、ということじゃなかろうか。
ファシズムとの戦い変じてファシズム内左右となる

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